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ひとつずつ改善する ~立ち回り編~

ヒートの問題点は前回洗い出したので、次は立ち回りについて改善を試みます。

立ち回りに関して改善しなければならない点は

・立ち途中LPのコンボを安定させる
・位置入れ替えを恐れずDE中RP9~RKでコンボダメージを伸ばす
・投げる
・確定反撃をしっかりと返す
・試合中に振られる相手の技をガードした時の不利フレームを思い出しつつ、どの技を確定反撃として返したらいいのか試合の中でイメージトレーニングして引き出しやすくしておく

ではひとつずつ見ていきましょう。


・立ち途中LPのコンボを安定させる

立ち途中LP『ストリーマー』は発生15Fで下段をガードした時や上段技をしゃがんだ時などに使う技です。

発生15F、ガードされて-12の優秀すぎる浮かし技です💪 トルネードの効果もあるので空中の相手に当てることができたら小コンボも狙えます。

初心者帯~龍段くらいできちんと確定反撃として返せるかどうかはさておき、立ち途中LPからのコンボはいち早く覚えるのが得策です。というのも、ラースのこの立ち途中LPというのは他のキャラとは違う特徴があり、それは立ち途中LP6~と入力することで相手と位置を入れ替えつつコンボをすることが出来るという特徴です。

立ち途中LP6~と入力することで相手の背面へ行きつつサイレント・エントリーへ移行!縦横無尽に動き回るラースならではのコンボ始動技ですね✨

1P/2Pを入れ替えることで試合展開を変えるという他のキャラにはない稀有な特徴がある為覚えていくと試合が楽しくなります。
ですが、私はとにかくこのコンボ始動からのコンボが苦手で、というのも立ち途中LP6~と入力すると自分からやりづらいほうへ移動してしまう為です。立ち途中LPだけを入力してコンボをすることも可能なのですが、立ち途中LPが意図しない場面で出ることが多く、せっかくまぐれでも立ち途中LPを当ててもコンボができないということが9割近くありました。これは私がリーやアリサを使っていた時の癖が抜けていないことが原因で、コンボができるようになるまで…というより意図しないところで立ち途中LPが出ないようにする為の矯正に本当に苦労しました。拳帝を目指すにあたって、立ち途中LP6~という入力は捨て、立ち途中LP単体の位置を入れ替えないコンボのみを練習しました。その時のコンボがこちら⬇️⬇️⬇️

立ち途中LPから65ダメージ!相手のガードしたら浮確の下段や上段派生技からこのコンボを完走できたら相当相手にとっては痛手のはず!!最後のSE中LPは壁強効果がある為、壁にギミックがある場所であればギミックを発動できたり、SE中LPをSE中WKに変更することで床を割る効果もあるのでステージギミック発動にも対応できるコンボとなっています💪

位置入れ替えはしない!と決意したことで、たとえ意図せずに出してしまった立ち途中LPでもしっかりとコンボできるようになりました。ラースのこの入力は他に見ない特殊なものなのでもし慣れない方がいたら初めは私のように位置入れ替えをしないコンボを探してみるのもひとつの手です🙆🏻‍♀️
コンボのルートとしてはしゃがみ帰着になるトリガードスクリュー(9LK)後は以前は立ち途中RPや立ち途中RKで拾っていましたが、しゃがみ中3RPのノッキングを使うことで少しだけダメージが伸びるのでオススメです。ラースのトリガードスクリュー&ノッキングの最強技の欲張りハッピーセットコンボめちゃくちゃ大好きです💓 これがあったからこそ立ち途中LPのコンボを覚えられた側面もありました✨


