サッポロポテトをツマミに飲む#呑みながら書きました後夜祭
サッポロポテトをみる度に思い出す人がいる。
その頃の私はNewがんっていう病気がある28歳にして学生で。某リハビリ関係の勉強をしていた。国家試験の少し前。彼女が星になってしまった事を知る。最後まで疾走感にあふれた素敵な文章はブログの一部分のみ書籍化され発売された。
彼女が、このウソッぽい味と飲むビールがうまいんだよね。と言っていたことを知った日から、私にとってサッポロポテトをアテに飲むビールは、彼女を思う日で、自分の病気を思う日で、そして沢山の仲間に気持ちを馳せる日だ。
そしてなぜか今日は旦那がサッポロポテトを買ってきていて。だから、今日は突如色んな事を思いながら飲む日になった。
あれから20年。わたしは生きてて、そして酒を飲んでる。私はここにいて、そしてここにいない人がいる事実。寂しいよ。寂しい。ドラマな日記の最後はハッピーエンドが良かった。主人公がいなくなる結末は嫌いと言っていた作者は今は空にいる。サッポロポテトを食べながら、呑みながら、貴方の。貴方達の物語。思い。を繋げたいとホンマに思う。自分にすべてをうまく表現する力があればいいんやけど、できなくて、そして結局飲むしかできないんやけどな。思って飲むしかできないんやけどさ。でも、ただただありがとう!てぉもう。思うよ。
ただ、思ってノムダケヤケドナ、やけど、忘れないし忘れなくないこと。あ!忘れたくないこと。
サッポロポテトは、大事な味なんだよ。私にとってはね。
暑い梅雨の晴れ間に、梅を摘みにいって、バテて昼寝して、飲んで、食べて飲む。こんなぐうたらな私だけどね。だけど、あれから20年だと思う日。沢山の物語を胸に私は今もここにいるよ。
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