不思議な怪奇現象・心霊現象まとめ①
「ディアトロフ峠の事件」
場所
ロシア(当時のソ連)のウラル山脈北部
日時
1959年2月2日の夜
内容
雪山登山をしていた男女9人が不可解な死を遂げた事件。彼らは2月1日、雪に覆われたホラート・シャフイル山(地元のマンシ族の言葉で「死の山」を意味する)の斜面に大型のテントを張ったよう。その後、9人は消息をたった。
捜索隊により、捜索が行われた。見つかったテントは内側から切り開かれたようで、翌日、1本の針葉樹の近くで最初の遺体が発見された。それからの数カ月間、雪が解けるにつれて、捜索隊はぞっとするような遺体を発見していった。9人の遺体はいずれも山の斜面にあったが、不可解にも服を脱いでいたり、頭蓋骨や胸部を激しく骨折していたり、眼球がなかったり、舌が失われていたりしたのだ。
真相
現在有力な真相は、「雪崩に巻き込まれた」である。自動車実験などの様々な実験をもとに、この日起こった雪崩は、長さが5mの雪塊で、登山者たちの肋骨と頭蓋骨を折るには十分であることを実証した。
3人は重傷を負っていたが、全員がテントの外で発見されているので、軽傷者が重傷者を引きずり出したとみられる。
9人の多くは低体温症で死亡したが、けがが死因となった人もいた可能性がある。一部の遺体は衣服を身につけていなかった(寒さの中で衣服を脱いでしまう矛盾脱衣という異常行動で説明できるかもしれない)。放射能汚染が確認された遺体もあった(キャンプ用ランタンに含まれるトリウムのせいかもしれない)。また、一部の遺体の眼球や舌がなくなっていたのは、単に死骸をあさる動物に食べられたせいかもしれないが、こちらも真相はわからない。
感想
最初はとても怖かったが、真相を知ると安心した。謎の事件を科学で解明していてすごいと思った。
参考文献:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/020100052/?P=3