【魔法少女】水野亜美ちゃんの魅力

こんにちは、唐梨です。
今日は水野亜美ちゃんの魅力について書こうと思います。
それでは早速いってみましょう。

水野亜美ちゃんとは

亜美ちゃんお誕生日おめでとうっ🎂🎉✨
賢くって可愛くって水泳も得意なのに、全然鼻にかけず謙虚で努力を怠らない亜美ちゃんは憧れです💕#水野亜美生誕祭2020 pic.twitter.com/CaZuIQ8Xqv

— 唐梨花梨 (@RinSuzuBell) September 10, 2020

『美少女戦士セーラームーン』のメイン人物の一人。
初登場時は区立十番中学校2年生。
その名の通り、水星を守護に持つセーラーマーキュリーに変身します。
決め台詞は「水でもかぶって反省しなさい！」。

ちなみに中の人の声優さんは久川綾さん。のちに『カードキャプターさくら』でケルベロス役を演じ、『ハートキャッチプリキュア』で月影ゆり/キュアムーンライト役を演じていらっしゃいます。「亜美ちゃん＝ケロちゃん＝ゆりさん」と思うと、声優さんの表現力って本当にすごいなぁといつも思います。

IQ300の天才美少女

亜美ちゃんはIQ300の天才です。学校の成績も、学内どころか、すっ飛ばして全国模試で1位。しかも母親は医者で、ダイヤをたくさん持っていたり、超高級マンションに住んでいたりと、裕福な恵まれた家庭で暮らしています。

(そもそも『美少女戦士セーラームーン』のモデルとなる舞台が東京都港区麻布十番なので、登場人物はみんなわりと裕福な人が多い。その所得のすごさに気づいたのは大人になってからだけど。笑)

そして亜美ちゃんがすごいのは、親から言われたからとか、いい子ちゃんでいなきゃとか、そういう理由ではなく、純粋に勉強が好きだという点。もちろん母親の姿に影響を受けてとか、登場初期は「勉強しか取り柄がないから」と悩むシーンもあるものの、以降は基本的にずっと自分の意思で好んで勉強しているのです。

亜美ちゃんの好きな食べ物はサンドイッチなのですが、その理由は「食べながら本を読んだりできるから」という非常に合理的なもの。そのほかにも、好きな教科は数学、趣味はチェスといった風に、どう見ても理系人間なスーパー才女、それが水野亜美ちゃんなのです。

穏やかで優しい性格

なのに！！！ここまで書くと、さぞガリ勉でキツめで高飛車な性格なんだろうという気もしてきますが、亜美ちゃんは穏やかで優しい性格なのです！！！ぜんぜん威張らない！！！

冷静ではありますが、控えめで落ち着いた女の子。でも芯はしっかりある。能力も性格もいいとは、亜美ちゃんに穴はないのか？と思えてきます。

すさまじい男性人気

そんな亜美ちゃん、男性諸君からすさまじい人気を誇っていました。「はいはい、漫画の中だからでしょ」と思ったそこのあなた、違います。もちろん漫画の中でも美少女設定ですが、亜美ちゃんは現実世界のリアル男子から大いにモテていたのです。どれくらい人気だったかというと…

💡月刊アニメ雑誌『アニメージュ』にて行われる好きなキャラクター投票で、主人公をさしおいてトップ3にランクイン。
💡同じく『アニメージュ』にて単独で表紙を飾る。
💡同じく『アニメージュ』にて亜美ちゃん単独の特集が組まれる。
💡ついには亜美ちゃんが主役のスピンオフ映画『亜美ちゃんの初恋』が公式で制作される。

というくらいに人気だったようです。もちろん『アニメージュ』の読者がみんな男性というわけではないので、一概には言えません。でも、それはそれとして、大人になって亜美ちゃんを見ると、たしかに亜美ちゃんって男ウケする要素が濃縮されてるよな〜とは思うのです。

