【考察】なぜ結婚しても浮気をするの?
これはある日のこと。
日頃飲み歩くのが趣味ということもあり、
行く先々で様々な人達に巡り会えていた。
酒の場で知り合うということもあり、
それはそれは普段人に見せないような部分をさらけ出される事も多かった。
特に多かったのは「不倫経験者」である。
今回は、そんな「既婚者の浮気・不倫」の経験者について個人的に考察していこうと思う。
不倫経験者の言う「理由」
男女問わず、不倫経験者は多かった。
「嫁が相手してくれない」
「旦那が構ってくれない」
こんな意見がよく飛び交っていた。
(同じ空間にいるのにそんな事ありえるの?)
と、私は疑問を抱いていた。
いざ実際に結婚してみると、
確かに無言の時間はある。
だがここから「だから他の人と不倫しちゃおう」とはならないのである。
どういうことだろう?
考えた結果、
「嫁が相手してくれない」
「旦那が構ってくれない」
これは本当の理由では無かったのである。
既婚者が不倫する理由
では本当の理由はなんだろうか?
それは、「自分の市場価値の再確認」
ではないだろうか。
結婚し家庭を持つということは、子供の有無問わず所帯を持つという事。
家族という守らねばならない存在が現れるのである。
それは独身時代のような自分1人の事だけ考えれば大丈夫…という訳にはいかず、好き勝手に生きては行けない立場になるという事である。
ではまだまだ遊びたい、好きな事をしたい。
そんな考えが強い人達はどうなるだろうか。
「結婚して落ち着いたね」
「家庭を持って、すっかり丸くなったね」
これらは褒め言葉ではあるが、
そんな人達からすると
「老けた」
「悪い意味で落ち着いた」
そのように受け取ってしまうのではないだろうか?
本来、人間が体の関係を持つということは、
「自分が相手に受け入れられた」
「自分に魅力があったから」
と、つい自己肯定感を得てしまう行為である。
つまり不倫をすれば「自分まだまだいける」と
市場価値を再確認出来てしまう。
こうして己の自己肯定感を満たすことが出来てしまうのである。
勿論間違えてはいないが、
ここで大切なのは
「性欲を発散したいだけだったり、
ある程度妥協した相手とでも成立する」
という事。
既婚者なら、それくらいの熱量の方が家庭に支障をきたすことなくちょうど良いのだろう。
こうして
「男として」
「女として」
はたまた今は多様性な時代なので、
「1人間として」
不倫する事で、自分の市場価値を再確認出来ることを楽しんでいるように思えるのである。
結論。
私が結婚したのはだいぶ遅めだった。
周りが次々と結婚出産と進んでいく姿をみて、
ずっと羨ましく思っていたからか、今となっては家庭をもてた事をとても嬉しく思っている。
故に、独身ならではの孤独感の方が経験してきたので、結婚してから遊びたいか?と言われると正直そんな気は欠片もわかない。
自分の市場価値をあげたいのであれば、
それはお給料が発生する社会的市場価値の方であって、今更女として見られたいという気はあまり湧かないのである。
(女であることで仕事してきたのもあり)
なので個人的には「絶対に反対派」である。
なにより、惚れた男性が実は既婚者だったと後から知らされて絶望した事もあるからか、尚更許せない。もし周りでいたら、絶対に止める。
だが頭ごなしに止めるのではなく、
何故そうなったのか?相手に歩み寄る姿勢を忘れないようにしていきたいと思っている。
きっとどんな人も、
そこに至るまでの経緯や理由があるはずなのだから。
人それぞれ違いがあるので、
一概に断言は出来ないが、多くの経験者は当てはまるのではないだろうか。
今回は、少しディープな話でした。
いかがでしたか?
個人的見解ですが、少しでも参考になれたら幸いです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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