フランスの免許証が届きました!
Bonsoir!
大変ご無沙汰しております。
本日、お陰様で念願のフランスの運転免許証が届きました〜!!
ということで
簡単に手続きの流れをシェアさせていただきたいと思います〜。
前回、フランス大使館の領事出張サービスに関する記事で運転免許証書き換え手続きについて少し触れたのですが、この度日本の免許証からフランスの免許証に書き換えるという手続きを行いました。
まず、この手続きが必要なのは、1年以上フランスで仕事をする人で、且つこちらで運転する必要がある方となります。
※ 学生の間や、学生から社会人へと滞在許可証上でのステータスが変わるまでの間(私が学生ビザの後に持っていた就職活動ビザ、また就労ビザ申請後、受け取りまでの間に持たされるrécépisséなど)は、日本の免許証と日本大使館で得られるフランス語訳の両方を携帯することで運転する形になります。
流れとしては
ビザを受け取る(12月23日)
--> 日本にいる家族に運転免許経歴証明書の発行願を出してもらう(1月4日)
--> 実家に郵送にて運転免許経歴証明書が届く・法定翻訳家に見積もりをお願いする(1月10日)
--> 運転免許経歴証明書のスキャンと運転免許証(両面)のスキャンをフランス語の法廷翻訳家の方にメールで送る(1月12日)
--> 銀行振込で先払いを済ませる(1月19日)
--> 翻訳されたものを電子版で受け取り、校正・修正、電子版の法定翻訳の受領(1月20日) 校正の際は、特に住所や名前などの読みに注意してみてください。
--> フランス政府公式サイトANTSにて免許証書き換え手続き申請を行う(1月20日)
--> メールにて免許証原本とANTSの個人ページから印刷できる書類をlettre recommandée avec avis de réception にて郵送するようにお知らせがくる(2月20日)
--> 免許証原本と書類をポストに投函(2月27日)
--> 無事受け取ったとのお知らせがメールでくる&免許発行(3月3日)
--> フランスの免許証が家に届く(3月9日)
手続きにかかる時間は県ごと、また時期によっても異なるため、日付はあくまで目安程度に見ていただきたいのですが、学生の頃レンヌの県庁に問い合わせたところ、申請から受け取りまでに最低1年はかかると言われていたこと、また今回ANTSで申請手続きの完了画面にも6ヶ月から8ヶ月ほど見る必要があると表示されていたので、2ヶ月ほどであっという間に手続きが済んで、フランスの行政手続きでは稀にないとても嬉しい喜びを感じました!笑
以前、県庁の窓口や日本大使館、法定翻訳家の方に質問をした際に返事をもらえなかったことや異なる情報があったので、以下にまとめます。
フランスの免許証と引き換えに、日本の免許証は失う。手続き後に返ってくるかもしれないと言われましたが、夢は見ないでおきましょう。
日本の運転免許センターで申請できる運転経歴に関する証明書は4種類ありますが、フランスの運転免許書き換え手続きには、どの証明書が良いか明記されていません。ただし、ANTSの申請画面に入ると、「日本の国土交通省が発行するもので、運転の資格があり、運転免許証が失効・無効していないことを証明する書類」とありました。私が今回お世話になった法定翻訳家によると、運転免許経歴証明書と無事故・無違反証明書を頼む方が多いとのことでしたが、それぞれに手数料と法定翻訳費(今回は50€)がかかるので、運転免許経歴証明書のみで通るのか試したところ、問題ありませんでした。
今回、数件連絡をしたところ、法定翻訳家によっては書類原本を受け取ってから翻訳を行うという方もいらっしゃるようです。私がお願いした方は、必要であれば書類原本にも証明印鑑を押すので原本を送ってもらっても構わない、というスタンスでしたが、それもなく無事手続きが終わりました。ちなみに、翻訳の原本は郵送してもらえるのですが、免許証以外は原本を求められることはなく全てネットだけでの提出なので、PDFがあれば手続きは問題なく進められます。
少し長々となってしまいましたが、以上私の運転免許証書き換え手続きについてでした:)
ちなみに、日本の運転免許証を郵送してからフランスの運転免許証を受け取るまでの間は、日本の運転免許証の両面コピーとANTSから印刷する書類(申請中ですのでこちらが代わりになりますというフランス政府による証明)を携帯するという形になるので、心配なく運転が続けられます!
それではまた、
à bientôt ;)
Rino