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Vol.5: 教員の1日の生活や休日の過ごし方を紹介

こんにちは、りんごです🍎

これから教諭として現場に立つ人や小学校教員を目指している人、校種を変えて小学校で勤務する方、先生を目指す学生さんにも参考になるnoteです🎓

先生はどのように1日を過ごしているの
でしょうか。

気になりますよね。

世間では、学校の先生の仕事はブラックで
大変だ!

長時間労働…

部活動で休日がない。

というイメージがあり、在学中に教員になります!というと、周りの人たちに

「教員って大変だよ〜」と言われたことが
ある人もいると思います。

私が学生の頃、大学の授業に現教員の方が
来て講演をしてくれたのですが、

「教員はお金を使う暇がないから貯まる一方
だよ」と言われ、

恐怖でおののいたのを、未だに覚えています。

しかし、これを読んでくれているみなさんは、

それでも教員になる!
それだけ価値のある仕事だ!
教員として頑張りたい!

という志を持ち、この道に進んでくれました。
(スバラシー👏)

教員という仕事は確かに大変なのですが、
非常にやりがいのある仕事です。

人のために働きたい。

未来の子どもたちのために働きたいという人は、
とてもおすすめです。

自分のクラスを持つと、自分の裁量で仕事を
進めることができます。

自分で時間割を決め、自分のペースで授業を
進めることができ、自由度の高い仕事だと
思います。

子どもたちがやりたいことを聞いて、
休み時間などに取り入れることができる。

自分のクラスを作りあげ、子どもたちの成長を
間近で見ることができる。

など、たくさんのやりがいに囲まれた仕事
でもあります。

教育実習で感動して涙が出た先生も
いることでしょう。

また、福利厚生も充実しているので、
給料が安定的にもらえ、ノルマに追われず、
よほどのことではクビにはなりません。

私の自治体では、管理職の方がセクハラを
してしまって、

懲戒免職(クビ)になってしまいましたが、

多くの先生は、簡単にクビには
なりません。

教員採用試験に合格して、教諭になり、
不祥事を起こさなければ、一生安泰といっても
言い過ぎではありませんよ。

今日は、元小学校教員として働いていた
りんごさんの1日をリアルに
紹介したいと思います🍎⏰

あくまで、教員としては一例なので、
「ええ!こんな大変なの!?」
とショックを受けないでくださいね。

また、私のいた自治体はかなり田舎なので、

働き方改革が進んでいる学校からは、
「原始的だな」
と思われることもあるかもしれません。

学校の先生は、その自治体や学校の校風でも
仕事の大変さが大きく変わりますので、
そこの部分も知っておいてくださいね。

著者の紹介

パラレルワーカーです🎵

りんごさんの1日(平日)

教員の勤務時間

まず、表向きな
小学校の勤務時間は8:15〜16:45です。

7時間45分勤務で、休憩は45分あります。
文部科学省のホームページにも
記載されています。

民間ですと、9:00〜18:00が一般的な
勤務時間で、8時間勤務です。
休憩は60分あります。

これと比べると、小学校教員の定時退社は、
他の一般企業と比べると、昼休みが短い分、
15分ほど、早く勤務時間が終了します。

え!いいじゃん!
どこが長時間労働なの?

と思った方へ。

裏話ですが、平成21年4月に8時間→7時間45分に勤務時間が減りました。

と同時にその分の給料が下がってしまった
そうですね。

先に、勤務時間を減らして、後出しで
給料を下げられてしまったので、

多くの先生はおそらく気づいていないと
思います。

実際にその部分を計算している人も
いないみたいです。

15分といえど、されど15分ですね。

1日何百円の世界ですが、
1ヶ月や1年経つと、結構大きな金額になります。

給料の話は、また次回のnoteでもまとめますね!

