私の人生を変えたゲーム①
私は絵を描くこと、読書の他に、ゲームも大好きです。アクションものは苦手なので、専らRPGか、育成ゲーム、のんびりスローライフ系、恋愛ゲーム、こういう系統を主にやってきました。今まで色んなゲームをやってきましたが、中でも私の印象に強く残り、人生を変えたゲームを、これからの記事でいくつか書いていきたいと思います。
確実に私の人生を変えたのはこの「どうぶつの森」シリーズです。
ニンテンドー64で出ていたことを知らず、出会ったのはDSの「おいでよどうぶつの森」になってからでした。
主人公は人間ですが、それ以外の登場人物はすべて動物。生活必需品を買うためのお店を経営し、且つ、主人公(プレイヤー)のお家を増築しないかと打診してくるのはたぬきち(たぬき)それもかなり法外な値段をふっかけてきます(笑)
たぬきちのお店も、物語がある程度進むと、最初は小さな商店がデパートにまでなります。たぬきちは過去、ビジネスでトラブルに遭い、以後、人間ではなく動物不信(動物ですので)になり、仲のよい仕立て屋のあさみちゃん(ハリネズミ)に慰められても、暫くヤケを起こしていたというエピソードも垣間見れます。
その他、仕立て屋「エイブルシスターズ」ここでお洋服を買い、またプレイヤー自身がデザインしたお洋服を展示してもらうことも可能です。DSですので、タッチペンでカンバスに描き、それを展示してもらえます。
エイブルで売り子をしているのは、店員のきぬよちゃん(ハリネズミ)この子はとてもハキハキした子で、緑色のギンガムチェックのエプロンをつけ、関西弁をしゃべります。それは〇〇やね、××ベル(ベルは森でのお金の単位)やけどどうする?とテキパキ働きます。
お姉さんのあさみちゃんは、きぬよちゃんとは正反対で、たぬきちと気まずい関係になったことも関係してか、生来、コミュ障でもあるのか、店の奥でいつも黙ってミシンでお洋服を縫い、ある程度通って話しかけないと、なかなか心を開いてくれません。(仲良くなれば、笑顔を見せてくれるようになりますが)
博物館もあり、プレイヤーが捕まえたムシ、魚、美術品、化石を寄贈し、展示してもらえます。博物館の館長であるフータさん(フクロウ)が、新しく捕まえたムシ、魚を持っていくと、それについての解説をしてくれます。フータさんはとても博識です。
フータさんはフクロウですが、ムシが大嫌いで、持っていくと「ヒッ、〇〇…い、いや、大丈夫ですよ!…それで、どうします?解説します?」とあからさまに嫌そうな顔で聞いてきます。生態、生息地、活動時間などを解説したのち必ず「ああ、キモチワルイ…」とプルプル震えて終わります。
魚、海の幸については、やはり生態、生息地、活動時間、食べたら美味しいかどうかも教えてくれます。〇〇にして食べると美味しいですよとか、あまり美味しくないとか、魚、海の幸は平気なようです。化石にはロマンを感じているようで、化石については熱弁をふるいます(笑)
美術品は、不定期に現れる、いかにも怪しげな「つねきち」(キツネ)が美術品をいくつか持ってきますが、ニセモノも混ざっており、これは運とカンで買うしかなく、それもひとり1点しか買えないので、運とカンに任せて買い、翌日にプレイヤーのポストに届きます。(おそらく、たぬきちがビジネスでだまされたのは、このつねきちじゃないかと)
その美術品をフータさんに鑑定してもらうわけですが、どうやら美術品にはあまり思い入れがないらしく、本物であれば「〇〇な名画としか言いようがありませんね、ハイ!」でおしまい、解説もありません。逆にニセモノを持っていくと「あっ!これ、ニセモノですよ!」と突っ返されます。ニセモノは展示できないと。そりゃそうですね(笑)
博物館2階には、フータさんの妹フーコちゃんがいます。星が大好きで、プレイヤーのデザインした星座を展示してもらうこともできます。
のちに、フータさんフーコちゃんに関しては、ほっこり兄妹エピソードを垣間見ることもできます。
役所にいるのは、昼間はぺりこちゃん(ペリカン)夜はぺりみさん(ぺりこちゃんのお姉さん)の2人で、郵便配達員のぺりおさんもいます。ぺりおさんは夕方、空を飛んでいて、パチンコで撃ち落とすこともできます。
ぺりこちゃんはぺりおさんが好きです。ですがぺりおさんはぺりみさんが好きです。ぺりみさんはぺりおさんに興味がなく、ぺりおさんを「ただのおバカ」と一蹴し、ぺりこちゃんがそれに怒り、ぺりみさんとケンカになり、ぺりみさんは窓口で泣いていることがあります。恋の三角関係(笑)
商店が大きくなるためには、ファッションデザイナーのグレース(キリン)のファッションチェックを3回(?)合格しなければならず、それをクリアすれば、商店は立派なデパートになり、店員も「まめきち」「つぶきち」の2人が加わり、デパートなので、品ぞろえも賑やかになります。
ちなみにグレースは本名を「なべのすけ」といい、たぬきちの古い知り合いなのだそうです。しばらく顔を合わせていないが、それでもやはり友人が成功しているのは嬉しいと、たぬきちが言っていることもあります。たぬきちにも、友達思いのところがあるんですね。ちなみに、グレースはおネエ言葉を使います(笑)
いま私がプレイしている「あつまれどうぶつの森(通称あつ森)」は、残念ながら、ぺりこちゃん、ぺりみさん、ぺりおさん、グレース、門番さんなどはお役御免で出演しません。代わりに、3DSの「とびだせどうぶつの森」から出演になった「しずえさん」(犬・シーズー、弟はケントといいます)が主人公のナビをしてくれ、役場もしずえさんが切り盛りするようになります。
