あれから22年
今日は受診日でした
乳がんの22年目の検診
毎日忙しくてドタバタしすぎで、検査を受けたのは私の誕生日の日でした。
うん。色々ありつつ半世紀生きた記念の日に検診もありかなと。
ところがどっこい、その検診結果を聞く日に別件で体調が悪くなり、急遽入院するという事態に(^_^;)
まあ、色々あります
で、まあそちらは大したことなく事なきを得て退院。今日二週間遅れで検査結果を聞きに行ってきました。
無事にパス!
ありがたいことだなーと。
私のオペをしてくれた主治医は14年前に他界したため、今の主治医は2人目の主治医。4年前。術後に入れていたシリコンが破れて痛みが増強し、シリコンを取り出す手術をしてくれたのは今の主治医。
今だに検診の度に、偉大な先生であった主治医の話や、私の乳房再建に携わってくれ形成外科医の話をいつもしてくれる。
20代で乳がんになった私が、いつの間にか50歳になり、かつての主治医の年齢を越そうとしている。
この22年の間に、沢山の人たちに出会った。なかにはもう二度と会うことが叶わない人たちがいる。彼女達が沢山残した言葉の全て、生き方の全て、それぞれの物語の全てを私は忘れない。
思い出すたび、時々苦しくて、悲しくて、涙がとまらないことがあるけど、でも今の私を作る大事な出会いだったと思っている。
たまーに私の話をすると、ドラマのような生き方をしてきたんだね。と言われることがある。
だれにでもドラマはあって、心に秘めた自分だけの物語は皆が持ってると思う。そんなドラマが時に自分を励まし、駆り立て、生きてきた50年。
病気になる前と、その後では、生き方が変わった50年。私のこの先10年の目標。なりたい自分になるために、人生を存分に楽しむ為に、やりたいことをやる!
時々空を見上げて、大好きな人たちに思いを馳せて泣くことはあるけど、見ていてくれるはずだ!と思いながら。
いつぞや、私が結婚するときに、皆にプレゼントされたグラスで乾杯して、次の一歩を踏み出すからね!
今、この瞬間をつらい思いで過ごしている人たちへ。先が見えなくて押しつぶされそうな時、あなたの事を必死に考えて治療してくれる人たちがいること。どうか良くなるようにと祈ってる人たちがいることを忘れないで。あなたは一人じゃないし、沢山の人たちが同じような思いを抱えてきたはずだから。
毎日暑いけど、オリンピックや高校野球や、テレビをつければなんだか元気をもらえる物語もいっぱい。2024夏。ややバテつつも元気に乗り越えられるといいな!
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