#15 栄冠ナイン軽く振り返り 3年目

1年ずつ書いたんじゃ全然間に合わなくね?
そりゃそうなんだよな、ここのところ毎日配信やってるんだから、1日に1年ずつ振り返ってたら追いつかないんだよな。

などと思いつつ3年目。

この年の有望新入生はバランスのいい能力をしたキャッチャーの砂奈さん。
パワーヒッターと意外性持ちで既にパワーDの外野/遊撃手のぜふさん。
それに加えて走塁が下手以外の弱点がなさそうな外野手の新妻くん。
といった辺り。野手は揃っているもののピッチャー陣がやや不安な印象。

入学して1ヶ月経ってない部員のユニフォームを破ってしまうマネージャー結城さんの剛腕っぷりが発揮されたり、投手から無理やり二塁手にコンバートさせられた米村が、周囲にめちゃくちゃなアドバイスを始めてチームメイトを混乱させたりして、彼のストレスの高まりを感じたりする3年目スタート。
ちなみに米村は二塁にコンバートしたものの、新入生である砂奈のサブポジが二塁だったので、この時の二塁のレギュラーは砂奈に。米村~~;;
でも砂奈さんが特訓でアベレージヒッター手に入れたので仕方がないことなんだ、米村。バントしてろ。

この年の初戦は公式戦で高松高校。
先発ピッチャーのニックが9回1失点の好投を見せるも打線が沈黙し、7回裏終わって0点という苦しい状態。
しかし8回裏、2番辻本がピッチャーのエラーによりノーアウトで出塁。続く3番は三振するものの、4番ざがんちゃんが詰まった当たりながらレフト前ヒット。
1アウト1,2塁という大チャンス。監督はここが決め所と見るや代打を送るが、惜しい所で凡退に終わって8回裏が終わっても0点。

だが続く9回裏。再びノーアウトで出塁すると、監督が再び動き、件の投……二塁手 米村を投入。持ち味の送りバントで二塁に送る。
さらに今年入った新入生の新妻を代打で送り出した。

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新妻は初球を見事にとらえて代打逆転サヨナラ2ランホームラン。あまりに衝撃的なデビューであった。飛び交うふぁぼりつ。ちょwww新妻の通知とまらんwwwww
ちなみに、彼はのちのち走塁Fも克服しチームを牽引していく存在になる。

続く2戦目の多度津実業は先発のニックが完封で1対0。
3戦目の香川高校との闘いは逆に完封されて0対1で敗北。準々決勝で敗退することとなった。
この試合で讃岐のドクターKと呼ばれたニック。讃岐の大砲と呼ばれたざがんちゃんを始めとする三年生たちが引退。
キャプテンはざがんちゃんからからすちゃんへ継承。彼女はやたらシャワーを浴びるのとマッサージがするのが好きなキャプテンとしてチームメイトを癒していく事になる。

ニックの投手力に甘えた戦いをしていたふぁぼ立呉山高校の真価が問われる秋大会だったが、その怪物投手ニックからのバトンが重すぎたのか、秋大会初戦の琴平東との戦いでは撃ち込まれてしまい、久しぶりの大量失点8対4で敗北。やはり投手・守備力が課題となった。
しかし不安はさほどなかった。何故なら投手しろくまおが既に140キロノビAの直球と、尻上がりを始めとする先発ピッチャー向け特殊能力を備えていたからである。あとは磨き上げるのみ。
なので練習指示自体はミート重視で進めていく。

新人スカウトでは三塁手が欲しかったものの、唯一スカウトを飛ばせる香川県に三塁がおらず、仕方なく一塁手に唾を付ける。
穴が開いていた三塁はもともと三塁のサブポジを持っていた捕手の原井に頑張ってもらうことに。彼は新入生の砂奈に正捕手こそ奪われたが、代打要員になり得るとして虎視眈々と打撃を磨いていたのだ。

そして卒業式。初めてフォロワー勢の選手が卒業することになる。
まずはニック(通称:讃岐のドクターK)
公式戦11試合での防御率1.56という化け物じみたスコアを引っ提げてジャイアンツ1位指名。さもありなん感もあるものの、甲子園にも出場してないのによく指名貰えたなとも思う。本人は大リーグ行きたがってたけど。

そしてざがんちゃん(通称:讃岐の大砲)
実は打率が1割台とかなり低迷していたものの、ここぞという場面でのチャンスメイクや打点はしっかり上げていたので、打率を見た時に「こんな低いっけ?」となるタイプの選手だった。彼はドラゴンズ3位指名をゲット。

他に気になるところでは高見澤がミゾット社員になったくらいだろうか。
脇山?誰だっけそれ。

振り返ると、3年目は思うように点が取れないことが多い年だった。
これを反省して例年よりも打撃力を重視して練習し始めたが、この判断がどうなっていくのか。4年目以降に期待である。


ちなみに米村に卒業後の進路相談をされたので「二塁手」と言っておいた。
これは伏線だったのかもしれない。

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