私の歩む道に、モブキャラはいない。
辛いなと思う時、同時にいつも私は何かしらに救われていることを思い出す。
身近な友人だけじゃない。最近は誰かの書いたnoteやTwitterなど、顔の見えない誰かの存在にも救われていたりする。
道端ですれ違う人たちも、どこかで何かの拍子に関わる機会があるかもしれない。SNSで知らぬ間に繋がっていたりするかもしれないし、その場で漫画みたいにぶつかって「いったぁ…」から始まる奇跡的なストーリーが待っているかもしれない(妄想)。
最近は疎遠になってしまったあの人やあの子とだって、もしかしたら何かの機会にめちゃめちゃ仲良くなるかもしれない。
会社の同期がふと話題にしていた「自分の友達の友達」だって、もしかしたらいつの間にか「私の友達」になっていることだってあるかもしれない。
最近、想像する未来が暗くて狭くて不安になっていることが多いけれど、こうやって立ち止まって考えてみると、また未来がぱあっと広がっていく感じがする。「捉え方」って、とても大事なんだな。
「この人はどうせ関わることも少なそうだしいいや」って、モブキャラは排除しましょって感じで関係をすぐ断捨離しちゃう気持ちもわかる。
だって人間関係って面倒くさすぎるものだから。
でも、その時その時の感謝や繋がりのきっかけなど、大切にありがたく思っていきたいなと改めて思う。
皆、立派な登場人物であり主人公だ。一人一人にドラマがあって、一生懸命に生きていて、人の輪を広げていく力がある。
私はとっても弱い分、きっとこれからも沢山の人の存在や言葉に多くの力を分けてもらうと思うから。そして、私はその恩返しをたくさんしていきたいから。
だから、この文章を目に留めてくださった方も含め、私の周りにいる人たちをもっと大切にしていきたい。
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