非HSP夫と暮らしやすくなった"きっかけ"
9月も終わりに近づき、秋が深まってきましたね。
過ごしやすく大好きな時期です。
最近は、山に登ったり、実家に顔をだしたり、温泉に浸かったり、平日のルーティンから離れて、すいぶんリフレッシュされました。
そんな休みの日、一人になれる時間があったので、軽い気持ちで、実家への帰省で離れている夫にHSPテストをLINEで投げかけてみました。
これが私たちには効果テキメン。
主人の行動が変わったというより、主人への見方に変化があったのか、まだ理由がはっきりしていないですが、一緒にいても疲れにくくなりました。
「家に居たくない」「週末が楽しみになれない」「2人で食事なんて…」と思っているHSP×非HSPペアの方の救いになるといいなあと。
頭の整理を兼ねて、秋らしい写真とともに、その「きっかけ」を紹介してみます。
①HSP診断テストをやってもらう
自分がHSPだと知ったのは上記テスト。
このURLを主人へLINEで送り、採点してもらいました。
夫は125点中、予想通りの
50点!
点数が低いほどHSP性が低いのですが、その通りな結果に。
私はというと、
105点!!
これも予想通り。
まずはそれぞれが気質の事実を確認しました。
面と向かってテストをお願いするのは躊躇しますが、LINEのおかげですんなり依頼できました。
②お互いの点数を共有する
続いて、この事実をお互いが数字で知ること。
それが大きな一歩だと思います。
結婚して10年近く知らなかったHSP性です。
LINEで結果を送り合い、お互いが数字で知りました。
自分はHSP性が高く、主人は低い。
なんとなく思っていたことが数字で明確になると、今までの暮らしを振り返って腑に落ちることがいくつもありました。家事、育児全般を通して、
私は「気がつき過ぎて、隙間時間にあれこれ片づけたくなる」
夫は「無意識に休憩をはさみながら、目の前のことに夢中になれる」
どちらがいい悪いではなく、こういう気質だから→そういう行動になるという納得感に妙に救われた気持ちになりました。
技術職の仕事では、定性的より定量的な評価結果が、あたり前のように求められてきましたが、これを家庭でも実行したというだけなのに。
こんなにほっとした気持ちになれるなんて、メカラウロコでした。
③点数からできる行動をする
自分がHSPと知ってからは、どうすれば生きやすくなるのか、いろいろな本やSNSを徘徊しては試してみるの繰り返しでした。人間いい時期も、悪い時期もあるものですが、調子がよくない=シアワセを心から感じていない時期が長かったと思います。
「いつも家事をしないといけない気がする」
「子どもの話を聞くのは私の役目」
「お母さんは寝る間も惜しんで裁縫をする」
などという、思い込みにとらわれ過ぎていたんでしょう。産休,育休は苦しかった思い出が多く、よくメソメソ泣いていたなあと反省点も多いです。
ですが、もう先天的か後天的かわからないHSPと知ったからには、受け入れて、こんなことを意識しながら生きたいものです。
<私の行動>
①意識して休む
②五感の刺激の少ない環境で一つのことをする
③主人の行動を受け入れる
①②は意識してきましたが、③は新規です。
ハードルが高かったけどHSP診断テストの結果の差分を知ってからは、比較的容易になりました。
そして、肝心の主人は、さっそくこんな行動がみられました。
<夫の行動>
・意識して休ませる(結構しつこく家事代わろうか?と言われる)
・リビングの明かりを電球色に(ややオレンジ過ぎる気がしたけど白く眩しいより良し)
・ヘッドホンを整える(今まで耳当てパッド部分が劣化して不快だった)
思い込みかもしれない部分もありますが、相手にちょっとした気遣いの行動がみられると、これからが少し楽しみになるものです。
反応があるって嬉しい。
今までは「何もしない」ことが、波風たたず暮らしやすいと思っていただけに、今回の行動の変化は意外でした。
本やSNSも手軽でいいけど、身近な人に救いを求めてもいいと思える、きっかけのある出来事でした。