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はじめまして①

はじめまして、君野倫子です。

長いつきあいの人でも、いざ誰かにわたしを紹介してくれる場面になると「えっと、何て紹介したらいいんだっけ?」と聞かれるか、「えっと・・着物とか、本とか書いてる人」と極めてフワッとした言葉しか出てこないことが多いのです。そして、いつも苦笑いしつつ「わたくし、こういうものです」とビシッと言えない自分がいます。

組織に所属している人、ひとつのことをずっと仕事としている人はきっと悩むことはないのだろうけど、正直、自分でもこの肩書きというものにずっと悩まされてきました。一言でなんて言えないから。

人はたくさんの一面を持っていて、どの部分で「その人」と言うんだろう。

わたしは、

50代、三重県生まれ。現在、ロサンゼルスに夫と7歳のマルチプーと暮らしています。海外生活は今年で10年目。40歳で初めて本を出して以来、今年19冊目となる本を出しました。一人娘は昨年、アメリカの大学を卒業して、今年の春、社会人となって日本に帰国してしまいました。ちょっと寂しい。
日本に一人暮らしの母がいて、日本は年に4回ほど行ったり来たりします。

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青い空と海が好きでロサンゼルスから離れられなくなってしまいました。と言っても、アメリカに住み続けることは、そんなに簡単ではなくて、この10年色々なことがあって、これも話すと長くなるので、またの機会に。

誰かと一緒も好きだけど、ひとり旅が好き、ひとりご飯もひとり映画も観劇も全然平気。年に1回はヨーロッパあたりをひとり旅をします。
お芝居が大好きで、日本でも海外でも、行った時は必ずミュージカル、オペラ、ストレートプレイなど何かしら舞台を観ることにしています。

日本にいた時は360日着物生活。歌舞伎好き、手ぬぐい好き、和菓子好き、着物好き、和雑貨好き、たくさんの好きをテーマに、執筆業、インバウンド・海外進出企業コンサル、パーソナルブランディング、着物スタイリスト、イベントプロデューサー、Webディレクターと好きを仕事にしてきました。

日本文化を紹介するワークショップやレクチャーを海外で企画、オーガナイズしていて、今までアメリカ、ローマ、ロンドン、タイなどで開催してきました。これはもうライフワークです。

これだけを説明するのが、結局めんどくさくなって「文筆家」と言ってしまうのです。ちょっと違和感もあるけれど。

アメリカにいると名刺を使うことがなくなってしまい、もうほとんど名刺を持たなくなってしまったけれど、日本の友人が肩書きなしの名前だけの名刺を持っていて・・なるほど名前だけ名刺を作ろうかと思っています。

モノ書きですが、不特定多数の人に向けて書くのは、いつまでたっても恐怖感を伴います。あまり自分のことを書いてこなかったこともあって、このnoteを書いていくことで、わたしが何者かがわかっていくといいな、そんな気持ちでnoteを始めてみます。

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。       君野倫子


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Rinko Kimino(君野倫子)
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