移民・会社員・方言 三題話
移民論です。
マルクス主義のブラッシュアップが待たれます。
近代の始まりに、資本主義はムラ共同体から人々を追い出したが、いまそれの仕上げが来ている。
わたしの見方では、いま資本主義は、国家(わたしは国家の共同体的側面を重視します)から人々を追い出しています。
移民もそうやし、本国人でも公助を切られたら、移民と同じです。
全日本人、全地球人移民時代や。
ここで、ムラや国家という共同体を取り戻す、つまりうちうちで固まるのでなく、外の人々と連合するのが大事。
移民の立場を訴えるのに、われわれ現代日本本国人も、大状況は同じなわけですよ。
公助の否定は大事で、おそらくこれは、「国家の死滅」の始まりです。
菅政権の歴史的意味です。
このスローガンどうです?
会社員は大変や、
会社で働いてたら、社会運動や社会学習ができない。
わたくしは、会社を辞めてから、社会参加が活発化し、社会思想が大躍進した。
会社のために働くと、
社会のために働けない。
〈会社を取るか、社会を取るか〉や!
究極の駄洒落じゃ。
つまりは、「資本主義か、社会主義か」、
になると思うよ笑
つまり、マイノリティ追求路線は良いが、社会を変える最大勢力は、会社員つまりマジョリティです。
マジョリティに働きかけるのも大事なことです。
間狙いで、マジョリティのなかのマイノリティつまり非正規社員とか。
また、マジョリティのなかのマイノリティには、大阪人・大阪方言族もいます。
生活の基礎としての方言は大事やし、今方言は歴史上最大の危機で、あと一世代で、あらかた崩壊し、東京化します。
日本の方言話者は8000万人います。
韓国や中国の方言問題にも目を向けたい。
わたしのマルクス主義者としての、最大関心事は、方言と地方生活なので。
方言と少数言語は、言うたらおなじです。
移民問題でもありますよ。