第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
効果的な人間関係におけるコミュニケーションの鍵となるのが
「まず理解に徹し、そして理解される」です。
まず理解に徹するためには大きなパラダイムシフトが必要。
パラダイムシフトというのはパラダイム
「ものの見方」シフト「変える」
つまり「ものの見方」を変えるということです。
自分が見ているものと相手が見ているもの同じものを見ていても全く違う考えをしているということを理解する必要があります。
普通私たちはまず自分を理解してもらおうと相手に思うはずです。
相手の話を聴くときも相手の話を理解しようとして聴いているのではなく
次に自分が何を話そうかと考えながら聞いています。
自分のそれまでの経験を相手の経験に重ね合わせて理解したつもりになっているだけです。
「聞く」という姿勢にはたいてい4つのレベルが存在します。
一番低いレベル「相手を無視して話を聞かない」
次のレベル「聞くフリをする」
「うん、うん」と相槌を打つが話の中身は
ほとんど耳に入っていない状態
3番目のレベル「選択的に聞く」
話の部分部分だけを耳に入れる
4番目のレベルは「注意して聞く」
神経を集中して相手のことに注意を払って話を聞く
4番目のレベルの「聞く」姿勢は普通の人はこのレベルが最大です。
更に上の「聞く」姿勢「共感による傾聴」があります。
「共感による傾聴」とはまず相手を理解しようと聴くことです。
相手の身になって話を聴くことです。
共感とは相手の視点に立ってみること相手のパラダイム、相手の気持ちを理解すること。
そして理解される
相手のパラダイムや関心事を最初に深く理解し、その理解に沿って自分の考えをはっきりわかりやすく、目に見えるかたちで表現すれば相手の信頼度は格段に上がります。