エレベーターの呼吸9 長野県茅野市尖石縄文考古館①

茅野市は、ちのし、尖石は、とがりいし、と読みます。

8月に来て、心が落ち着いて良かったので、再訪。8月は、その後予定があったので、2時間くらいの滞在だったけど、今日はゆっくりできる。涼しくて快適。

突如、思いついたので、特急あずさは指定席が取れなかったけど、大月からは座れたのでよかった。

電車の中で、1時間エレベーター呼吸を試みた。スマホをいじらないで、遠くの景色を見ながら、山々や雲に向かって呼吸をしているつもりで。

最初の数回は呼吸に意識を向けていたけど、気づきたら1時間経っていた。ただ、ぼーっとしていただけ。ずっと呼吸を意識するって難しい。

9時40分には、尖石縄文考古館に到着。入場料は、500円。私は、学習会員という910円で申し込める、会員になった。これで、来年の3月まで何度も無料で来館できる。


博物館のカフェ
カフェからの眺め
会員証

もう、300人以上も会員がいるのか。仲間がいて、頼もしい。

私は、考古学に全く詳しくない。興味もなかった。今年になって古代史に興味をもった。

きっかけは、日本音楽に触れてみようと思い、尺八を始めたこと。結局、2ヶ月しか尺八はやらなかったけど、日本の古代史に興味をもつきっかけになったから、経験して本当によかった。

茅野市や周辺の諏訪市の辺りは、縄文時代から栄えていた。5000年前につくられた縄文のビーナスと呼ばれる土偶は、どうしてこんなバランス感覚で創作できたんだろうと関心する。


縄文のビーナス 自由に表現していいんだなと思える作品

私が古代史に興味をもったのは、太古の昔から多様性があったということを知れたから。

日常で、〇〇しなければならない。ということが多すぎて、そして、別にしなくてもいいと思えることが多すぎて、苦しくなっている時期に、古代史に出会えて救われた。

今、考古学館のカフェでこれを書いている。

あずさで、1時間ぼーっとしている時に思いついたのは、やっぱり自然素材の家に住みたいなということ。

今の私は、自然と切り離されている。本体さんと切り離されている。本当の自分を思い出して、生きていきたいな。

エレベーター呼吸を続けて、自分がどんな風に変化していくか、或いは本来の自分に戻っていくのか、とっても楽しみ。



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