フランスの政治にアクティブなメディア vakita
Bonsoir !
EU選挙でフランスでも極右翼が与党を上回ったこと & それを受けてマクロン大統領が国民会議解散を発表したことで国内が年初めと同じくらい政治の話でてんやわんやしている中
LinkedInでとても興味深いメディアを見つけましたのでシェアさせていただきます。
環境問題や動物のウェルビーイングなどを中心とした環境・倫理・社会・経済・政治などの問題を解決するために、調査を行なったり、政治家に直接会って政治を変えていく活動をしたり、それらの情報発信をされています。
情報発信は全てフランス語で、会員制になっていますが、会員にならなくても無料でアクセスできるものもたくさんあります。
例えば、こちらはイタリアのAOP(原産地保護呼称)ラベルが付けられる豚肉加工食品用養豚の実態を暴露したものです。
AOPとは本来、原産地で伝統的な生産過程を守って作られた農産物の品質を保証するためのヨーロッパのラベルですが、認定されるために守るべき項目・条件や、決まりの細かさ、厳しさなどは対象農産物、また、特に国ごとに大きく異なります。
動物由来の農産物の場合、家畜のウェルビーイングが保証されることは、今や絶対条件とされていますが、イタリアのAOPでは、「畜産施設と器具は家畜のウェルビーイングを保証するものでなければならない。」という一文のみで、どのように保証するべきか詳細がなく、つまりコントロールも行われていません。
イタリアでは83%の養豚が集約的生産方法で飼育されているそうですが、
こちらのビデオの中では、イタリアでAOP豚肉加工食品に使われる豚がどのような環境で飼育されているかを、潜入したカメラマンの方の動画を通して紹介(暴露)しています。
このような工業的農法は、フランスにも、日本にも存在します。
何も知らずに何でも好きなものを食べるのではなく、
知って、食べるものを選んで、
世の中を変えていきましょう。
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それでは、また
A bientôt,
Rino