・位置入れ替えを恐れずDE中RP9~RKでコンボダメージを伸ばす

先程の立ち途中LPでは位置入れ替えをしない!と豪語していましたが、立ち途中LP6~と入力しようとすると特殊な入力ゆえにコンボの精度が落ちてしまうことが原因だったので位置入れ替えはしていませんでした。コンボの後半でダメージを伸ばすかどうかを決めることができるDE中RP9~RKのこちらは恐れず使っていきます。
というのも龍段までの段位で私が自分のプレイしている側とは違う側に行った時に嫌だと思うなら、相手も同じだろうと思ったからです。誰しも最初は自分が選んだ1P/2P側にいたいものですが、色々な側面で必ず反対の方向に行ってしまうので、どうせならラースで慣れてしまおう!というのが結論でした。
幸か不幸か、ラースは反対側に行くことが多いせいか、リーやアリサとは違って1P/2P側でもコンボを完走することができるという特徴がありました。コンボダメージと引き換えに1P/2P入れ替えを意図的にするようになりましたが、自分のプレイスキルの向上という大きな目標も裏で進行させることもできる為、コンボダメージ向上以上に大きな一歩だと思いました。


・投げる

投げは言わずもがな鉄拳において強い行動です。投げることができれば最低でも40ダメージ、場合によってはステージギミックの発動なども可能で、自キャラは勿論、相手のキャラの投げにどのような特性があるのかも視野に入れることも大切です🙆🏻‍♀️

…とは言いつつも、私は鉄拳7時代から投げないプレイスタイルで鉄拳を遊んできていたので鉄拳8でもその癖は相変わらずで、2先の試合で3試合、最大15ラウンドあったとしても、その中で1度も投げてない、ということがざらにあったほどでした。自分から投げると投げられても文句が言えないので(←)、先に自分が投げなければ投げられないだろうというかなり消極的な精神でやっていました。鉄拳8を始めた当初は投げ抜け成功率は0%で鉄拳力の投げ抜けの評価はDということも続きました。とはいえ、投げが強いゲームで投げないのは相当な縛りプレイだよと指摘されたり、自分で投げないと投げ抜けのタイミングも分からないよ、とのことで少しずつ投げていくことに。
ラースと言えば9WPや666RP+RK(orDE中にRP+LK)で、投げ抜けコマンドがWPでしか抜けることが出来ない投げがあるのでそれから使っていくことに。

9WP『アポカリプス』
666RP+RK(orDE中RP+LK)『S・H・B』(スーパーヘッドバット)両方ともダメージは40!
三島伝統のパチキもラースにかかればスーパーヘッドバットという技名に!!!頭髪を犠牲になんて苛烈な攻撃をしているんだ!!!もっと頭髪を大事にしてくれ!!!!!!(←)

とはいえ、今でも『投げてしまって申し訳ない…😓』と心の中では思うのですが、カウンターヒットでズガァァァン!!と大きな音が鳴ったり、投げ確定のジャキーーーン!!という大きな音が鳴った時は『これは相手の暴れ読みで置いてるから大丈夫な投げ!!』『これはパワクラに対しての投げだからオーケー!!!』と音が大々的に鳴った時はセーフという独自ルールのもと、少しずつ投げに慣れていきました。

とはいえ、私のラースは中距離の置き技や相手への逆ワンツー確定反撃からの攻め、近距離ではシャドウカッターによる置き技などを起点に攻めていたので、投げ忘れがどんどん目立っていきます。そんな中で頼りになったのは9WKのアバランシェからの投げでした。

9WKWP『アバランシェドロップ』
40ダメージの優れた投げ技で、投げ抜けはWPです。
空中から地面に叩きつけているにも関わらず、床割りなどの特徴がある技ではない不思議な技です。本当にどうして…?😭

