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タツキくんへのおねだり。

あのね、
あなたの赤い縄で
私の全身を戒めて欲しいの。
動きを完全に奪ってから、
優しい意地悪で永遠に焦らして欲しい。
私が耐えられなくなって
はしたないおねだりをしたら、
すぐに口を塞いで罰してくれていい。

ほのかな灯りの下で
恥ずかしい格好や恥ずかしいところを
じっくり隅々まで観察して。
そうして耳元で、
あなたからどんな風に見えているのか
逐一言葉で教えて欲しいの。
その天使みたいな
鼻にかかった甘い声で。
私があなたの言いなりであることを
心と脳と体すべてに
深くえぐるように刻み込んで。

それからね、
東京湾の夜景を見ながら
窓の前に立って責めて欲しい。
夜景に浮かび上がる白い裸身を
あなたの好きなように弄んで。
外からよく見えるように
冷たい窓ガラスに
乱暴に乳房を押し付けて
乳首を擦り付けて欲しいの。
そうしてそのまま後ろから
思い切り奥まで指を入れてかき混ぜて。
達しても達しても動きを止めずに
もうやめてお願い許してと涙を流しても
ただ微笑んで淡々と続けて。

そして私がくずおれたなら
そのまま床に跪かせて、
あなたのその固く愛しいモノを
私の口に押し込んで。
頭を押さえつけて
苦しいほど奥まで突き込んで
あなたが腰を動かしてイって欲しい。
あなたが放出したどろどろした粘液を
あなたが確かに私で感じた証を
私は残さず喉の奥で味わって
ゆっくりゆっくり嚥下したいから。

ひと晩一緒。
夜は長い。
2人きりで過ごす夜に
とびきり甘くてとびきり切ない
身も心も滅ぼすような責めをしてね。
私、あなたが大好きよ。

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