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#17 健やかなココロを
書く習慣1ヶ月チャレンジ
DAY16【あなたの1番大切なモノ】
大好きな場所。箱根の星の王子さまミュージアムの閉館が決まったらしい。もう一度星の王子さまを読んでから行きたい。行ける日取りを考えたい。
本の中の有名なあの一節
肝心なことは目では見えない
本当にその通りだ。
わたしの大切だと思うものは全部見えない。
見えないからたまに不安になる。
自分がそれらをちゃんと持てているか、大切にできているかわからなくなるから。
ここ最近のなんだかうまくいかない毎日。悔しいとか悲しいとか寂しいとか。感情がいっぱいになって自分を見失いそうな時。星の王子さまの言葉の意味にまた気づかされた。
わたしって、自ら選んで目に見えないものを大切にしているんだな。って。
モノにももちろん価値はある。
でもどんなにお金があっても健康は買えないし。
健康であっても心が豊かでないと生きる楽しみを得られない。
逆を言えば貧乏でも、たとえ不自由な身体があっても、心が元気ならアイデアが生まれたり、工夫を重ねたり、人生を楽しむことって全然できるのだ。
兄が教えてくれた生き方。それだけは確信している。
だから何より大切にしたいのは心の健康だ。
美しいものを美しいと思ったり、おいしいものを食べて幸せを感じたり、平凡な日々の瞬間だ。その有り難さを噛みしめることができる健やかな心。
そういうものを自分も大切にしているし、ほんちゃんにも知っていてもらいたいと願っている。
そう認識すると、最近の心の風邪も。
強くなるため。抗体を得るために必要なことだったのかもしれない。
いろんなことが重なって久々に落ち込んでばかりの10月だった。今できる努力を続けていても、出口のないトンネル状態。これっていつ終わるの?報われないの?…と不安になったり、一番わかりあいたい相手と分かり合えなかったり。
悔しくて、やるせなくて、孤独を感じて。
消えたい消えたいと湧き出てくるマグマみたいな感情を全力で押さえ込んだ。
「そんなこと軽々しく思っちゃいけない」
分かっている。充分わかっているけど、自尊心もやる気も希望も…全部を一気に削ぎ落とされてしまったようなとんでもなく大きな虚無感に襲われていた。
自分のことを嫌って、恨んで、苦しくて仕方がない。でもどうしようもないから、拳は何度も太ももにアザをつくった。言葉にできない悔しさをどこに向けたらいいのかわからなかったのだ。
黄色くなったアザはもう治りかけ、わたしの心の風邪ももうずいぶん良くなった。
目に見えないモノって、本当に見えない。
だから大切なものが見えないなら、信じるということもプラスで付随してくるのだ。
信じられないなら大切なものを守ることができない。そう知った。
みんなが探しているものはたった1本のバラやほんの少しの水の中に見つかるのに……
地球の人たちは、たくさんのものをもっているはずなのに自分の欲しいものをみつけられずにいる。
でも王子さまはたった一本のバラやほんの少しの水から見つけることができた。
有りすぎる世界のなかにある大切なもの。
わたしも見失ってはいないだろうか。
そんなふうに問いながら生きることって、やっぱり悪くないと思うのだ。
自分が正しいと言える自信がなかった。
ないから落ち込んでしまう。
それも必要なことだった。
自分を信じてみたいと今は思う。
そう思うためのきっかけだった。
しっかりてのひらの中に大切を握り、また顔を上げる。やりたいことや、やるべきことと向き合って。シアワセと思える瞬間をたくさん拾い集めていこう。
レミオロメンの幸せのカタチ
不確かなそれぞれのしあわせを信じる、、
そういうところが今日はぴったりかなと思い選曲。