【第632回】「レンタルスペースの失敗」についてです
こんばんは。タケコシです。
「レンタルスペースの失敗」についてです
【第25弾】レンタルスペースに特化した失敗談：開業時のTTPについて
初めてのレンタルスペース業のスタート
初めてレンタルスペース業をスタートした際、まず価格設定について徹底的にパクる（TTP）ことを実践しました。全く金額に関する知見がなかったため、周りの成功例を参考にして価格を決めることにしたのです。具体的には、「1時間の基本プラン」と「3時間プラン（○○ディスカウント）」、そして「6時間プラン（○○ディスカウント）」などを設定しました。当時は、この価格設定が最善策だと信じて疑わず、TTPを実行しました。
TTP戦略の背景
レンタルスペース業は「時間を貸せてなんぼだから」という考えが支配的であり、この戦略が適切だと感じていました。しかし、ビジネスを続ける中で、次第にこの戦略に疑問を抱くようになりました。
TTPが選択肢となった理由
まず、なぜTTPが当初の選択肢となったのかを振り返ります。価格設定についての知識がない中で、成功しているビジネスの例を参考にするのは自然な選択でした。特に、時間貸しのモデルは多くのレンタルスペースで採用されており、利益を上げるための一つの基準となっていました。この戦略により、効率的に稼働率を上げることができると考えていました。
運営開始後の課題と疑問
しかし、実際に運営を始めると、さまざまな課題が浮上しました。例えば、顧客が本当に求めているのは、柔軟な時間設定であり、必ずしも長時間の利用を前提とする必要はないのではないかという点です。顧客が1時間単位で予約できる方が便利であり、結果的に顧客数を減らさないのではないかという疑念が芽生えました。
「1時間プラン」の導入と成果
この疑念を実際のビジネスに反映させるため、試験的に「1時間プラン」を導入することにしました。その結果、特にこの5月と6月は調子が良く、「1時間プラン」が好評を博しているのではないかと感じています。顧客が自分の都合に合わせて柔軟に利用時間を選べることが、利用者にとって大きなメリットとなっているようです。
柔軟な時間設定の重要性
この経験から、初めから柔軟な時間設定を導入していたら、さらにどのような成果が得られたのかと考えることがあります。とはいえ、TTP自体が失敗だったとは思っていません。むしろ、当時の知識やリソースの中で最善を尽くした結果です。その上で、顧客のニーズに応じて柔軟に戦略を見直すことの重要性を学びました。
新しいアプローチの導入
さらに、価格設定についての知識が深まった今、いくつかの新しいアプローチも試しています。例えば、季節や曜日によって価格を変動させるダイナミックプライシングの導入や、特定のイベントに合わせた特別料金の設定などです。これらの取り組みもまた、顧客の多様なニーズに応えるための重要な戦略となっています。
価格設定の重要性
レンタルスペース業における価格設定は、ビジネスの成否を大きく左右する要素の一つです。そのため、常に市場の動向や顧客のフィードバックを注意深く観察し、適切な戦略を採用することが求められます。また、自身の経験や失敗から学び、常に改善を続ける姿勢が重要です。
未来への展望
現在では、初めのTTP戦略を基盤にしつつも、より柔軟で顧客志向の価格設定を目指しています。これにより、顧客満足度を高め、ビジネスの成長を図ることができると信じています。これからも、顧客のニーズに応じた最適なサービスを提供するため、常に学びと改善を続けていきたいと思います。
最後に
開業時の経験から得た教訓をもとに、今後もさらなる発展を目指し、レンタルスペース業を続けていく所存です。読者の皆様にも、自分のビジネスにおいて柔軟な戦略を採用し、成功を収めるためのヒントとなれば幸いです。これからも新しいチャレンジを恐れず、顧客にとって最良のサービスを提供できるよう努めてまいります。
今日はここまでです。明日もよろしくお願いしますm(__)m
最後に
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＜企業理念＞
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【リノスペが生きるべきエリア（事業領域）】
食×不動産に関わるエリア
＜10個の仕事術＞
【仕事を組み立てる技術】
①ワクワクするゴールイメージ
L数字が目的ではなく、達成時のワクワクする楽しい状況実現に向けて奮闘している
②目標設定はチャレンジング且つ納期達成水準明確に
Lチャレンジングな具体的な目標を自ら設定し、納期と達成水準を鮮明に示している
③ゴール逆算思考
L目標を達成するために立てるもので、そこから逆算する発想で仕事を実施している
【アクションプラン構築の際の持つべき考え方】
④ハードル解除の思考
L目の前のハードルは「解除するためにあるものだ！」という思考で行動できている
⑤出来るまでやる
L「出来るだけやる」ではなく、「出来るまでやる」を信条とし日々の仕事に臨めている
【アクションプラン完遂の為に時間をコントロールする技術】
⑥時間をコントロールするスケジューリング
L時間は自らがコントロールするもの、という発想で、最適なスケジューリングを意識している
⑦スピーディーなリカバリープランの策定
L目標達成が難しいと判断した時点ですぐに新たなアクション納期の設定が出来ている
【アクションプランを実行に移す際の持つべき考え方】
⑧生産性最重要視
L常に業務の効率化・生産性の向上を意識し、改善を目指して日々の業務に臨めている
【アクションプランを円滑に実行する技術】
⑨悲観的に準備し楽観的に対処する
L事前準備は万一に備えてとことん悲観的に行ったうえで、楽観的に実践出来ている
【周囲を巻き込み最大化を図る為の振り返りの技術】
⑩レビューを通じた自己成長
L対策立案までの準備をしたうえでレビューに臨み、思考基軸を磨き続けている
＜３個の営業術＞
【相手の本音・本当の悩みを引き出すための話を聞く技術】
①「御用聞き」厳禁
L相手が今、口に出している言葉がニーズではない、という原則に基づき行動している
②6質問の徹底
L相手以上に相手の事を考え、相手も気づいていない提案をすることを心掛けている
1,「現状」について質問する
2,「目標」について質問する
3,目標を作った「背景」を質問する
4,目標達成のための「施策」を質問する
5,施策に対する「満足度」を質問する
6,「確認」の質問する
③曖昧排除
L理解や顧客とのコミュニケーションなど、曖昧な状態を排除する姿勢を徹底している
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6月12日のkitchenスペースの売上報告
kitchen新宿御苑 55,220円
kitchen水道橋 40,480円
kitchen新宿 26,318円
kitchen恵比寿【202】18,040円
kitchen代々木 7,436円
kitchen麻布台 3,960円
kitchen麻布十番 3,960円
kitchen麹町 2,684円
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