WRAP作成✏️

WRAPとは?

Wellness(元気) Recovery(回復) Action(行動) Plan(計画) (元気回復行動プラン)の略。
“不快で苦痛を伴う困難な状態を自分でチェックして、プランにそった対処方法を実行することで、そのような困難を軽減、改善あるいは解消するための系統だったシステム”
WRAP(ラップ)は以下の3項目に該当する行動プランを作成する。

  • 元気な状態が維持されるような規則正しい生活習慣を作成する

  • 不快な気分や行動を把握し、気分が良くなるための行動プランを作成する

  • とても気分が悪く、自分自身で物事を決めることができない場合に、他の人に何をして欲しいかを予め伝えておき、自分自身が安全でいられるようにする。

作成の動機

精神障害で将来を諦めて、再発を恐れてビクビク生きていくよりも、
リスクを十分を考慮した上で、希望を持って自分の意思で決定していきたい。
WRAPはそんな考えに合っていると思ったので、参考にしながら作成する。

WRAP作成手順

  1. いい感じ“に過ごせる日常生活管理プランを作る

  2. 「引き金」とは?どう対処するか?

  3. 注意サインは?どう対処するか?

  4. 死にそうな時は?どう対処するか?

  5. 死にそうな時サポートしてもらうことは?

  6. 生き残った時はどう言う状態か?何をすべきか?

だいたいこんな順番でやっていくみたい。

1. “いい感じ“に過ごせる日常生活管理プランを作る

1−1. そもそも“いい感じ”な状態ってなんだよ(キレ)
私にとっていい感じな自分は以下に定義する

  • 爽やかであること

    • 人からの褒め言葉で、心に残っている単語である。

      1. 人相が黙っていると怖いらしいので、にこやかに喋ると

      2. “礼儀正しいね”とか“爽やかだね”と言ってもらえる。

      3. 大学の時、好きな子にさわやかさんって言われたのも嬉しかった。

  • 自由であること

    • カウンセラーさんから“自由でありたいんだね。縛るものが嫌いなんだ”

      1. と言われて腑に落ちた経験がある。

      2. 基本的に支配されるのが嫌いである。顔に出てしまって困る。(ゲェーとか言っちゃう)

      3. 妹も「風になりたい」って言ってたので、生来そうなんだろう。

  • 優しくて親切でユーモアがあること

    • とってもシンプルだけどとっても難しい。

      1. 上記を満たすには相手のバックグラウンドに関する知識が必要。

      2. 私は自由でありたいし、他の人にも自由であって欲しいと思う。

      3. だから、仕組みや社会規範が自由を制限するとき、怒ってしまうんだと思う。

      4. 個人と向き合って、その人にとって優しくて親切でユーモアでありたい。

  • イカれたことをやること

  • イカれたことをわらってくれる仲間がいること

    • 私がやりたいことはだいたい的を外れているし、非効率的だし理解されない。それでも、やりたいことをやりたいだけやるのが私の生の実感になる。まあ、どんだけ不格好で気持ち悪くてもやらないとどっちみち死ぬ。難儀だなぁ。しかし、やったところで仲間の受容がないと死ぬ。1人でいる方がマシ。(難儀だなぁ)

  • なんだか希望が見えること。ポジティブであること

    • 時代を経てなんだか世間はよくなっていく気がするし、私もそんな感じがする。

1−2. “いい感じ”でいるために毎日すべきこと
シーザーの行動攻略Wikiがこれに該当する。

1−3. “いい感じ”でいるために時々すること
毎日のルーティンに組み込めない、月に1度、半年に1度みたいなタスクは正直嫌いである。
私はかなり連続性が薄い存在であるからだ。動機が不透明なこともやりたくない。
(参考::“1秒後にどうなっちゃうかアタシにもわかんないんだからっ!”)
まあ、リストに書き出す努力はしようと思う

  • 銀だこ

  • SUBWAYえびアボカド

  • SUBWAY生ハムマスカルポーネ

  • モスバーガー

  • コメダのココア

  • 31のラブポーションサーティワン

  • ミスドのストロベリーリング

  • 小説を書く

  • 光を浴びでボーっとする

  • 日記を見返す

  • 仲良しに自分の良いところ言ってもらう

  • 面白いシャツを買って、内緒で着る

  • それを仲良い人だけに見せる

  • 散歩しにいく

  • 寝る

  • かわいい服を着て友達と食事する(週1にしとけよ)

  • 自助会の人と話す

  • 妹とコメダに行ってダラダラする

  • 友達と電話する

  • マッサージしにいく

  • 好きな人(未定)とキャッキャする

  • 図書館に行く

  • 本を買う

  • ホウレンソウする(放置・連休・早退)

  • かわいいこをひたすら褒める(犬とか妹)

  • 冗談を言う

2. 「引き金」とは?どう対処するか?

