AIについて学んでみた②

この前は第1章:人類VS機械でした!
AIについて学んでみた①|りん #note https://note.com/rinrinshi0198/n/nb7306f9cbb75

第2章:人工知能はどのように進化するのか?

つまり、どこまで人間に近い知能を持つことができるのか?ってことですね。。。
私はなんとなくAIって聞くと現在はあることに特化しているだけなので、人間の役に立つけど、もし将来人間の知能を超えたら人間が働く必要がなくなり、ロボットに支配される世界になるイメージです、これはターミネーターの影響でしょうか?笑

まず、AIと人間の大きな違いとしてあげられるのは、"自ら学ぶことができるかどうか"です。
いままでのAIは、人間によって教え込まれたことしかできませんでした。しかし、2006年に考案された「ディープラーニング」によって、AIが人間に教え込まれたパターンだけでなくて、自らの視覚情報から物体のパターンを認識できるようになります。難しいですよね、、、
例えば、子供は生活を通して、🚶‍♀️の形をしていたら「人間」であると認識しはじめます。これは自分で「人間」の特徴を見つけだせるから出きることなのです。しかし、2006年以前はAIに人間の形を教えないと、🚶‍♀️は「人間」と認識できませんでした。しかし、2006年以降、たくさんの猫と人間の写真をみせるだけで、「人間」を抽出できるようになったということです。

このディープラーニングというのができたのは、AIの発展に大きな影響を及ぼしています。
だって、

人間がパターンを教えなくても認識できる=AIは勝手に賢くなれる

ということなんです!!!

つぎの人間との大きな違いとしてあげられるのは"抽象的な概念への理解"です。筆者は「生命の壁」と表現し、言語の壁と身体知に大きくわけています。言語の壁とは、AIが意味もわからず小説などを書くことはプログラムさえつくれば今でも可能ですが、🍎、🦍などの簡単な概念は理解(先ほど述べたように視覚情報からの抽出)することができても、「自由」とか「権利」などといった、曖昧で直感的な感覚は辞書的に意味を覚えることはできても、本質的に理解することが難しいということです。
身体知とは、AIには感覚がないため泳ぎ方は教えられても、どうしたらよりスムーズに気持ちよく泳げるかは教えられません。"心地よさ"を知らないからです。

この曖昧なものをAIが理解するためには二つの方法があります。
①全脳エミュレーション
②全脳アーキテクチャ
です。
①は、全ての神経細胞のネットワークを全てスキャンする=まったく同じ回路をつくる
②は、脳には場所によって機能が局在(決まっている)しており、その機能のみをプログラム化して結合することで、脳として機能させる
ということです。
医療系の大学に通う私からすれば①はなんて無謀な、、、何年かかるんだろう、、途方もないな、、と思ってしまいますが、、、笑だって細胞って何十億ってあってさらに複雑に絡み合ってるのに、、
もちろん、国も筆者も同じように考えていて日本はこの全脳アーキテクチャを国としてすすめています。
ここで、大事なポイントです

アーキテクチャ方式では完全に再現できない

ということです。いまの科学で脳ミソのすべてすらわかってないのに、それを再現なんてむずかしいですよね
ヒトには感情があり複雑に絡み合った生き物で、私たち人間すら簡単には自分の感情を説明できません。恋愛とか人間関係だけでなく、好きな体臭とか、、(私もなぜ自分が背中フェチなのかわからないですもん笑)
この、自分でもわからない「感覚」が、芸術でも重要だと筆者は言っています。いままでの作品をパターン化して組み合わせて似たようなものは作れても、時代を作るような新しい作品は生み出せません(並の芸術家をこえることは可能だとは思いますが、、)

まとめ

全脳エミュレーションが実現しない限り、クリエイティブな仕事は人間が担い、全脳エミュレーションの実現は限りなくむずかしい

つぎの章はいよいよ、経済への関与です!
💡まだまだ知らないことだらけなので、オススメの本、アドバイス、コメントお待ちしてます!!💡

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