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目覚める無限 by. 木森 林林

『無限』

無限とは限り無きモノ

それはあらゆる可能性を秘め
多くの希望が内包されている

それと同時に見えない先には
得体の知れないナニカが潜んでいるかもしれない

この希望と恐怖が果てしなく広がり
"永遠" としての表現でも用いられる

この世界は
無限の可能性を秘めている

と誰かが言った

だがワタシはどこかの地点を目標に
無限の世界の中で居場所を探しているように感じた

photo : 道 (Rinrin Komori)


 - 無限の可能性 -


あらゆるモノゴトに秘められた無数の可能性は、
時に「無限」と表現しあらゆる変容を遂げてきた。

人間の能力もその一つで、

稀に人間離れした技を披露するモノも存在する。

それはある地点から自らの可能性の制限を外し、
鍛練を極めるコトでなされるようだ。

他には生まれ持った感性や特徴を活かし、
独自の方法で新たな可能性を広げるモノもいる。

こうした幾多の個性が変容を遂げる様子こそが、
「無限の可能性」を垣間見る瞬間なのだろう。

ワタシ達は "無限の世界" にいるとして、

果てしなく広がる世界でどこに向かっているのか見えないコトも時に不安を感じるかもしれない。

しかし自らの意思で目標を定める規模や地点を決め、
無限に行動ができるのならば

どのようなカタチであれその先の希望を見る以外の選択肢はないのではないか。

先日の記事で、
人間に備わる欲を『迷宮』という視点で記したが、
(※以下参照)

無限というシンボルは「∞」このように、
一方向に進みながらも交差する地点が存在する。

一見、進んだ道を帰るようにも見えるが、

その大きさは進む道中に厚みを増し、
常に更新されていなければ不自然だろう。

おそらくこの交差する地点で、
人はさらなる進化や成長を遂げるとワタシは考えている。


 - 無限の伝承 -


ではこの繰り返す無限の仕組みを伝える上で、
カタチとして表現するには以下の二種類が有名だろう。

 "ウロボロス" 
 "メビウスの輪(帯)"
 

このどちらにも共通するのが、

一種類の働きが "維持する動きと別れる動き" を考えることができる。

"ウロボロス" の場合、
古代の神話にも登場するほど古い云われであり
主に平面的なカタチで表現されるが、

二体の蛇、もしくは竜が尾を食している表現には翼と肢がある様子で描かれる。

一体の場合は蛇のようなカタチで自らの尾を食す様子で表現される。

"メビウスの輪" の場合、

一本の輪が捻れた形状を指し、
立体的な螺旋構造をしている。

これは前述の "ウロボロス" のように、

平面的に見た様子から交差する点で切った場合
二つの輪が出来上がるが、

立体で捉え一本の輪の線を切ったとしても二つの輪にはならないわけだ。

もし古代からの伝承である "ウロボロス" が、
後の "メビウスの輪" の構造を意味していた場合

二種類に別れた蛇、もしくは竜に翼と肢があることにどのような意味があるのだろうか。


 - 目覚める無限 -


「∞」のシンボルから "ウロボロス" や、
"メビウスの輪" の概念を踏まえて

改めて『無限の可能性』という視点を考えたい。

一人の人間の人生として、
原点回帰のような地点を経て再始動をする流れはごく一般的によくある話しだ。

では同じく一人の人生と考え、

 "ウロボロス" の二体の仕組み、
もしくは "メビウスの輪" を平面的に分断した場合、

どのような現象が起こり得るのか。

二つの輪に別れたモノが一つになる時、
そこにも交差する "点" が生まれる。

それは新たな概念が生まれる起源となり、

一体の蛇、もしくは竜でもなく、
一本の線が螺旋状に描く流れでもない働きがある。

「∞」このシンボルや一般的な "無限" という価値観は、
可能性に満ちた存在として馴染みがあるが、

"ウロボロス" の表現で
二体のカタチでは翼と肢があるように、

全く新たな視点や変化を望むならば

一つの流れが一度途絶えるとき、
もしくは原点回帰を迎えるとき

過去のサイクルを自らの意思で切り離すコトができるかどうかで、その後の新たな視点や真の創造を得られるのではないかとワタシは考えている。

だがこの切り離す行動は
自らの意思や意図でなされるのか、

それとも第三者や外的影響で切り離されるのかでも
その後の展開は未知数であり、

いずれにせよ無限の可能性を秘めているのかもしれない。


 - さいごに -

ここまで見てくださりありがとうございます。

以前から “果てしない世界” や、
宇宙的な視点も過去の記事で触れる中で、

今回は『無限』という概念を深掘りするカタチで記事にしました。

後半では古来からの伝承を交え、
ワタシの視点で輪廻転生の仕組みやその働きの本質と考える部分に触れています。

この分野も多くの学者や思想家が様々な視点を提唱しており、今回の記事はあくまでワタシの視点に過ぎません。

ただこれらも実体験を元に導き出した見解ですので、

現在もこの無限の働きや仕組みの渦中にワタシもいると考えています。

さらにはワタシの「SHAPES OF LIFE」の動きも、

“ワタシの中にある無限の働き” の一環で生まれたモノですので、今後さらなる変化と変容は必ずあります。

引き続きリアクションやフォロー、
拡散などして頂けると創作の励みになりますので、
よろしくお願いいたします。

photo : 空中索道 (Rinrin Komori)


木森 林林(RINRIN KOMORI)



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