おしゃれのおはなし
私の高校は女子高でした。周りの子は皆、先生に見つからないよう、こっそりメイクしたり、爪を磨いたり、学校すぐそばの駅のトイレでルーズソックスに穿きかえたり、スカートを折ってを短くしたり、各々おしゃれを楽しんでいました。ちなみにうちの高校は休み明けに必ず服装検査があり、ピアスは開けていないか(ピアス厳禁、高一のとき、停学になった子が同じクラスにいました)髪は染めていないか、スカート丈は正しいか、第一ボタンを開けていないかをチェックされます。両耳たぶを触られる、あれは本当に嫌でした。(私は、たかが3年の我慢と思いされるがままでしたが)
私はオタク命だったので(笑)そんなことにお金を使うなら、推しの同人誌を買いたかったので、コスメやルーズソックス、服などは買わなかったです(笑)(君は根っからのオタクだな)
ですが高校卒業とともに就職すると、私ひとりが浮いている、言葉は悪いですがダサ子ちゃんであることに気づき、10キロのダイエットののち、メイクを教わり、可愛い服を買い、髪を染め、流行りの髪型にして、おしゃれを楽しむことを覚えました。(郵便局勤めだったため、あまり派手なネイルや髪色は許されず、ネイルはせず磨くだけに留め、髪色もよく見れば茶かなという程度の抑え目な色に染めました)
以後、外出時は必ずメイク(近所のコンビニ程度ならすっぴんで行きますが)ピアスも開け、ネイルもするようになり、ここ数年は痛ネイルもするようになりました。←
もちろん、お洋服を買うのも大好きになり、今も好きです。(どこかの詩人さんに「お金使いすぎじゃない?」と注意されたことがありましたが大きなお世話ですよね、未だに根に持ってる)18歳~22、3歳くらいまでは、膝上くらいまでのミニスカートも穿いていました。あの頃は若かった(笑)若さって本当にお金で買えない財産ですよね(笑)流石に今の歳では超ミニは穿けないのでカットソーかTシャツにロングスカート、ロングワンピ、チュニックにスカートかレギンスを合わせる、それが大体、私のファッションスタイルです。
昔は若さで何でも押し切っていたので、なんでも似合いましたが、いまの歳ではそうはいかず(笑)少々、お金かかってるなと見える、それなりのものでないとただのくたびれたおばさんになってしまうので(笑)少々お高いと思っても、いいなと思ったものはお金を出します(家計に負担はかけていないですよ、我が家の夫は一応、社長業をやっているので、普通のサラリーマンよりは申し訳ないですがお金はあります)
出かけるときはその時の気分で(大体イベント前日に、天気予報を見て決めることが多いです)新しく買った服を着たいので、天気と相談しての服装で行くことが多いですが。
洋服だけにとどまらず、着物もいくつか持っています。付下げ、訪問着、色無地、紬、小紋と結構あります。既婚者なので、留袖と喪服も誂えないといけないのですが。近々、誂えます。
それにピアス、ネックレス、ブレスレットをして、メイクをして、イベントが近づくとネイルをしに行きます。靴も靴下もお気に入りのものを穿きます。(※私はデザフェスに行きだしてからピアスをアホほど買いこんでいるので、数だけはめちゃくちゃあります笑)
ネイルは一色だけの時もあり、二色を両手に、交互にくるように塗ってもらうこともあれば、痛ネイルをしてもらうこともあります。
チコちゃんネイル!(笑)
これは幼稚園で、ママ友さんに「なにこれ??チコちゃん!?」とびっくりされたものです(笑)そりゃ驚きますよね(笑)
ハッチポッチネイル!これは一昨年ぐらいにやってもらったものと思います。
これはグッチさんの事務所に画像を送ったところ、ご本人から「ネイル、ウケました」とお返事をいただきました(笑)
施術してくれるのは、代官山にいる某ネイリストさんで、都内ではここしか見つかりませんでした(探せばあるのかも知れませんが)ただこのネイリストさんは、世界のネイルコンテストで入賞されたことのある方で、土地柄もあり、やっぱり可愛いネイルをしてもらうと気分もワクワク、アゲアゲになります!
