やってはいけない「人との比較」と「無理な要求」
俺自身、台所に立って料理をするのが好きで、
小学生の時から料理をしてたんですが、
昔ばあちゃんに言われて、傷付いたことがありました。
それは性格が人一倍優しく、よく料理をしていたこともあって、
「女の子に、生まれてくれば良かったのに・・・」
こんなことを言われたんですね。
当時はまだ子供だったので、深く傷付いて母親に
「俺、女の子に生まれてくれば良かったの?」
なんて半分、泣きつく感じで話したことがあります。
よく親がやりがちなのが、他の子との比較や、無理な要求。
「○○ちゃんは勉強できるのに、何であなたはできないの?」
「テスト、1回でも○○点以下だったら、遊ばせないから!」
それって遠回しに、相手を否定することになり得ると思うんですよね。
だって、人間ですよ?
生きていれば上手くいかなかったり、失敗することだってあるでしょう。
あまりにも酷い場合は、怒りたくなる気持ちもわかりますが、でもそうやって人間って成長していくと思うんですね。
これを見ている、子供を持っている大人だって、今まで生きてきた中で、失敗して怒られたことは、あるのではないでしょうか?
それとは反対に、自分自身で他人と比較してしまい、
「あの人は頑張っているのに、自分はまだまだ」
そうやって自分を追い込みすぎて、心身共に疲弊してしまう人もいます。
でもよくよく考えてほしいのは、周りの人がやっているから、自分もやらなきゃって思考。
大概、そういう思考に陥る時っていうのは、無理している時の方が多かったりします。
誰しも、得意・不得意ってあるし、人によって習得するペースも違う。
なのに、周りのペースに合わせようとする。
それは無茶というもの。
勉強や仕事、やらなきゃいけないことがあるのなら、自分のペースで頑張れば良いです。
それって裏を返せば、今の自分を認めてあげること、つまり自己肯定感に繋がるから。
どっちにせよ、どんな状態であれ、
親ならば、自分の子供を受け入れてあげて欲しいし、
自分自身なら、今のありのままの自分を受け入れてあげてください。
例え、一時的に成績が悪かったとしても、それで人生が大幅に狂うわけでもないし、
むしろ、その失敗から学ぶことがあったり、それをきっかけに、自分の思いもよらなかった人生を歩んだり、
子供の自己肯定感が高い状態だと、例え今は上手くいってなくても、この先きっと、良い人生を歩めると思いますよ。