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大谷翔平選手の活躍が凄すぎて仕方がない

日本人がメジャーリーグでホームラン王になる日が来るとは、誰が想像していただろうか。

メジャーリーグは最強弱肉強食社会だ。
成績が悪ければ、すぐにふるい落とされる。

そんな常にプレッシャーに押しつぶされそうな環境で、ホームランを量産する彼の活躍は、テクニックもさることながら度胸の良さを感じずにはいられない。

ぼくは何十年とプロ野球を見てきたが、盗塁を量産するホームランバッターは見たことがない。

盗塁を量産するバッターのほとんどは、短中距離ヒッターだ。

それもそのはずで、身軽な体の方が盗塁するのに向いているし、そもそもホームランを打ってしまえば盗塁ができない。

彼の場合はホームランを量産するから、盗塁をするチャンスが少ない。

それにアメリカのキャッチャーなら、肩の弱い選手などいないだろう。

そのトライする回数が少ない、可能性の低いチャンスを確実に成功させてしまう。

それにピッチャーまでやってしまうから、もう現実の人間とは思えない。

体格に恵まれてきることは当然ながらあると思うが、それだけではない。

筋肉の使い方が常人と違うのだろう。

アスリートにとって、筋肉が大きければいいと言うものではない。

筋肉が大きいからと言って、瞬発力が比例するとは限らない。

筋肉を大きくしてボールを遠くに飛ばすために体重を増やしているが、大きな体を瞬間的に移動させる爆発的なパワーと瞬発力も兼ね備えている。

それにバットに当てる繊細なセンス、配球を読む頭の良さ、これらは筋肉の問題じゃない。

低い球も高い球も外角も内角も関係なく、打ってしまうから、ピッチャーはもう投げる球がない。

体の完成度、クレバーな頭、それに何にも動じない度胸、過去に類を見ない完璧なアスリートだ。

もう彼は人間ではない。

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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。