すべてのネガティブ思考は暇人だからおきてくる
精神科医・樺沢紫苑先生のYouTubeを見た。
https://www.youtube.com/live/u5RsB5M9E-A?si=IFeNEOc6StZc5Skx
タイトルの言葉は「他人の幸せを喜べない」という質問者に対する回答の一部を切り抜いたものである。
そもそも他人の幸せを喜ぶ必要はなく、自分のことに没頭していれば他人が何をしていても気にならないということだった。
暇だから余計なことを考える
いろんな活動をしたらいい
やることがいっぱいあると他の人が何をしていても関係ない
没頭していると余計なことは考えない
余計なことを考える時間を1秒でも減らす
最もだなと思ったので『自分の生活を振り返り、空いてる時間を見つけてなにかに没頭しよう!』と意気込んだ。
しかし、障がい児を育てていると
『決して暇ではないけれど、余計なことを考える時間がどうしてもある』
ことに気づいた。
例えば、我が子は睡眠障害を抱えていて、深夜早朝に目覚めることがある。
夜泣きの対応に追われる時は忙しいが、ただ起きているだけのときもあるのだ。
大人しいからといって放置できないのが悲しいところで、安全のために見守り続ける必要がある。
深夜早朝の暗がりの中で、障がいがある我が子を見守り続ける。
結構、いやかなりつらい。
こういうときに、とてもネガティブ思考になってしまう。
『わたしが死んだら誰がこの子を見守るのだろうか』
そんな気持ちで泣きたくなる。
最近は睡眠薬の処方でよく寝るようになったが、睡眠障害と分からず「子どもってこんなものなのかな」と一生懸命寝かしつけようとしていた時代は本当につらかった。
・・・・・・また余計なことを思い返してネガティブ思考になってしまった。
しかし障がいの有無に関わらず、子育て中だと自分のことに没頭できる時間はあまりない。
没頭はできないので、片手間にスマホを眺めて現実逃避してしまう。
そんなときに楽しく子育てしている(ように見える)人のSNSなどを見てしまうと、やっぱりどこか羨ましいような妬ましいような気持ちになってしまうのだ。
自分の場合は『忙しくする』や『なにかに没頭する』は解決策にならない。
ではどうすればいいのか。
もうネガティブ思考になることを受け入れてしまおうと思った。
いいじゃない、ネガティブ思考。
実際大変なんだし。
『ああ、今は何もかもがうまくいってないから仕方がないよなあ』と
空を眺めればいいのではないだろうか。
あと落ち込んでいるときにスマホを見ると、ネガティブな情報に引きずられやすくなるので視聴時間を減らす。
最近はスクリーンタイムをチェックして、一日平均2〜3時間未満を維持しているのだが、かなりメンタルの調子がよくなった。
スマホを見ないと思うだけだはやめられないので、他の部屋に置いたり、鞄の中に入れて取り出す手間を作るなど、物理的な距離があると視聴時間を減らせたのでオススメだ。
イヤホンを取りに行ける余裕があれば、音楽やAudibleを聞くようにしている。
見守りながら勉強できたり、全然違うことを考えたりできるので効果があった。
今思いつくのはこんなところだが、他に有効なことがあれば追記したい。
余談だが
「わたしが死んだあと、この子はどうなる」
は、障がい児を育てる親の悩みNo.1ではないかと思っている。
樺チャンネルの別の動画でも、似たようなお悩み相談が寄せられていて、以下の回答に救われた。
この言葉を受けて
母親である私自身が、一番我が子の成長を信じていない
できないと思いこんで手伝ってしまっていることがある
と気づいた。
もっと我が子を信じてみようという気持ちになれたので、このエピソードを心に留めておこうと思う。
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