気を取り直して、どうしてこの投げを頼りにしていたかというと、割合きちんと立ち回らなくてはならない論理的なプレイを求められるラースの中で、私にとっては言い方はあれですがこのアバランシェドロップの投げは私のプレイ中の緊張をほぐす『アホ技』の部類でした🥳
起き攻めでとりあえずアバランシェを使ってしまえ!、とか、とりあえず煮詰まったからアバランシェしとけ!、とか意味不明なタイミングで使うことが多かったです。モーションが大きすぎる投げ技ですが、鉄拳8以前はWP以外に下の入力(2入力)で抜けることができた投げの為、昔を知っている人ほど変更点を知らなければ投げを通すことができるという側面もあり、隠れた強い技かと思います。WP投げは単純にボタンの入力が難しい部分もあるので僅かな入力ミスでも抜けることが出来なくなる為、投げを通しやすいという面もあります💪 そのような感じで意味不明なタイミングでアバランシェをして、『お、そういえば他の投げを忘れていたな…』と他の9WP投げなどを思い出して投げていくのを忘れないように戒めていました。アバランシェは世界を救う🌏💫

その他、ラースは左投げによって床割れステージのギミックを発動させることができます。拳帝までの間で左投げ始動でコンボをする場面は今回は機会に恵まれずありませんでしたが、床ギミック発動からの夢のようなコンボはいずれ試合の中で狙って楽しんでいきたいですね🥳



・確定反撃をしっかりと返す

前回の『ひとつずつ改善する ~ヒート編~』で逆ワンツーを多用したヒート後のラースの2択を通しやすくする戦法は継続しつつ、それ以外の確定反撃の精度を上げる練習をしました。
基本的に拳帝くらいまでのラースは-13まで逆ワンツーを返していればいいとは思いますが、逆ワンツーを多用しすぎて鉄拳力の手数が下がってきてしまっていたことや、試合展開が変わらなくて自分でも相手もわりとしんどいと思う場面が多いという側面もあったため、逆ワンツーは逆ワンツーでしっかりと確定反撃として使いつつ、6RPRKのデスマスクを使うことも視野に入れ始めました。

6RPRK『デスマスク』32ダメージ!
起き攻めがしやすい強力な技ですね。
何となくデスマスクと聞くと蟹座を思い浮かべるので(←)、偶然にも蟹座に生を受けた私は『私はデスマスクの女!』と呟いて時々忘れがちなデスマスクでの確定反撃を練習していました🦀

6RPRKは上段派生の技なのでしゃがみ帰着や一部の構えに移行した際の確定反撃としてはやや見劣りする技ですが、機能する場所で使うと相手を吹っ飛ばす効果を持つ技なので、確定反撃で6RPRKを決めた後に、6LKのダイナミック・エントリーからダイナミックな起き攻めをするということが可能になります。相手の行動しだいではありますが、寝っぱなしを選択した場合はDE中RPが確定したり、起き上がりキックなどを選択して動いている場合はDE中RPでカウンターヒットとなり更にコンボに行くことができたりとする強力な起き攻めができます。

こうなったら嬉しいデスマスク起き攻めの例。
相手にとっては、32ダメージを食らった後に更に77ダメージものコンボをされているのでたまったものではありませんね💦
その他にも、DE中WK6~などがカウンターヒットした場合は+12も猶予がある為、DE中WK6~でSEに移行して、SE中LPを打つと連続ヒットとなってヒートやヒートダッシュに行くことが出来る為、状況に応じて起き攻め手段を変えてみるのも手ですね🦁

DE中RPを立ちガードする相手には少し待ってからDEから投げに行ったり、DE中の下段などを駆使して揺さぶりをかけることもできるので読み合いを回していくことも可能です。安定行動としてDE中RPは優秀なので、少しずつ6RPRKから起き攻めも視野に攻めの選択肢を増やしていきました。

そして6RPRK以外にラースで最も注目しなければならない点は、立ち状態からの14F確反の存在です。確定反撃として機能させることが出来るヒート技が存在しないというのがラースの特徴ですが、それを払拭させるが如く強いのは14Fで出る6n4RPLP、『ボルトライナー』の存在です。

