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【マレーシア観光】国内第二位の「鉄のモスク」って知ってますか?

こんにちは、マレーシア徒然日記です。

定番観光コースにまだ入っていないであろう、
マレーシアで穴場の超おすすめスポットへ行ってきたので、
みなさんにもシェアしたいなと思います♪


マレーシアのモスク見学

イスラム教徒が国民の約7割を占めるマレーシア。
多くの国民が礼拝場所として崇めるのがモスク(Mosque)です。
マレーシアへ観光に来られる際、
その美しい景観もあり、訪問プランへ入れられる方も多いのではないでしょうか。

有名なのは、ブルーモスクとピンクモスクかな〜と思います。
私も、一番はじめ(何年前だろう?w)にマレーシアへ旅行として訪れた時にはまずブルーモスクへ行ったのを覚えています。

コロナの規制もほぼ無くなった今、
上記二つのモスクは特に、多くの観光バス・観光客で賑わっています。

【余談】
これは完全な個人的所感ですが、海外からの観光客のマナーが保たれず現地警備員に注意を受けているシーンも度々目にします。(特に中○本土からの大型団体観光など><)
そもそもモスクは、イスラム教徒の方々のための礼拝堂として存在している建物なので、いつの日か見学立ち入り禁止になってしまわないか…とひそかに心配したりしてます。

もちろん、上記ブルーモスク&ピンクモスクも非常に見応えがあり美しい佇まいをしているため、マレーシアへ訪れる際にはぜひ立ち寄って欲しいスポットの一つです!

鉄のモスクって?

ただ今日おすすめしたいのは、そのベタな定番モスクではなく、
鉄のモスク(=Iron Mosque)です!!

正式名称はマレー語表記で「Masjid Tuanku Mizan Zainal Abidin」。
長いですね。笑

※注意※
地図検索やGrabなどの配車アプリでは、残念ながら愛称「アイアンモスク」や「ピンクモスク」などではヒットしないため、
正式名称を覚えておくか、Mapアプリに📍を置いておくなどをされるのをオススメします☝️

場所は、定番観光スポットのひとつピンクモスクからわずか約2.5km💡
プトラジャヤという綺麗に整備された行政都市の一角に位置しています。

こんなにも近くに、もうひとつ別の素晴らしいモスクがあったとは。。。!
(恥ずかしながら、私も以前はこの鉄モスクの存在を知らず、ピンクモスク観光だけをして満足して帰ったことがありました。苦笑)

手前が「鉄モスク」
左上の奥の方に小さく見えるのが、観光定番スポット「ピンクモスク」です

なんで「鉄」? 簡単に見学OK?

愛称である「鉄」の由来となるのは、その建築からだそう。
建物の約70%が鉄でできているそうで、デザイン含め、非常にモダンで洗練された印象を持ちました。

こちらの鉄モスクも、ブルーモスクやピンクモスク同様イスラム教徒以外の方の見学をオフィシャルに受け入れてくれており、事前予約や何か提出などは一切いらず、Walk Inで気軽に見学へ訪れることができます。
見学はもちろん全て無料です。
(※金曜日の礼拝日は、見学時間も限られている且つ礼拝者でモスク内がいっぱいになるほど人が集まり混雑が予想されるため、見学に行くのは金曜日以外が良いと思います)

道路側に面したメインエントランスを入ると、
警備員の方が「Where are you from?」と笑顔で声をかけてきてくださり、「We're from Japan.」というと「Konnichiwa~~☺️」と挨拶をしてくれました。
私たちが観光客とわかると、わざわざ2階にあるモスク見学受付まで連れて行ってくれました。
(モスク内は看板表記もほとんどがマレー語でさっぱり理解ができず、このスタッフさんへ案内頂けなかったら永遠にモスク見学のスタートへ辿り着けていなかったかも😂)

観光の醍醐味!?貸出ローブは何色?

もともとイスラム教徒の方が礼拝をするための場所であるモスクでは、
肌の露出(女性は頭髪の露出も)は基本NG。
ブルーモスクやピンクモスクなど「ノンイスラム者の見学OK」としているモスクでは、見学者向けの無料貸出ローブを用意してくれています。
これを着用するのが一種の観光の醍醐味にもなっているのではないでしょうか。

鉄のモスクでも、この貸出ローブ用意してくれていました👍

その色、何色だと思います??
鉄だし、灰色?
白かしら?
うーん、鉄っぽさを増して、黒!?