少し話はそれてしまいましたが、
小学校教員の勤務時間の説明は終了です。

いや!そんな訳ないじゃん。
と思ったあなた。正解です。

ここから恐ろしい話が、
下へと続きます。
おそろしや〜恐ろしや。

教員の朝

私事で大変恐縮なのですが、りんごさんは
朝早いのが本当に苦手でして、

なんで先生になったんだよ!と
思われるかもしれないのですが、

朝早いのが、本当に辛かったです。
1年経ってもあまり慣れませんでした…。

しかし、コレにはちょっと裏がありまして、
勤務時間は8:15分なのですが、

多くの学校では、大体8:10から
朝の会が始まりますので、当然8:00前に出勤を
する先生が大半です。

出勤時間は、遅すぎず、早すぎずが鉄則です。

私は、低学年の担任ということもあり、
主任から7:30に子どもが登校するため、
その時間には、教室にいるよう
言われていました。

つまり、7:15に学校にいるのがベストな時間
でした。

ところが、勤務始めたての私は、
時間感覚を掴むのが難しく、
6:30に学校に着いて待っていたこともあります。

コレには管理職の指導が入り、
もっと遅く来るよう言われました。

そこから、ベストな時間は7:15だと自分で
考えました。

しかし、私の友達は朝早く行くタイプ
だったので、6:45くらいに学校にいるそうです。

学校や主任によっても、出勤時間は
左右されます。

時間の逆算が大切


本当は、人に勤務時間とかをあまり強要してはいけないような気がするのですが、

運動会や行事の時はもっと早く、朝6時頃に来て、仕事をしないといけない雰囲気もあり、当然その分手当が出る訳ではありません。

これが、学校の常識です。

しかし、どの部分が学校の常識か
勤務先の雰囲気や一緒に仕事をやる先生にも
左右されます。

「早く準備するのは、よしましょう」
「早く家に帰りましょう」

と呼びかける声が強い学校もあります。

私の初任校はなかなか厳しく、
お茶汲み文化まではありませんでしたが、
早い時間に登校する文化はありました。

私は、これを律儀に守りすぎて、本当に
大変でした。

教員の昼

給食の時間は、給食指導の時間のため、
休憩時間ではありません。

子どもたちの昼休み中に、教員の昼休みを
取る予定なのですが、

ここで、休憩時間を取っている先生は
ほぼいません。

なぜかというと、

授業の準備や、行事の準備、委員会など、
多種多様な仕事が入っているからです。

忙しくて、休憩しているどころじゃ
ないのですね。

職員室で休憩しているのは、再任用雇用で
仕事が少ない職員か、
校長先生くらいです。

担任はみんな出ている学校がほとんどです。

初任者は教員1年目から担任を持たされることが
多いので、暇な時間はなかなかないですね。

トラブル対応や宿題の丸つけに追われます。

また日課表の見直しにより、子どもを
早く家に帰そうという動きがあるので、
昼休みの時間はさらに短くなり、

休憩時間は実質消滅しています。

教員の放課後

放課後 子どもたちが下校したら、
少しゆっくりする時間が訪れます。

好きなお茶を用意して、お菓子などを
食べながら仕事をします。

仕事はたくさんあるのですが、ここで
休憩しながら学年のペースに合わせて
仕事ができるといいですね。

学年の雰囲気が悪いと、休憩しにくい雰囲気
ですが、お茶を準備して、リラックス
しながら仕事を行う方が効率が上がりますね。

放課後はちょっと一息

教員の1日のタイムスケージュール

  • 6:15 起床(とってもねむい)😴

  • 7:00 学校へ出発🎒

  • 7:15 学校に到着⇨これ結構早い方です。

  • 7:30 教室待機 子どもの宿題チェック&丸つけ あいさつ

  • 8:00 朝の会 ここから1時間目〜4時間目までを行う

  • 12:15 給食(ほぼ早食い)片付け 掃除 

  • 大体自分が行き忘れているトイレに行く

  • 14:15 5時間目終了 子どもを送る 教室の整理整頓&消毒作業👩‍🏫

  • 15:00 たまに会議(めっちゃ長い)

  • 16:00 部活関係、事務作業、打ち合わせ、授業準備など

  • 17:30 退勤⇨これ結構早い方です。

  • 18:00 帰宅 携帯を開く ご飯を食べる

  • 20:00 お風呂に入る 自由時間

  • 22:00 就寝

教員の退勤

私の学校では、17時頃帰宅する人は、
退勤時間が早い方です。

20時頃まで残られている先生
(部活関係)もいますし、

管理職の先生はもっと退勤時間が
遅いイメージです。

私は、教員1年目の時に
やはり仕事になれず、
夜の10時頃まで学校にいたこともあります。

そこから、早く帰れるようになった
コツはこちらのnoteにも書いてありますが、

放課後は、
子どもがいる間になるべく丸つけを終え、
主に事務仕事(会計関係)や明日の授業準備、
主任との話し合いに使います。

部活が入ってくる学校は、
授業後すぐに部活というパターンが多く、
落ち着く暇もなく、部活が終わってから
学級の仕事が初めてできます。

ひ〜!

これで、教員の忙しい1日は終わりです。

トイレに行けなくて膀胱炎になってしまった
先生もいますので、
トイレは我慢しないようにしましょう。

また、夏場は気温が上がりますので、
熱中症になってしまう先生もいます。

水分補給を忘れずに、水筒などを教室に
持っていきましょう。

暖かく、涼しく快適な環境を衣服からも
整えていきましょうね。

私が小学生だった頃は、昼休みも長く、
先生たちが職員室でコーヒーを飲みながら
休憩している姿を見ていたのですが、

いつの間にこんな風になってしまったの
でしょうかね。

休み時間や昼休みに、外に出て子どもたちを
見守り、一緒に遊ぶことを推奨する先生も
多いので、

無理しない程度に取り入れましょう。

また、人が休憩していることをずるいと
思わず、嫌味にならない方がいいですね。

私は、校長先生はいっつも休憩していて、
ずるいなと思っていましたが、

そんなことを思っても、イライラするだけで、
自分のストレスになってしまっただけでした。

人に過度な期待はしないようにしましょうね。

りんごさんの1日(休日)

待ちにまった休日です。

  • 8:00 起床

  • 9:00 コメダコーヒーでモーニングを食べながら、パソコン作業

  • 12:00 お昼ご飯を食べに行く

  • 13:00 整体に行く(肩こりや腰痛がひどいので)

  • 15:00 買い物&ぶらぶら

  • 16:00 帰宅 だらだら携帯を開く

  • 17:00 夕食

こんな休日を過ごしていました。

私は肩こりがひどいタイプだったので、
毎週整体に行って、体をほぐしてもらって
いました。

また、自炊する元気もなかったので、
毎日コンビニと外食を繰り返していました。

それでもしっかりと息抜きすることを心がけ、
辛い期間を乗り越えることができました。

先生の中には、休日も部活が入っていたり、
休日出勤したりする先生もいます。

私も土曜日に研修のレポートを書き、
部活に参加する日もありました。

また、奉仕作業などもあり、
全ての土日が休めた訳ではありませんが、

なるべく休むよう心がけていました😪

初任の頃は疲れすぎて、
一日中寝てしまっている時もありました。

3年目くらいにようやく、なんとか寝過ぎず、
充実した休日を過ごせるようになりました💫

趣味楽しみ・息抜きを見つけて、
気分転換してくださいね⭐️

それではチャオ〜🖐️

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