6n4RPLP『ボルトライナー』
ラースの魅力と言えば!の技!
当てられた時は気分爽快で大好きです⚡

入力が難しいことで有名ですが、14Fでコンボをすることが出来る強力な技なので、ぴったり-14に対して確反として返すことができると、ラースを使うモチベーションが上がり、鉄拳がとにかく楽しくなります✨✨✨
以前一美の46入力で挫折した経験がある私ですが(←)、ラースのためならば難しい入力もなんのその…!!!!!! 時折入力が早すぎて4RPLPに化けて『!?!?!?』と目を丸くしていることや、入力が遅くてガードになって浮かされてしまうことも時にありますが、成功した後にラースが楽しくなるという対価があれば失敗してもがんばることができます🐣

-14にしっかりとボルトライナーを決めてコンボしている時の『私のラースの前で-14の技を振るとこうなるぞ!!!』という圧力をかけている時が物凄く楽しいです🥳

入力の難しさもある為、当てることができたら、ラースの中でいちばん気持ちが良い技なのかもしれませんね。三島使いが-14に最風を擦る時の気持ちが私も少しは味わうことができたのでしょうか⚡💪

その他の確定反撃だと、ポールの崩拳や飛鳥の竜車、一八の新技1LPRP等の確定反撃が届きにくい距離への確定反撃には4LKRKがあるので、細かい部分への確定反撃も少しずつ詰めて行きました。

4LKRK『インパルスプラス』
17Fから繰り出される長すぎるラースの足技は必見です!

ラースでこの技をガードした時は距離が離れるからこの技!!と覚えることができると、また違う距離が離れる系の技が来た時も対応できる為、覚えておいて損はなかったです。
4LKRKのリーチ長さ、そしてラース司令の足の長さが何よりも素晴らしい👏👏👏 ありがとうバンダイナムコ。




・試合中に振られる相手の技をガードした時の不利フレームを思い出しつつ、どの技を確定反撃として返したらいいのか試合の中でイメージトレーニングして引き出しやすくしておく

どういうことかと言うと、例えばキング🐆と対戦する!となった状況を考えます。

ランクマでマッチングして、GET READY FOR THE NEXT BATTLE?と出た時『キングだー!』となりますよね。その時に、自分の中でキングが振ってくるであろう技を思い出しておきます。

アプデ後にガード後に距離が近くなったから、足のパワクラをガードしたら確定で逆ワンツーが入るからそこから二択の時間だな…🤔💭

キングの66nRPの下段攻撃は-13だからラースだったら立ち途中RP系の確定反撃が入るな…🤔💭

2WPのアトラスハンマーが浮確だから距離が離れたら4LKRKだし、近い時は4n6RPLPや6WPも狙えるかもしれないな…🤔💭


…などなど、事前情報として思い出しておいてから試合に臨みます。
そして試合が始まったら、思い返していた技をガードしたらしっかり確定反撃を返し、試合前に思い返した以外の技が振られたらその時のガードフレームが分かればその一瞬一瞬で思い出していく…、メインとしてラースを使っている人ならば特に考えなくても感覚的に技を入力することが可能なのかもしれませんが、私はとても不器用なので事前準備とイメトレをしていないと咄嗟に確定反撃を返すことができません。その為、日頃から自分の対戦環境で振られる技をよく見て、試合後に調べて、なおかつラースで確定反撃を返す練習をし、更に次回の試合で同じキャラと当たった時に、また試合前や試合中に確定反撃を返すイメージトレーニングをする。この繰り返しで確定反撃の精度は少しずつ上がっていきます。

ガードした時だけでなく、例えば相手の上段技をしゃがんでスカした時などもこのイメージトレーニングは役に立ちます。
そこで光ってくるのが、この記事で最初に改善点として取り上げた立ち途中LPです。上段技をスカした瞬間にコンボに不安のない立ち途中LPを使うという選択ができるようになり、しゃがんだ後に何をしたらいいのか分からないという状況を克服し、更に立ち途中LPのコンボを落とさないようにしっかりと練習したおかげで相手の上段技からこちら側に勝利を引き寄せることができるようになったのです。



次回は改善点を取り入れて拳帝になったラースを纏め、ラースについての記事を締めさせていただこうかと思います🐣


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