【雑記】あたまの整理 20200922 《2年目のスタートを切る前に》
約1年ぶりに、勉強をサボった。
昨年から続けてきた「5分でもいいから毎日続けよう」と継続してきた勉強を、連休を機にサボってみた。
実は、更にその1週間前から止めていたことがある。
Twitterで毎日の目標を呟くのをサボってみた。
特に何かあった訳ではない。
強いて言うなら、呟く度に「なんかモヤモヤが晴れない」て気持ちが強くなったから。
なので一旦、TLから離れて、自分の気持ちの変化を観察してみた。
「ちょっと疲れていたんだな」。
離れて気づいたのは、そんなありきたりなこと。
根っからの超ド級のネガティブ思考なのでなるべく目標を呟く時には「前向きな気持ち」にフォーカスを当てて自分を盛り上げるようにしていたが、それがじわじわ負担になっていたらしい。
それと共に、他の方々のツイートを見て「自分も頑張ろう!」とモチベーションを上げていた反面、「あぁ、自分は全然ダメな奴だな…」と無意識的に考えてしまうのを気づかないように抑え込むのに相当なエネルギーを消費していたらしい。
試験日までは「ネガティブにならないように」、「立ち止まっている暇はない」と根性で気持ちを維持していたが、試験と自己採点が終わってことで、その支えがポッキリ折れてしまった。
そこで休めば良かった。
でも、Twitter上では「2年目へのスタート」を切っていく人達がどんどん出てきていたし、「ここで休んだら、今まで詰め込んだことが無駄になる」という気持ちもあって、立ち止まるに立ち止まれなくなっていた。
『毎日5分でも続けてきた』という意地だけで2年目のスタートを切ってしまった。
そこがズレの始まり。
つらい気持ちを癒すのは、
『時間』 なのか 『忙しさ』 なのか。
とりあえず分からなかったから、それまで通り忙しくしながら、気持ちが落ち着くのを待ってみた。
確かに、時間が経つにつれ、「あの時こうしていれば…」て気持ちは薄れ、「来年に向けてこうしよう!」て気持ちが出てきた。
でも多分、それすらも『上っ面のポジティブ思考』で、本当の気持ちから目を逸らしていただけだったのかもしれない。
弱い私には、立ち止まる時間が必要だった。
脇道に逃げて、ゆっくり息をつく時間が必要だった。
体力的にも精神的にも限界だったのに、無理して「自分はまだまだ出来る!」と見ないふりしてきた。
「自分には頑張りが足りなかった!」、「もっと大変なのに頑張っている人がいる!」と自分を鼓舞してはいたが、心の奥底では「もう無理だよ、疲れたよ」と叫んでいた。
いろんなことが楽しくなくなっていた。
「勉強は楽しいか?」
これには、「はい」と答えられる。
自信を持って「はい」と答えられる。
新しい知識を得て、これまで見えていなかった世界が見えてくるのは、楽しい。
いろんな知識が繋がって、世界がガラッと姿を変えるのを実感するのは、楽しい。
では、何が楽しくないのか?
それをじっくり考えてみた。
来年の受験をするかしないかを決断するための情報収集をした。
2年目をスタートするなら勉強法をどうしたらいいのかを情報収集した。
そうやって、来年に向けての決断をした人の話や、合格者の体験記や、合格ほぼ確定の人の勉強法を読んでいるうちに、なぜだかモチベーションが下がっていった。
情報に触れれば触れるほど、「お前は単に努力不足だったんだ」とか、「『合格する』という覚悟がなかったんだ」とか、「どうせまた同じように失敗するんだ」とか、「会社を言い訳にするな」とか、「試験管のせいにするな」とか、自分で自分を攻撃する言葉がどんどん溢れてきていた。聞こうとしなくても、心の中にどんどん溜まっていった。
そりゃ楽しくなくなりますわ。┐(´д`)┌
「つらかった、しんどかった、もう頑張れない、休みたい」って泣きながら走っている人に、「うるさい!そのくらい苦でもない人もいる!甘ったれるな!根性が足りない!休んだら二度と走り出せないんだ!止まるな!!」と鞭打ってるのと同じですもん。他人にそんなことしますか?ですよ。
勉強環境も仕事量も、体力面も精神面も、周囲のサポートも基礎知識も、全部が全部同じ条件じゃない。人それぞれ全然違う。
「他人と比べない」と頭では分かっていても、どうしても「自分の状況に当てはめて」その情報を処理してしまう。
違う、違う。 比べなくていい。
2人前の材料で1人前の料理しか作れなかったら「無駄があったな」と反省すべきだが、「なんで5人前を作れないのか!努力不足だ!」とかいう声には振り回されなくていい。大前提が違うのだから。
山の2合目から頂上を目指している時に、8合目から頂上を目指す人達と同じテンションでなくても構わない。歩く道のりが違うのだから。
その結論に至ったとき、「よし、一度サボろう」と決断することができた。
試験後からの数週間は、
『継続する』ことに執着していた。
努力不足だった自分は、とにかく「継続」しなければならないと自己暗示をかけていた。
2年目の合格を目指すなら、とにかく「継続」し続けなければいけないと自分を追い込んでいた。
でも、違った。
今の私に必要なのは、少し休憩する時間だった。
精神的にも身体的にも、一度いろんなものから解放されて息をつく時間が必要だった。
一度立ち止まったら二度と走り出せない…なんてことはない。
坂道の途中からでも自転車は漕ぎ始められるし、徹夜で作業するよりしっかり睡眠とって翌日再開する方が効率はいい。
勉強も、人生も同じだ。
疲れた時は、休めばいい。
つらい時は、離れればいい。
いま必死に握りしめているものが本当に大切なものか、一度手放してゆっくり確認すると、案外違っているかもしれない。
でもそれは、「今まで握りしめていたものが間違っていた」のではなくて、「大切にすべきものが変わった」だけだから、落ち込む必要はない。
成長すれば、大切にすべきことは変わってくる。
だから、その都度その都度、自分にとって大切なものを掴んでいけばいい。
見極めるために、立ち止まっていけばいい。
勉強も仕事も生活も、無理をせずに楽しく過ごしていくこと。それが最優先の判断基準。
人と比較しない。
楽しむ工夫を義務にしない。
楽しむために自分ルールを設定するのはいいが、自分ルールに雁字搦めにはならない。
2年目の勉強では、これを忘れずにいこう。
今はまだすぐに2年目のスタートダッシュを切れる準備が心身ともに出来ていないが、焦らず、「よし!やろう!」と自分の心が奮い立つのを待とう。
燻った気持ちのままズルズル続けるのではなく、一旦離れて、「やりたい!」と気持ちが燃え上がるのを待とう。焦らず、心に空気を送ろう。
『 風車、 風が吹くまで 昼寝かな 』 。
以上、Twitterと勉強をサボって考えたアレコレでした。
のんびりいきましょう(´<_` )
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