見出し画像

初めてのフェムテック 生理用吸水パンツ

10年前と比べてみれば沢山の分野で技術革新が著しく、生活は一変した。

しかし、
困っている人が多いにも関わらず、
何故これは何十年と大して代わり映えしないのかと思っているものがある。

それは、ストッキングと生理用品である。

ストッキングは、職業柄着用義務がありながら、自腹で買わなければいけない人も多いと思う。

就活に置いても女子は着用を強いられている。日記の内容と逸れるが、ストッキングの色までごちゃごちゃとマナーで言われる対象となる。


このように人によって、ストッキングは必需品とされながら、消耗品的で高価なものだ(学生にとってはなおさら)。

破れにくいという商品もあるが、5回履けたらマシな事が多い。それが、一着約500円〜1500円が普通の値段といったところだ。

生理用品もまた、必需品であるが、消耗品的で、これまた高価である。

正確に言えば、高価な物を使いたいが、安いもので我慢している、買うときなんだか気を使い億劫等、私も何らかのストレスを感じながら生活している人の一人である。


先日、roomsに出展した際、「フェムテック」という言葉を知った。
そこでは、生理にまつわる、様々な見知らぬ商品が紹介されていたのだった。

今まで、私は、生理といえば、たぶん30年前と大して代わり映えしないナプキン、タンポン、布ナプキンくらいしか知らなかった。

そして、何やら経皮毒という言葉もあり、ナプキンの身体への影響も微妙に気になる。

(月経カップも試したが、正しく使えているのか分からず、身体への負担、衛生面が気になり使わなくなってしまった)

それが、全部要らない
パンツを履くだけで、生理期間過ごしてしまえるという
「生理用吸水パンツ」
というものがあるというではないか。

色々不安がありつつ、試して見ることにした。

(展示会場でパンツパンツと騒いでいると、自分で3着買ったあと、2着人からもらった😅突然のパンツバブルである。)

結論から言うと、生理用給水パンツ着用時に漏れて経血が服に染みて失敗してしまった。

でも、上手く使えればいい商品だと思う。

まず、生理1日目は何の問題も無かった。
ナプキン特有のムレがなく、なんと吸水部分はずっとナプキン以上にサラサラなのだ。

感動して、そのまま2日目もパンツで過ごしていた。

しかし、夕方頃、漏れてしまった。

パンツはずっとサラサラだから、漏れる前兆が無いのだ。自分の経血量が分からない。

パンツは、量が多い日用を履いていたが、
吸水部分が背中に向かって広く伸びているというだけで、寝た姿勢でない限り、立った姿勢での給水量は普通の日タイプのパンツとそんなに変わりないのだ。(たぶん)

そして、座った姿勢に、漏れが起きやすい。(たぶん)

たぶん、2日目さえナプキンと併用すれば、パンツだけで、乗り切れると思う。

これで、消耗品の生理用品の使用が減ってエコで経済的だ。
しかも、ムレが無いのでとても快適だ。
気になる洗濯だが、お湯につけ経血を取ったあと洗濯機に入れるだけで簡単だった。
出張時に、荷物が劇的に減るのも嬉しい。

しかし、気をつけなければいけない点もあると思う。

経血を目視して体調管理を多少なりともしていると思うのだが、それが全くできなくなる。

まだ慣れていないので、常に漏れていないかの不安感もある。

このパンツに重ねてナプキンをつけると、通気性ゼロで異様にムレるからたぶんムリ。

しかし、上手く使いこなせたら、
生理の日が劇的に快適に過ごせそうだ。

このパンツでは絶対漏らさないという自信を持って過ごすことは出来ない。漏れ対策と経血の状態把握のため私は、2日目はナプキンをして併用しようと思う。


小さな事だが、生理期間は憂鬱で行動が制限される。でも、このような商品によって、大袈裟でなく人生変わるかもしれない。

身の回りには、進歩するだけが良いことでは無く、進歩の代わりに何かを失ってしまうものもあると思っている。

でも、この分野は、たぶん表面にはなかなか現れない地味な分野で、経済発展に寄与するものではないかも知れない。でも、確実に無駄なゴミを減らし、一人ひとりの毎日の幸せに大きく作用するだろう。








いいなと思ったら応援しよう!