効率化のウラで・・・
世の中は昔に比べて、効率化により便利になりました。
その反面、最近は生活のしづらさも浮き彫りになっています。
俺が生まれた、昭和50年代・・・
俺の実家、青森県藤崎町でも、色んな人がいました。
電車の駅に行けば、駅員さんがおり、キヨスクがあり、商店街には色んなお店があり、町は人で賑わっていました。
高校に入っても、駅のホームには売店があったので、
次の電車の待ち時間には、少ないお小遣いで、立ち食いそばを食べたり。
学校帰りは友達と飯を食ったり、カラオケやゲーセンに行ったり、いい時代に生まれたなって、当時は思っていました。
しかし、世の中は効率化、効率化・・・
駅からは人が消え(無人駅化)、自動改札機の導入、生産性の向上。
男女雇用機会均等法で、女性も普通に働くようなった反面、
人が働く場所が、次から次へと無くなっていく。
都会の裏道にある住宅街に入れば、たくさんの住宅が密集している反面、
道が狭く、車がビュンビュン走り、歩行者にとって歩きづらい道になっている。
会社もコスト削減、人員削減、リストラ年齢の低年齢化・・・
近い将来、シンギュラリティ(技術的特異点)が起きれば、間違いなく会社に入って稼ぐということが難しくなるし、
そうなった時「人間って、あまりいらないよね」って話になるし、
今の金融システムでは、間違いなく地球は回らなくなる。
結局「効率化」を追求すれば、人間の生きづらい社会になっていくんだと思います。
当然、若い子供たちが夢を持つのも難しくなるし、
生まれてきたことすら、しんどいって思うようになりかねないよね。
そういう意味で、俺たちは、凄い時代に生まれてきたんだなって思います。
でも、この変化の時代に生まれてきたからこそ、若い世代に言いたいことがあります。
明日すら、どうなっているかわからない、今の時代だからこそ、
メディアなどの目の前の情報や、親や友人・パートナーの顔色を気にせず、同調圧力に惑わされず、自分の生きたい人生を生きて欲しいです。
これを見ている、あなたこそ「人生の主人公」なのです。