【日記】目指すは花ゆめヒロイン〜なりたい憧れの女の子像〜
こんにちは、唐梨です。
今回のお題は『花とゆめ』に出てくるヒロインについてです!
『花とゆめ』とは?
『花とゆめ』 とは、1974年創刊の漫画雑誌。
私は小さい頃から『りぼん』『ちゃお』『なかよし』『マーガレット』『少女コミック』『別冊フレンド』などなど、基本的に目の前に差し出されたものは何でも読むタイプだった。
どーーーしてもこの作品やこの作家さんが好き!!!というのはあまりなく、ミーハーな超雑食だったのである。
それでもこの『花とゆめ』だけは「好きだなぁ、読んでいて楽しいなぁ、早く続きが読みたいなぁ」と贔屓の感情が湧くのである。
花ゆめのヒロインの特徴とは?
それはなぜか?
ひとえにヒロインの魅力に尽きると思う。
なんか、花ゆめヒロインって、他の少女漫画雑誌のヒロインとは方向性が違う気がするのである。
そう思う要素を、以下に箇条書きで列挙してみる。
総じて、母性と男前が共存した包容力があるのだ。
かといってサバサバ系かというとそうでもなく、自分ができないことは認めて周囲に依頼する素直さもある。
いやむしろ、一生懸命さに周りがサポートしたくなるため、応援される力はかなり高い。
人から頼られるのも器だが、人に頼るのも器、という意味で、本当の意味でリーダーシップがあるのだ。
花ゆめヒロイン当人たちに、人の上に立つつもりは全くないだろうが、人が仰ぎたくなるような、拝みたくなるような、祭り上げたくなるような魅力を持っているのが彼女たちなのである。
(※ここで主人公補正がどうとか言い出すと無粋なので、この記事では触れません。笑)
(※『花とゆめ』は異世界モノや古代モノが多いから、現代の現実世界モノが多い他雑誌と比べたらそりゃ神格化されやすいだろ、というツッコミも野暮なので、この記事では触れません。笑)
好きなヒロイン語り
『花とゆめ』には、私が大好きなヒロインがたっっっくさんいる。
こんなにもぶっ飛んでて、のびのびしてて、いきいきしてて、問題解決能力が高すぎる姫君がいるなんて!と衝撃。
『なんで素敵にジャパネスク』の瑠璃姫。
今更私が語るまでもない、あのバイブル的名作の、みんなの心の拠り所。「天使」「聖母」「清らか」という言葉は彼女のためにある。
『フルーツバスケット』の本田透。
最初の甘やかされっぷりからの変貌がすごい!!!ぐっと惹き込まれる目力に、圧倒的な華とカリスマ性。
『暁のヨナ』のヨナ。
ごくごく普通の女子高生。なのに複雑な家庭環境をしょいこんでて、なのに底抜けに明るい、それゆえにまぶしい。まっすぐ巴を慕う様も、やっぱりまぶしい。
『神様はじめました』の桃園奈々生。
ど庶民出身のど根性娘!そして小動物的な愛らしさ!見た目も可愛いけど、それ以上に性格の可愛さが際立つ!性格美人って本当にあるよなぁと思わせてくれる。
『狼陛下の花嫁』の汀夕鈴。
少女漫画にこんなにスルースキルが高くて、テンションが低体温なヒロインがいるなんて!でも、仲良くなっていくうちに不器用で可愛らしい部分が見えてくるギャップ。
『桜蘭高校ホスト部』の藤岡ハルヒ。
透に同じく「天使」「聖母」「清らか」という言葉は彼女のためにある。どんなに心が荒んでいても、彼女に会えば毒気を抜かれること間違いなし。理想のお姉さん像の究極の形。尊い。
『LOVE SO LIFE』の中村詩春。
男勝りだけど決して品は失わず、イケメン美人。それは心根がまっすぐで美しいから。美しさは表面だけじゃなくて、内面のメンタリティと密接に関係していると確信させてくれる。
『それでも世界は美しい』のニケ。
全てのパラメーターが平均以上のハイスキル持ち。しかも心も美しい。穴がない。そりゃ王子様も射止めるわ、とナナメに思ってしまいがちだが、そんな嫌味も感じさせない不思議な魅力の持ち主。「あるがまま」「自然体」で、人より人生何周かしてるんじゃないかと思わせる清涼感ある爽やかさ。
『赤髪の白雪姫』の白雪。
他にもまだまだたくさんあるが、今回はここでおしまい。
きっと一生かかっても彼女らの境地には至らないだろうけれど、少しでも彼女らの要素を吸収して追いつきたい。
花ゆめヒロインは私の永遠の憧れだ。