マレーシア保育園へ通う4歳娘の『伝える力』
こんにちは、マレーシア徒然日記です。
私の徒然日記やYouTube動画をご覧頂いたことがある方はご存知かもしれませんが、私には今年4歳になった娘がおります。
先日、この4歳娘の『(ずる?)賢さ』と『伝える力』に、
親ながら「ほぉぉ〜」と関心させられた出来事がありまして。
同世代のお子さんがいらっしゃる方には共感ポイントあるかなと思います。
また、ちょっと別の視点で【英語習得が苦手と言われる日本人の特徴】に通じるところがあると感じたので、宜しければご一読ください!
ある日の朝の行き渋り
前提として、娘は現在通っている保育園が大好き。
いつもお迎えの車内では「今日○○ちゃんと遊んだー!」や「Teacher○○がね〜…♡」などと、その日あったことを私に楽しそうに報告してくれます。
我が家はいつも、
朝の送りをパパが、夕方のお迎えが私、と分担しています。
ある日、いつものように変わらない寝起き&朝ごはん&朝支度を済ませ、
いつものように「バイバーイ👋」と娘とパパをお見送り。
ふぅ〜っと恒例の朝ウォーキングへ出かけようとしたその時、
突然パパから着信。
実はですね、、、
少し前にも全く同じ感じで、
朝の支度までは超普通だったのに、行きの車内で突然行き渋りが始まり、
大人の私たちも「頭が痛い」と言われたら信じるしかないので、
超特急で娘を保育園へお迎えに行ったことがありました。
焦って心配する私を横に、娘は見事にケロッッと超元気。
結局その日、頭痛いの「あ」の字も出さず、終日ママと一緒に普通に楽しく過ごした(=要はただのズル休み状態w)ことがありまして。
私の脳裏にはその時のケロッと感が思い出される。
でも、もしかしたら「頭痛い」は本当かもしれない。。。
・・・という、思考の狭間。
もうね、4歳にもなると、そのあたりの知恵もある程度ついてくると思うんですよね。笑
前回の体験から、「こう言ったらママがすぐ迎えにきてくれるだろう〜」みたいな。
そして、その10分後。
そして終話。
監視カメラを通して娘を観察
現在通っている保育園では、ありがたいことに保育状況を監視カメラアプリを通じて親がいつでも見れるようになっています。
前回数ヶ月前のケロッと事件があったものの、
やはり大泣きの娘の声を聞くと、心配になるのが親心。
本当に頭痛がひどいなら病院に連れて行くことも考えないといけないし。
監視カメラで早速観察。
登園した瞬間には、ちょっと元気なさそうに先生にハグしに行っていたものの、
数分後にはね、
ぴょんぴょん飛び跳ねてましたよ。
ルンルンそうに先生のお手伝いしてましたよ。
お友達ときゃっきゃ笑ってましたよ。
笑。
あーーーーー良かった!とりあえず頭痛は大丈夫そう☺️
とひと安心し、その後も30分に一回くらいのペースで監視カメラをチェック。
特に変わった様子もなく、普段通りの保育園ライフを過ごしているようでした。
お昼に起きた変化
お昼頃になり、もう安心し切っていた私。
「まぁでも、早めに迎えに行くねって言ったし、いつもより30分くらい早めに今日はお迎え行ってあげようかな〜」なんて考えながら。
そしたらそこに、なんと保育園の先生から着信。
時刻は12:30。
30分くらい前のカメラでは、お友達と揃ってお昼ご飯を食べていた。が…?
そして、お友達みんながお昼寝を始める中、Aだけは先生と待機。
保育園に着くと、「ママー!」と笑顔で出てくる娘。
いやはや。
心底、身体に異変や異常がなくて良かったぁ〜と安堵する一方、
「4歳女、侮れぬ。笑」と心でつぶやいた母でした。😂
皆さんだったら、こんな時どうしますか?
我が子の訴えを無視したくはないし、
でもこれが癖になっちゃったらどうしよう。とか。
結局私は正解をいまだ持ち合わせておらず、
また次同じことが起きたらどうするのか、今は分かりません。笑
娘の伝える力
保育園でピックアップして、家に向かう車内。
Can you telephone to my mommy??
このフレーズを娘の口から聞いた時には、もう私笑っちゃって🤣
4歳ながら、自分の分かる英語を駆使して、
目の前にいる先生に必死に「私のママに電話連絡して」って訴えた姿を想像すると、なんだか微笑ましくなり、そして娘の成長を感じてちょっぴり感動しました。
本当は英語的にはtelephoneは名詞なので、「make a call」や「ring」の方が正しいですが、そんなことはどうでも良いんです。
上記の文章でも、先生はしっかり娘の訴えを理解してくれたし、
娘のこの英文が大人をアクションへ動かしたのが事実です。
間違っても良い。伝えることが大事
ふとこの娘の英語を聞いた時、
よく世界的に「日本人は英語が苦手」と言われる原因の一つにある
『間違いを恐れる』ということが頭に浮かびました。
「電話をかける」という正しい英単語を探すことに必死で、
その正解に辿り着けなかった場合、伝えること自体を諦める。
私も過去に同じような経験をしたことがあります。
ニュージーランドでホストファミリーの家にお世話になった時、
直ぐに適した単語が分からず&自信も持てず、それを発言すること自体を諦めました。
4歳の娘は、単純に「電話→telephone」を思い付き、
そして瞬時にそれを使って、目の前の大人に伝えました。
私はその勇気(子供本人は勇気を出したとかっていう認識すらないと思うけどw)にも感動をしたし、
大人になればなるほど「間違えることを怖がってしまう」ことを再認識しました。
語学習得の早道
マレーシアには英語習得をしたい!と教育移住をされるご家族も多いです。
私自身を含め、特に意識していきたいのは、
語学習得の早道は「間違いを恐れない」こと。
マレーシア人の方々も非ネイティブですが、英語を堪能に話します。
その差は「間違っても別に良い」と思える、その心意気にあるのではないでしょうか。
終わり
今回も徒然なるままに、普段のマレーシア生活の一部をご紹介しました。
現地にいると当たり前なことも、日本にいる方やマレーシアに来てみたい方には珍しく感じることもあると思います。
これからも、なんてことないこ~んな日々の様子を、徒然日記としてお届けできたらなと思います。
ではまた次回~♪