【DTM】Studio One内蔵ディストーション「Red Light Distortion」でどんな倍音付加が起こる?
お久しぶりです。Rinjuです。
今回はStudio Oneユーザーに向けた記事を書こうと思います。
皆さんはRed Light Distortionを使っているでしょうか?
Studio One内蔵のディストーションエフェクトですが、ゆるくかければ倍音付加用に使える気がします。
というわけで、1kHzの正弦波にRed Light Distortionをかけて、それぞれのタイプ(回路の種類)で倍音付加を観察してみようと思います。
タイプは以下の6種類です。
Soft Tube(真空管1)
Hard Tube(真空管2)
Bad Tube(真空管3)
Transistor(トランジスタ1)
Fuzz(トランジスタ2→誤り?)
OpAmp
()内はこうかな? と思って書いただけなので、間違っていたらコメントいただきたいです。
モード以外は全てデフォルト値で見てみます。
Soft Tube(真空管1)
Hard Tube(真空管2)
Bad Tube(真空管3)
Transistor(トランジスタ1)
Fuzz(トランジスタ2→誤り?)
トランジスタ回路は偶数倍音を付加するという風に聞いていたので、このファズはトランジスタ回路ではなく真空管回路を模しているのかな? と思いました。
OpAmp
偶数倍音が付加されたのはTransistorのみという結果でした。
Sleepfreaksさんの記事によると、
とのことです。実際、
赤:y=sin(x)
青:y=sin(x)+Σ(1/奇数)sin(奇数x)(奇数倍音を第13倍音まで足した波形)
緑:y=sin(x)+Σ(1/偶数)sin(偶数x)(偶数倍音を第12倍音まで足した波形)
を比較すると、次の画像のようになります。
第2倍音を付加するだけで割と変化します。
結論:Red Light Distortionで倍音を付加するときには
基本的に奇数倍音が足されるものと考え、偶数倍音が欲しければType:Transistorを使うことにします。
Rinju
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