あつ森は、DS時代から比べると、かなりサバイバル要素の強めなゲームになりました(笑)いきなり無人島へ放りこまれ、木の枝を拾わされ、雑草を抜くよう命じられ、DIYで釣りざおを作って魚を釣ると、フータさんが「その無人島に、博物館を作りたい」とたぬきちに打診してきます。
他の島へ行くことも可能ですが、マイルを貯めないと手にできないチケットが必要になり、私を含め他のプレイヤーはそのチケットを手にする為に血眼になったはずです(笑)
離島へ行くと、たまに一人キャンプを楽しんでいるどうぶつが居て、うちの島に来ないかとスカウトでき、上手くいくと自分の島へ招待できます。お目当ての子、可愛い子と出会えるかはやはり運です。
これを森プレイヤーたちは通称「離島ガチャ」と呼び、私は必死で「みすずちゃん」を自分の島に呼ぶことに成功、こういう運のない私にしては快挙です。
あつ森でもやはり、役場はしずえさんとたぬきちが切り盛りし、やはりお家を増築するのに法外なお金をふっかけられるのは変わらず(笑)ムシ、魚も種類が増え、さらに素潜りで海の幸をとることもでき(ダイオウグソクムシを採ったときは私も驚きました)美術品も増え(やはりつねきちから買わなければならないのは変わらず、もちろんニセモノも混ざっています)何よりあつ森の最大の変化は、自分で自分の作りたい島を作れてしまうことです。
「マインクラフト」の簡易版とでも言いましょうか、物語が進むと、道路整備の資格、建物建築の資格が取れ、そこから自分で開拓し、植物を植え、島を飾りつけし、島の評価をしずえさんがしてくれます。上手くいけば星5の、みんなの憧れ、絶対住みたい島と大絶賛されます。(もちろん島の評価が悪いからといって、ゲームの進行には関係しませんが)通称「島クリ」といいます。
さらに、あつ森の追加コンテンツ「ハッピーホームパラダイス」も買いました。これはあってもなくてもゲームにはやはり関係ないです。ひたすら住民たちの注文するお家をコーディネイトしてあげて、お給料ももらえます。
最近、私は全くあつ森を触ってませんが(化石、ムシ、魚、美術品、海の幸、全てコンプリートして、島評価も星5なので、やることがなくなってしまいましたので)テレビにつないでいるものでして、早く次世代機が出て、新しい森で遊びたいなというのが正直なところです(笑)
そしてこれは、出なくなったキャラで一番残念なのが「リセットさん」です。これはずっと森シリーズをプレイしてきている人なら誰でも知っているキャラですが、最初こそ穏やかな口調で「セーブしてから電源を切るように」と言ってきますが、何度も続くと「くぉらぁーーーーーーーっ!!!!」とマグマが噴火したような勢いで怒られます(笑)
「でんげんきるならセーブしてから、いうてるやろがーーーーー!!!!!」と怒鳴り散らしているうちに疲れてくるのか、ハアハアいって、「…にくいんか?ワシがにくいんか?」とプレイヤーにお説教をたれてのちのち地面に引っこんでいきます。リセットさんは強力なキャラです(笑)
のちの「街へいこうよどうぶつの森」に出演してくる、リセットさんの弟「ラケットさん」が、兄は普段あんなだが、大目に見てやってほしいと言ってきます。怒りすぎて、血圧が高いからとも言っていました。お兄さんとは違って、ラケットさんはとても温厚です。
他にも、住民たちもとても魅力的な子ばかりです。私のお気に入りの子たちは、この子たちです。
レイニーちゃん。「わたし系」で、口調もとても丁寧、礼儀正しく、DSの森のとき、一番最初に写真をくれた子です(住民は、仲良くなると、自分の写真をくれます)
メルボルンちゃん。レイニーちゃんが村を去ってしまったあとやってきた子で、わたし系。わりとすぐ写真をくれました。とても良い子です。
みすずちゃん。ちょっとお姉さんぶったキャラで、でもとても良い子で、いつもプレイヤーを気にかけてくれ、写真もくれました。夢カワ色の、とても可愛らしいキャラです。どこかの詩人に言わせるとキモカワだそうですが(笑)
キャラたちとの触れあいだけでなく、季節ごとのイベントもたくさんあります。年末はカウントダウン、春はイースターで「ぴょんたろう」が島にやってきます。ぴょんたろうがくれる家具はとても可愛いので、これが本当にオススメです!黄色を基調にした明るい雰囲気の家具、アイテムが手に入ります。その他、定期的に釣り大会、ムシ採り大会、クリスマス、バレンタイン、カーニバル、花火大会、ハロウィン、サンクスギビングデーと、イベントも盛りだくさん、季節ごとの限定アイテムが販売されることもあります。こういうのも森の醍醐味です。
他にも、魅力的なキャラはいっぱいいますが、いつかあつ森キャラ全員を描くのが目標でもあったりします。とはいえ、早く次世代機の森で遊びたいなぁというのが本音です。
森は、なん時間でも遊べます。娘もやっていますが、島は荒れ放題、増築もろくすっぽやらず、最近はスプラトゥーン3が欲しくてたまらないらしく、森どころではないようです。
早く、ニンテンドーダイレクトで、次世代機の発表がないかと思ってます。
森シリーズ大好き。
余談ですが、森プレイヤーなら大抵の人が知っている「アイカ島」は、怖いものが平気な方はググってみるか、夢番地がわかるようなら行ってみるのも一興かと思います(私は一度行って以来、トラウマになり、以後行かないと決めています)