と予想しながら受付に行くと、
なんと!カッコ良いシックな感じの紫色ローブでした✨
デザインもカッコ良くて、個人的に結構好きでした。

シックな青紫色に素敵な柄デザイン♡
女性はしっかりフードも被るよう言われました

モスク内も綺麗で落ち着いた雰囲気

ローブを着用し、早速モスク内へ。
私たちが訪れた火曜日のお昼11〜12時頃はほとんど礼拝者の方もおらず、
モスク全体が一望できました。

15年前の2004年に建てられた鉄モスク。
その愛称の「鉄」から、ちょっと暗い厳格な感じをイメージしていたのですが、
全っっっ然違いました!
とっても繊細で美しく、外観も内観も手入れが行き届いており、本当に綺麗

シンプルなんだけど、細かい部分を見ると詳細まで拘っていて綺麗✨
外の景色も左右・正面から目に入り、とっても素敵でした

風が通るように左右がオープンな設計となっており、そこからはプトラジャヤの美しい景色やピンクモスクの姿、そして目の前の湖の様子なども目に入ってきます。現在は補修工事中とのことで水が抜かれていましたが、モスク左右は共に水が張られているデザインになっているそうです。


そして何よりも、静か。
観光客でごった返している他モスクにはない、
【落ち着いて、深呼吸をして、その場の空気を楽しむ】
そんな見学ができました。

なんとびっくり!マレーシア国内モスク大きさ第2位✨

モスク内に入ると、フレンドリーなガイドの方が、
写真を撮ってくれたり、モスクについての説明をしてくれたりします。
(私たちの時は英語で対応をいただきましたが、場合によっては日本語対応ができるガイドの方をアサインしてもらえることもあるみたいです)

モスクの建設年やイスラム教徒の礼拝についてなどなど。

そして私が一番びっくりしたのが、そう!

この鉄モスク、なんと【マレーシア国内モスク大きさ第2位】とのことです👀
(ガイドの方の説明だと、礼拝者の収容人数で大きさ基準を表現されていました)

マレーシア第1位は、みなさんもおそらくご存知のブルーモスク。
これはなんとなーく予想できましたかね。ブルーモスク、本当に広いし大きいですからね!

そして、てっきり次は観光としても有名なピンクモスクが大きさも第2位かな?と思いきや、
この、静かに佇む鉄モスクがなんと!マレーシア国内第2位とのことでした。

ちなみにピンクモスクは、マレーシア国内第4位。

地味に気になる第3位は、サバ州にあるモスクだそうです。
(こちらも、近々コタキナバル方面へ旅行行きたいな〜と思っているので、その際には訪れたいと思ってます)


いやはや、私としては、こんなにも推しポイントが多い鉄モスクが、
こんなにもまだ人々に知られず、
素晴らしい威厳と静寂を保ってくれていることが、にわかに信じられません。

今回一緒に訪れたのは日本からマレーシア旅行に来た友人で、その友人はその前日に既にブルーモスクとピンクモスクに訪れていたのですが、
「今回行った三つの中で、今日の鉄モスクが一番良かった」と言っていました。

みなさんも是非、今はまだ穴場の鉄モスク。
機会がありましたら一度行って、その雰囲気に癒されてきてください❤️

プチ英語フレーズ

今回は、モスクの大きさランキングで表したような「順位を表す英語表現」をご紹介。

第一位は、英文法でいう『最上級(the + 〜est)』を用います。
例えば、

ブルーモスクは、マレーシア国内で大きさ第一位のモスクです
- The blue mosque is the largest mosque in Malaysia.
(本来は「ブルーモスク」という愛称は通じませんが例文として)

では、「第二位」や「第三位」はなんというでしょうか?

正解は、『順位』+『最上級』の形で表すことができます。

鉄モスクは、マレーシア国内で大きさ第二位のモスクです
- The iron mosque is the second largest mosque in Malaysia.
直訳すると「第二位」というよりも「二番目に大きいモスク」という感じですね。

ちなみに「三番目」だと「the third 〜est」となります。

大きさだけに限らず、
いろいろな順位を表現したい時には覚えておけるとGOODです👍

終わり

今回も徒然なるままに、普段のマレーシア生活の一部をご紹介しました。
現地にいると当たり前なことも、日本にいる方やマレーシアに来てみたい方には珍しく感じることもあると思います。

これからも、なんてことないこ~んな日々の様子を、徒然日記としてお届けできたらなと思います。
ではまた次回~♪

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