ひねくれと自尊心
強がってるのか、本当なのか、分からない。
半々なのかな。
自分で自分のことを魅力的だと思ってる部分と、
それは、間違いかもしれないな、あほなのかなって、思っている部分と。
誰かが、魅力的だと、思ってくれたらいいのにな。私の好きなところを。
私の長所は?
捲し立てないところかな。
話先に聞ける。
相手が言いたいことはこれなのね、というのを、自分の立場はどうであれ、一旦置いておける。
私のおかしいところは?
きっとおそらく、小学生、中学生、高校生、大学生、そんなうちに、少しずつ自分は特別じゃないって、みんな身の丈を認識できるようになるんだと思う。
でもあほなんだけど、たぶん、私は今も、私のことは特別だって思ってる。
陽でもない、かといって、陰ってほど陰でもない。
好きなものはあるけれど、ワイワイした場があるわけではない、かといってオタクでもない。
自分のジャンルはここだと思ったことがない。どの人たちとも私は違うと思ってる。友達とも同じジャンルだと思ったことがない。
ああ、あうな、って、ほとんど思ったことない。
1人だけ、勝手に、私はあなたと同じジャンルなんじゃないかと思った人がいて、勝手に1人だけね。
自分のことを、すごい人だとは思ってないけど、自分はすごく特異的だと思ってる。
そう、特異的。
みんなそう?
みんなそれでも、会う人とか、ソウルメイトとか、親友とか、見つけられるの?
私昔から、友達とも、良くも悪くも、自分は違うな、って、思ってたよ。
だからたぶん、友達が切れるんだと思う。
親とも、お姉ちゃんとも、ああ違うなって、思いながらすごしてる。
1人、近いなって思える人がいたなら、たぶんそれでいいんだと思う。
でも、その1人だって、前からいなかったんだけどさ。
みんなそれを探すのが、うまいのかな。わたしはそれが、下手なのかな。
よくよくよくよく話した先に、出てくるものが、ひんやり、冷たい、厳しいものより、
柔らかなものがいいな。
もう少し人と話してみよう。そうしよう。