ハンディを持つ息子がコロナに罹り、要介護の義母を抱えているのに、私も陽性者となった日からの療養記録①
9月8日(木)
私、療養1日目(発症日が0日目となる)
平熱、喉の違和感(痛みほどでは無い)、咳の症状。
療養3日目の息子も同じく。
顔色は少し良くなってきたように感じる。
私が陽性になったので、これで気兼ねなく息子のケアが出来る…ってのもおかしな話ではあるけど、息子の部屋への出入りはしやすくなった。
ただ、ネックとなるのが部屋と部屋との距離(結構離れてる)。
今まで以上に他の家族と遭遇しないよう、気を張り巡らせながら動かなければならない。
いっそのこと、息子の部屋へ私が転がりこんでおけば良かったのだろうか。
時すでに遅し。
いつもはまだ寝ている時間に起き出して、娘が台所に立ってくれている。
注文の多い義母の朝食メニュー。
この状況になっても相変わらずで、早速「冷たいから温め直して」などのクレームを言われたらしい…。
夫、娘ともに陰性確認。
義母もクリニックで陰性確認。
コロナが出始めた頃から、各所からハイリスクである義母の世話は限定した家族で行うように言われていたので、2年以上ワンオペで私が全てを請け負ってきた。
仕事で人混みや県外へ行くこともある夫。
従業員数の多い工場で働く息子。
対面の相談業務や会議、出張などもある娘。
3人と義母との接触は、ほぼゼロになるような生活を送ってきた。
家の中でも外でもマスクは欠かさず、随時消毒や換気を心がけた。
家族で食卓を囲むこともリスクになるとのことで、義母とは2年近く別々に食事を摂るようにしていた。
我々家族での食事も、もちろん黙食だ。
外食も、不要不急の外出も、大好きな野球観戦も、みんなみんな控えて来た。
「家庭内感染は、お嫁さんの気の緩み」
対策が緩かったから家庭内感染が起こったと言われるのであれば、私はこれ以上一体どうすれば良かったのかを是非教えて欲しい。
「ちゃんと療養しないと義母さんの介護に戻れないよ」
私は義母のために療養しているんじゃないんですけど!!
「今は何も考えないで、自分の時間を大切にしてね」
だったら!
何にも考えたくないし休みたいし、時間を大切にしたいので、余計な電話かけて来ないでください!!!
デリカシーのない言葉に傷つけられる1日。
何気に吐き出した言葉かも知れないけど、相手にとってはナイフのように突き刺さることもあるんだということをイメージできる人でありたいとつくづく思った。
ちなみに。
全ては義母がらみの方々(その道のプロ)からのアリガタイお言葉。
連ねておいて後でどうするつもりだろうと思いつつ、どこにも吐き出せない現状をここに記しておくことをお許し願いたい。
それだけ、私の心は疲れ切ってしまった。
#新型コロナウイルス感染症
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