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「松江」写真 植田正治 文 漢東種一郎

昭和39年。暮しの手帖の松江特集で編集長 花森安治氏が来松された時「植田先生の写真に漢東さんの文章で写真集を作ろう」との話がなされ伸び伸びになりながら昭和53年に完成。

「松江」 写真 植田正治 随筆 漢東種一郎

写真 植田正治
一九六〇年をピークに前後八年間にわたって撮りつづけた厖大な作品の中から、作者が厳選した一三〇点を収録!!「重いカメラを担いで、よくぞ粘ったものだ」と今、述懐する。

写真家・植田正治は生涯山陰で写真を撮り続ける。植田正治さんの撮影した松江はどこか懐かしい気持ちになる。古き良き時代を感じさせられる。

随筆 漢東種一郎
松江を愛し、その街の古きを懐かしみ、筆者がつづる四季折々の松江の姿。物音や、水の色、香り、味覚などを詩情豊かに書きあげて、写真と見事なハーモニーをつくりあげています。

松江の四季折々の随筆と写真を夢心地で読む。近代化された松江ではあるが町や人々の生きる様は昔から脈々と続いているような気がする。

松江へ行ってみたいと思わせる一冊。

#読書の秋2022
#松江

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