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行く病院はちゃんと選んだほうがいいよって話。ー実は入院してます

こんにちは。
少しずつ日も長くなってきましたね。
冬は好きな季節ですが、精神的にあまり余裕のないときには、早く終わってほしい季節にもなります。

ところで……
実は今、入院をしています。

学年末テストを控えたこの大事な時期に、しかも今の勤務校で働けるのもあと1ヶ月ってときに、何をしてるんや?!
と、思われる方もいらっしゃると思います。
その通りです。すみません。何より生徒たちに申し訳ない…(と、言いつつも、私が入院するためお休みするということを伝えたところ、彼ら彼女らは「もっと休んでいいよ!」と、言っていました。笑 行間を読むって、大切ですね)。

どこが悪くて入院をしているのかというと、
診断名は、
右外側半月板損傷
です。

確かに私は、今までスポーツをやってきました。何なら陸上もしていたし、最近もダイエットがてらジョギングを楽しんでいました。
でも、その異変は突然来たのです。

整形外科をはしごした日々

忘れもしない2020年12月8日。
前日の夜、1階で寝落ちした私は、毛布を掛けて絨毯の上で寝ていました。
いつものごとく、起きて立ち上がろうとして膝を曲げた瞬間、「バキッ」という断裂音ともに膝に激痛が走り、歩くことも困難なほどでした。
しかし、膝を伸ばすと、また「バキッ」といって元に戻るのです。

それからも、膝を曲げると関節がずれたような感覚があり歩行も困難になるが、膝を伸ばせば戻るという状態が続いたので、その日は定時で退勤し、家の近くの整形外科に行きました。この整形外科をA整形外科とします。

A整形外科では、症状を伝えると、レントゲンを撮りましょうということで、レントゲンを撮りました。しかし、レントゲンでは特に異常がなく、膝も触った感じだと水も溜まっていないし、しっかりしているし大丈夫だと思いますよと、湿布と痛み止めだけもらって帰りました。

しかしながら、それからも症状は治まることはなく、むしろ悪化しているように感じられました。膝を伸ばせば戻っていたものが戻らなくなり、戻るタイミングをコントロールできなくなったのです。

そこで、次は自宅の最寄り駅から1つ隣の駅にある、B整形外科に行きました。
そこでは、何と触診のみで、「大丈夫そうだけどな〜。痛いような気がするだけかもしれないしね」と言われ、ただ私が階段を降りるのが怖いと言ったので、恐らく気休め程度にはなるだろうということで包帯をグルグル巻きにされ、帰りました。

※B整形外科の、「気がするだけかもしれない」が一番引っかかっています。「私の気のせいやと言うんか…?💢」と、心の中で憤りました。
ちなみに、Googleの口コミ評価では、A整形外科は★5弱、B整形外科は★3.9です。

2つの整形外科をはしごして、「本当に何もないのかもしれない」という気持ちにもなってきましたが、「次で最後にしよう」と決め、家から4駅ほど離れたところにある、膝関節専門の先生のいる、C整形外科に行きました。クリスマスイブの日でした。

やっと下された診断


そしてそこではまず、症状の説明をしてすぐに先生が「半月板かもしらんな」と言い、レントゲンを撮りましたが、やはり何も写らない。
しかし先生は、
「やっぱり写らんか〜」「じゃあ次はMRIを撮りましょう」
という反応。
そしてそのまま、MRIを撮ることのできるクリニックに行き、数日後にMRIの結果が出て、先ほど述べた「右外側半月板損傷」という診断が下るのです。

と、このような感じで、3つめの整形外科で、やっと正確な診断が下るという。
レントゲンで写らない→MRI撮る
という考えに至ったのは、先生が膝関節専門だからなのか?
それとも、それは当たり前で、むしろA,B整形外科がおかしいのか?
そこらへんは、真相はあえて考えないことにします。

それにしても、半月板の損傷って、スポーツをしている人が、スポーツで何かしらの衝撃が膝にあったときによく起こる症状ですよね。

私は…実は半月板を損傷する少し前に左足首を捻挫して、スポーツは半年ほどできていませんでした(笑)
なのに…なのになぜ?と、思いますよね。

先生いわく…私は先天性の「円盤状半月板」というやつらしいのです。
名前の通り、本来は半月の形をしているはずの半月板が、円盤状になっているというものです。そのため、人よりも少しの衝撃で損傷しやすいとのこと。

どうやらこの「円盤状半月板」、5〜10%ほどの割合でいるみたいですよ。みなさんの中にもいらっしゃるかもしれません。半月板の損傷には気をつけてください…。

ところで、一昨日の12時に半月板の縫合手術をしたのですが…
なんせ足が疼く!!!
常に疼いているのですが、ひどいときはあまりの痛みに涙が出てしまいそうになるくらいです。一昨日の夜はまったく眠れないので、さすがに我慢できないと思い、ナースコールを押して、痛み止めを管から入れてもらいました。

今日はほとんど痛みはありませんし、足に着けていたニーブレースというやつも外してもらえました。
でも、痺れがあります…。

それから、執刀医の先生に、
「あれは相当前からのやつやで。今までずっと騙し騙しやってきたんちゃう?」
と、術後に言われました。
確かに、右膝にはずっと違和感がありました。物心がついたときからずっと。
でも、痛みはなかったのです…。
それに、「騙し騙し」やっているつもりはなかったものの、仮に本当に騙し騙しやっていたのだとしたら、私はそんな状態で10年以上もスポーツをやってきたのか…?と、ものすごく怖くなりました。いろんな意味で。

ちなみにトイレを中心とした移動手段の流れとしては、看護師さんに押してもらいながら車椅子で移動→一人で車椅子移動→看護師の補助のもと松葉杖移動(←今ココ) です。明日からは一人で松葉杖で移動できる予定です。

↓ニーブレース装着時

おわりに

今回は近況報告のみになってしまいましたが、この記事から何かお伝えできることがあるとすれば、

・病院はちゃんと選びましょう
・医師の診断を信用しすぎないようにしましょう
・ちょっとでも変だなと思ったら勇気を出して病院に行きましょう

これくらいですかね。

では、また退院したらご報告します!
皆さんも膝にはお気をつけて…。