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力の種類(物理)

力の種類は
・物理で説明できる力
・物理で説明できない力
に分かれる

物理で説明できる力は

①慣性力
②重力
③作用・反作用力

これらに対し
物理で説明できない力がある
それが合気道のテーマである「呼吸力」となる

呼吸力をよく理解するためには
それ以外の力について理解しておくと有効である

①慣性力

物理の定義より
「慣性力」とは
質量が慣性を持つためにあらわれる見かけの力

「慣性」とは
止まっているものは止まり続け
等速度で動いているものは動き続けようとする性質

人でいうと
走ってきた人がぶつかるときに感じる力
走っている人を止めようとすると大変
このときの力は慣性力が働いている

例えば、
・タックル(ラグビーなどの)
・体当たり
になる

この力は
体重が重いほど
スピードがあるほど
大きくなる

②重力

物理の定義より
「重力」とは
地球の引力と自転による遠心力の合力
になる

人でいうと
体重を使った動作になる
例えば、
・体を上にかぶせて押さえる
・体重をかけて押さえる
など
当然
この力は
体重があればあるほど大きくなる

③作用・反作用の力
物理の定義より
2つの物体が互いに作用しあう場合、互いに及ぼす力は大きさが等しく反対向きである

人でいうと
踏ん張りあうこと
 
例えば
人に対し
両足で踏ん張って押す
これは
両足の筋力を伸縮させることで
地面の摩擦力
抗力の反力
を使っている
それと相手を押すことで腕から反力を受けている

この力は体重を利用しないときは
筋力が強いと大きくなる

これらを踏まえておくと
呼吸力がよく理解できてくる

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