創作詩「第四の窓」

知ってる?

人間の心の中には
自分も他人も知らない
「未知の自分」が眠っているんだって

不思議だよね

全てを知っているはずの自分の中に
自分ですら見た事がない
新たな自分がいるんだもの

その子は、どんな子なのかな

可愛い子?

格好良い子?

元気な子?

大人しい子?


良い子?


それとも


悪い子?


だーれも知らない
あぶないあぶない悪い子が

優しい優しい君の中にも
眠っているのかな

もし、眠っているとしたら   

何かの拍子に起きて
窓を開けて
出てきてしまうかもしれないね

そしたら、今の君はどうなるのだろう

優しい優しい君と
あぶないあぶない悪い子は

上手に混ざり合ってくれるのかな


二重人格みたいに
表と裏の関係になるのかな


もしかすると、未知のあの子が強すぎて
今の君は壊されてしまうかもしれない


そしたら、未知のあの子が
君に成り代わって一生を過ごすのかな


なんだかドキドキする話だね



もう、そんな顔しないでよ



え?私は誰かって?




あはは、これは失礼

自己紹介がまだでしたね

私は○○○○○
あなたに成り代わる為に
あなたの第四の窓を開け、ここに来ました

今までお疲れ様
○○○○○



「私は、素直に生きるよ」


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応募用再投稿。

授業中にふと思いついた「ジョハリの窓」の4つめの窓、「未知の窓」を元に想像を広げた結果、出来上がった産物です。(授業を聞け)

「あいつ、突然一皮向けたな」

「まるで自分が自分じゃないみたいだ」

「なんだ?この気持ち」

自分自身ですら感じたことの無い気分を覚え、新たな一面が引き出される。
場合によっては、まるごと人格が変わる。

そんな経験はありませんか?

または、

そんな人を見た事はありませんか?

あなたの知らない間に、第四の窓が開かれたのかもしれませんね。

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