地元にもネイルサロンはあります。そこでは一色か二色しかしませんが、やはり爪先を綺麗にしてもらうと、美意識が上がります。美意識は爪に現れます(これは本当らしいです)コミケでも、ネイルをしていくと高確率で「ネイルかわいい!」と褒めてもらえます。女性諸氏、手は結構見られてますよ。
もちろん、家事をやるので、どうしてもジェルネイルだと一ヶ月もつかもたないかで剥げてしまいます。そうすると致し方ないので、また新たにサロンに行きますが。
これはminneで見かけたネイルチップをモデルに施術してもらったもの。どうでもいいですが、私、手、ちっちゃいですね(笑)私の手相は、イチロー氏、ホリエモン氏と似ているらしいです(どうでもいいトリビア)
その他、一色か二色だと、蛍光ピンク、オレンジ、オレンジ+黄緑、その時の気分で違いますが、大抵、パっと見て元気の出る色を選ぶことが多いです。(基本、赤、ピンク、ビタミンカラーを好みます)
コミケが近づくと痛ネイルをします。ハッチポッチ、チコちゃんはやはりコミケ直前に施術したものです。
爪先が綺麗だと、夫も褒めてくれます(^^)「お、きれいにしてもらったね!」と。やはり夫も、妻が身ぎれいにしてくれるのは嬉しいようです(男性なら大体そうですよね)
美容院は月イチです。表参道のおしゃれな美容院です。私の長さだと、地元でも表参道でも大して変わらないのですが、気分の問題です。下町の美容院の4000円カットと、表参道の15000円カット、お金はかかっても、私は後者を選びます。
おしゃれな街にある、おしゃれな美容院で、おしゃれでイケてるスタッフさんが、まだ見習いと思しきスタッフさんに「僕のレディにコーヒーをね」とか言って、コーヒーとおやつが出てきて、楽しいおしゃべりをしながらカットとカラー、ダサいスタッフはひとりもいません。
カットの技術、センスもさながら、トークもお上手で、ひたすらこちらをお姫様扱い、流行にも敏感なので、私の恰好も褒めてくれます。(最近だと、詩人さんに「お金使いすぎじゃない?」と言われた一連の話をしたところ「うわ、キモwそいつヤバいですねw」と笑ってました)
全てが終わると、頭皮と肩マッサージをしてくれます(美容師さんは、肩まではマッサージしていいそうなので)とても上手いです。
お店を出たあとは、気分よく帰れます。やっぱりこういう風にして、女はいくつになっても、常に身ぎれいにして、いつも機嫌よくいることは大切だなーと思うようになりました。フェイシャルエステも、最近ですが行くようになりましたしね。
香水を集めるのも好きです。なるべくキツく香らないものを選びます。若いころはよくバーバリーの女性用を使っていました。以後はちょくちょく変えて遊んでいました。
最近は石原さとみさん愛用のものと同じ香水を買いました。これ、めちゃめちゃいい香りです。(お高いだけはありました…)キツくもないし、ふわっと香る程度で、とても上品です。シャネルの5番やジバンシイなんてキツいものは私には無理ですが(笑)
化粧品もチェックします。私は肌が弱いので、ようやく最近、合うファンデを見つけました。その他スキンケアもようやく合うのを見つけました。若いころ、レブロンの「Love That Red」という口紅があり、これがガンガンの鮮血色でして、とてもじゃないですが職場につけていけず、イベントかライブでした。もうないようですが、また復刻して欲しいですね。
他、アイシャドウやチークなんかで遊ぶのも大好きです。
誰かが言った「女は灰になるまで」というのは本当ですね。
女はどんな状況であっても、薄く化粧をして、身ぎれいにして、背筋を伸ばして、紅をひいている、いくつになってもそういう女でありたい、そう思います。