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今年も一年ありがとうございました。

早いもので、2024年も終わるようです。みなさま、お世話になりました。
大きな災害や、恐ろしい事件もあり、世界情勢は安定せず、物価は高く、大変な年だったように思います。無事に大晦日を迎えられただけでも、幸せなのではないかなと思います。

なんというか、私はわりと自分の身の回りのことを一生懸命やることに心を尽くすようにしていて、目の前のことを日々丁寧にやることが、自分にできることなのではないかな、と思ったりもしています。(夫は被災地にボランティアに行っていました。私などは行っても足手まといになりますので、募金など、自分のできることをやりたいと思っています)

個人的には、すごく充実した年でした。夢物語みたいに思っていた小説の書籍化デビューを果たし、まさか同じ年に続編まで出すとは……。(え? 出しましたよね? 出したよなあ……)

本当に、人生いくつになっても何が起こるかわかりませんね。(デビューしたのって、今年なんですよね。なんか、もっと前みたいな気がしてしまう。文藝春秋の担当編集者さんとは、もう何年もお知り合いのような感じがしてしまうし、時間の感覚がバグっている)

今年はたくさんの人と出会いました。芸能人を見たときに「うわ、本物だ……」と思ってしまうような瞬間がいっぱいありました。先輩作家さんにお会いしたり、オンラインで対談をさせていただいたりして、めちゃくちゃ不思議でした。なんで私、新川帆立さんとこんなふうに普通にしゃべってるんだろ……とか、今ここにいらっしゃるのって本当に織守きょうやさんに間違いないよね……みたいなことを考え出すと、妙な気持ちでした。本物の芸能人の方にもお会いしました。テレビの収録で鈴木保奈美さんにお会いしまして……信じられないくらいおきれいで、オーラって本当にあるんだな……とビビリちらかしておりました。おそれおおいし、ヘラヘラふわふわしているうちに今年が終わる、って感じです。

もしかしたら、この一年まるまる夢で、大晦日に寝て起きたら2024年がまた始まるのかもしれない。

とか思ったりもするけど、たぶんそんなことはなくて、だって創作大賞同期たちの書籍がちゃんと手元にあるんです。みんなの思いが、創作が、魂が、こうやって形になって手元に残るって、やっぱりすごい。

やっぱり思い入れが強い。

書籍化だけじゃない。ドラマになったり、Webで活躍されている方もいらっしゃるし、ほかの賞も受賞して書籍化した方もいらっしゃる。すごい。

私はといえば、商業作家デビューできて、たくさんの方に出会って、いろんなお仕事もさせていただいて、すごい変化のあった一年のはずなんだけれど、なんだかまだいまいち実感がないというか、自覚がないというか、もう少ししっかりしたほうがいいよな、とか思ったりもします。

プロのカメラマンさんに写真を撮っていただいているときとか、私なんかが何をしていただいてるんだろ……とか思って、なんか笑えてきてしまうんですよ。え、写真を私が? まじで? うそー。まさか〜みたいなね。緊張したり、仰々しいことになればなるほど、ヘラヘラ笑ってしまうタイプなので、今年は終始ヘラヘラしていました。

私自身があまりにも変わらないので、来年はもう少しプロになったのだという自覚をもって、シャキシャキしたいですね(たぶん無理)

年が新しくなったからといって私自身が劇的に変化できるわけでもなく、日々は変わらず流れていきますので、健康に気をつけながら、穏やかに楽しく過ごしていけたらありがたいことだな、と思います。

今年も一年ありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いします✨みなさま、よいお年をお迎えください。

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秋谷りんこ(あきや りんこ)
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