亜美ちゃんと男ウケ

じゃあ私はどこに男ウケ要素を感じるのだろうか、と思い、以下に分析してみました。

💡めちゃくちゃ頭が良い。
💡なのに控えめで恥じらいもある。
💡元が理系人間なので、感情的になりにくい(メンヘラとは程遠い)。
💡マウントとったりしない優しさがある。
💡顔立ちもタレ目で温和な雰囲気のため話しかけやすい。
💡真面目でしっかり者で努力家。
💡と思いきや、真面目ゆえの天然な部分もある。
💡ボーイッシュ系ではなく、清楚系なショートカットヘア。
💡ぶりっこやラブレターが苦手なため、サバサバしている、かつ初々しい。
💡と思いきや意外とメンクイでミーハーな一面も。
💡ごくまれに見せるお茶目な笑顔が超キュート(以前Twitterでお見かけした、こちらの方のツイートに全力の共感しかなかったので、引用させて頂きます)。

セーラースターソングの亜美ちゃん可愛いすぎるんだよなぁ。

向こう向いて参考書読んでお勉強してるのかな、からの振り向いて実はアイス食べてました♪ってのがあざと可愛いすぎる#全セーラームーン pic.twitter.com/zl6KntqL5s

— 綾【ゼロ速】 (@saebaaya753) December 5, 2020

うん、これは男性人気が出るのも分かります。納得の可愛さ。顔が可愛いのはもちろん、性格が可愛い。かつてタレントのしょこたんこと中川翔子さんが「男は黙ってマーキュリー」という名言を残されましたが、本当にその通りだなと思います。

なお、ここで主人公のセーラームーンこと月野うさぎちゃんについて補足を。
勝手な推測ですが、うさぎちゃんより亜美ちゃんが投票順位が上だったのって、単純に『アニメージュ』の読者層が子ども向けではなかったから、ってのもあると思います。
というのも、そもそも『美少女戦士セーラームーン』は『なかよし』で連載されていた漫画です。それでいくと、主人公は女児ウケするキャラクターデザインになるのも必至。
うさぎちゃんのトレードマークである、あの長くて綺麗な金髪のお団子ツインテールは確実に女児の間にセンセーションを巻き起こしたし、憧れでした。
うさぎちゃんも相当な人気、いやむしろうさぎちゃんこそセーラームーンのアイコンにしてシンボルでしょう。
とにかく、『アニメージュ』の順位とうさぎちゃんの人気は必ずしも連動しないことを捕捉しておきます。

男ウケというより人類ウケでは？

でも。ここで私は思うのです。今までさんざん男ウケだの女ウケだの言ってきましたが、前述の亜美ちゃんのモテ要素って、普通に男女両方からモテる要素ではないかと。

だって亜美ちゃんのこと嫌い・苦手っていう女子はなかなかいないんじゃないかと思うのです。物語登場初期は、そのお勉強ができすぎる点から孤立している風でしたが、それは打ち解ける前に「頭が良すぎる水野さん」のイメージが勝手に先行していたからであり、亜美ちゃん本来の性格を知れば、誰でも天使だと思うだろうと。

それに、亜美ちゃん自身がぶりっこやラブレターが苦手な性格ですし、どう見ても女のあざとさは駆使しないタイプです。ちゃっかり男性アイドルのファンクラブに入るミーハーな一面はあれど、女の敵にはなり得ません。絶対カマトトぶらない。

まぁその代わり、ナチュラルな存在そのものの可愛さが発動されているので(このへんが『アニメージュ』で人気を席巻した理由と思われる)、意図的にあざとい子よりもある意味タチが悪いかもしれませんが。「私はそんなつもりじゃなかったのに、言い寄られてしまう」が起こりそうな人物ナンバーワンな気がする。笑

とはいえ！それでもやっぱり、同性からの反感は買わないくらいには、亜美ちゃんの性格はめちゃくちゃ良いと思う。やっぱり男女両方の人類モテです。

つくりものの養殖ではなく天然で、ここまでできるのは本当にすばらしい人間性だと思うのです。そんな亜美ちゃんみたいな女の子に、私はなりたい(その考えが浮かぶ時点で既に養殖なことは棚に上げることとする)。