2−1. 「引き金」とは?
「引き金」とは、気分が悪くなったり、調子を崩すきっかけになるような出来事や状況のこと。自分の力ではコントロールできない「外部」で起きている事柄の事。

  • 他人の感情の渦(他人の連続性が薄くなって怖い)

  • 寝る時間が短くなる

  • 外出する

  • お父さんに怒鳴られる

  • 苦手な人ができた時

  • お酒を飲んだ時

  • 生理前後のとき

  • ニキビだらけになった時

  • 強い不安を感じた時

  • すごい疲れた時

  • 自由を制限されることを言われる

  • 未来が制限されることを言われる

  • 結構放置のとき

  • 自分から積極的にいかないといけない時

  • ちょっとショックなニュースを聞いた時

2−2. 「引き金」が起きたとき何をするか?

  • 深呼吸する

  • できごとを記録して、みんなに聞いてもらう

  • マインドフルネスをする

  • 記録だけしてとりあえず放置しとく。

  • 話しかけた回数を正の字で記録して、落ち込んだらみる

  • 自分のせいではなく、相手の問題であることもあるので、とりあえず落ち着く。自分を過度に責めない。

  • これは自分の問題なのか他人の問題なのか紙に書く

3. 注意サインは?対処法は?

3−1. 注意サインとは?
調子を崩すかもしれない微かな変化の兆しのこと。「引き金」が外部であるのに対し、
「注意サイン」は自分の内部で起こるもの。

  • イライラする

  • いつも気にならないことが気になる

  • 休むことができない

  • 買い物が止まらない

  • 考えるのがやめられない。そして寝れない。

  • 考えがぐるぐるしてる。

  • なんか詰んでる感じがするけど頑張るのをやめられない。

  • 息苦しいかも。

  • 帰れない。決められない。

3-2. 注意サインへの対処

  • 日記を書く。見返す。

  • 十分休憩する。すわってなにか食べる。

  • アイマスクして瞑想する。

  • 頓服を飲んでおく。

  • ぐるぐるしてることを書き出しておく。

  • できなければ録音しておく。

4. 死にそうな時は?どう対処するか?

4−1. 死にそうな時ってどんな状態?
状況がギリギリ。いざという時に使う道具などを揃える。そこに予断はない。

  • ご飯がもう食べられない。えづく。

  • ご飯が美味しくない。

  • 食欲がない

  • 死にたい。死んだら解決する気がする。

  • めちゃくちゃに酒と薬が飲みたい。

  • 自分の車でどこかに突っ込んで死にたい。

  • 包丁握りしめて、ぶっ刺すところを考える

  • 泣く

4-2. 死にそうな時やること

  • 有料のカウセリングの予約を取る

  • 自助会に連絡する

  • 精神科の予約を取る

  • 北海道に行きたくなる

  • 遠くに行きたくなる

  • 謝ることしかできない

  • 髪の毛をツーブロックにしたくなる

  • 寝るのが苦痛

  • 声が出ない。どもる。

  • 人に会うことがやめられなくなる。

  • 現実が詰んでる感じがする

  • 幻聴がきこえる

  • 原因不明のあの腹痛が来そう。

  • 文字起こしのソフトを使って今思ってることを書き出す。

  • 休憩する

5. 死にそうな時サポートしてもらうことは?

4-1の状態であることを伝えて人にやってもらうことです。
正直めし食えなくなったら緊急事態。飯食えるようになるまでやってもらいましょう。
死にたいとか言ってたら助けて。
5-1. 死にそうな時自動的に人にやってもらうこと

  • 早く眠れるように、夕飯の準備をしてもらう

  • 土日、出かけないように言ってもらう

  • 頼まれたら甘いものを買ってきてもらう

  • 有料のカウンセリングを提案してもらう

  • 自分の良いところを5つ上げてもらう

  • 映画やミュージカルに連れてってもらう

  • 背中を擦ってもらう

  • いっしょに日記と月分析を読んでもらう

  • 精神科に連れてってもらう

  • 今思ってることを口頭で言うのでそれを書き出してもらう

  • 判断するのが弱くなってるので、決めるか保留にしてください。

  • パニック会を開催する。

  • 否定しないで話を聞いてもらう

6. 生き残った時はどう言う状態か?何をすべきか?

6-1. 生き残った時はどういう状態か?

  • ご飯が食べられる

  • 身だしなみを整える余裕がある

  • 悩んでいたことを聞かれてもよく思い出せない

  • ポジティブな回答が返ってくる

6-2. 何をすべきか?

  • 今回のことを記録しておく

  • よく家族と話し合う

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