自信がない人ほど、オシャレの楽しさを味わえるのかもしれない
オシャレな人って、自信に満ち溢れてる気がする。キラキラしていて、男女問わずかっこいい。
でも、そんなキラキラして見えるのは何故だろう。オシャレな人はもともと自分に自信があったかどうかというと、全てがそれに当てはまる訳では無い気がする。
特に、似合わせの観点からすると、自信のあるなしは問わないのではないだろうか。
私は最近「パーソナルカラー診断」と「顔タイプ診断」なるものを試してきたばかりであるが、その点に関して思うことがあった。
私は周りから、「大人っぽい」「落ち着いている」、ときには「色っぽい」といった評価をいただくことが多かった。
最後の点は置いておいて、そう褒めてもらえる時は凄く嬉しかった。見てほしい自分を見てもらえた気がするから。
しかし、顔診断は全く正反対の結果を出した。童顔の最上級であるキュートタイプ顔だったのだ。花柄や大きめのドットやフリル、少し幼いテイストの服。いわばthe女の子な服との相性が良いタイプらしい。
正直ショックだった。それはもともと童顔であることを気にしていたから。自分に自信がないことや、何かに甘えてしまうところ、人からナメられやすい性格が童顔に表れているような気がして、コンプレックスを抱いていたのだ。
なので、似合うと言われたフリル・大きな花柄などは一番避けてきた類だったし、服装もなるべくシンプルで大人びたものを選ぶようにしていた。
メイクも派手さを訴えないようなものに抑えて、童顔のやわらかさのみ残すことにしていたぐらいなので、今更似合うなんて言われても…という感じだ。
と、長くなったがここで言いたいのは、
すっぴんで何もかも曝け出した本当の自分
↕︎
オシャレをして、「こうありたい」というイメージを具現化したときの自分(他人からの評価)
が正反対だったということ。
つまり、「似合わせ」次第で自分をいくらでもブランディングできることが証明されたのだ。
自分のこんな部分が嫌だなぁとか、もっとこんな風になれたら自信が持てるのになぁとか。
いろいろ自分が自分に思うイメージを体現することができるのが、オシャレをすることの魅力だと思う。
でも、ぶっちゃけ大学生活中盤までオシャレやメイクに全然興味が持てなかったのは本当だ。
けれど、オシャレな古着好きの彼氏と付き合って下北沢の良さを実感してみたり、韓ドラ女優に憧れて韓国コスメを使ってみたり…
オシャレな他人に感化されつつ、いろんな自分にチャレンジしながら楽しむ中でやっと魅力が分かってきた気がする。
洋服に関しても、メイクに関しても、まだまだ見習いではあるけれど。
誰かのオシャレに気づけるようにもなるし、服のテイストが似てる人と会えると親近感が湧いたりもする。人間関係とオシャレも無関係じゃなかったりする。
自信がなかった分、自分を好きになりたくて、不器用ながらにオシャレしようと頑張ってみると、本当に世界が変わった。
オシャレって、自信がある人だからできるものなんじゃないの?
そんなことはない。
男女問わず、自信がない人こそオシャレをしてみるのをおすすめしたい。