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ママをやめてもいいですか?
毎朝、朝ごはんを片付けたあと、
旦那の分も珈琲を淹れるのが日課になってきた。
スローダウンした生活、好きだ。
さて、最近Facebookなどで今色々映画が無料になってるよーと、毎日のようにシェアされている。
その中でわたしが、あっ観たい!って直感で思ったものを二本観た。
一本目は、
『ママをやめてもいいですか?』
タイトルが個人的には何かギュッと締め付けられるものがあってあまり好きじゃなかったんだけど、友人から直接LINEで「これみゆきにどう?」と連絡をくれたりして(ありがとう!わたしそんなにママやめたそうに見えてるんかな?!笑笑)、これは観た方がいいんだなって思った。
結果、観れて本当よかった。
終始号泣。。
今の激動の時代に子育てをするお母さんたちの【嘆き】が曝け出されていた。
そして、嘆いている奥さんの横で、
「俺には仕事があるってわかって欲しい」
「彼女はいつも強いから。また今回も乗り越えるでしょう。」
「これでもやってるんだけど…」
と言っている旦那さんたちに、
わたしはちょっと呆れてしまった。。。
あぁ… これが現実。。。
この映画に出てくる実在するお母さんたちは、産後鬱になったりしている人。それでもこの言葉たちが出てくることに、ぶっ倒れそうになった。
でもその中でも対話を続けようとする奥さんたちの姿にも心打たれたし、なんとか奥さんに応えようと奮闘する旦那さんや、少しずつ変化していく旦那さんの姿にも希望が見えてホッとした。そして旦那さんたちからの視点も含んでいたので、わたしにとって学びにもなった。
それでも時代遅れすぎる…と正直思ったんやけど、その時代の子育てしか知らないから、ある程度は仕方がないと目を瞑る。これからこれから。これからどんどん変わっていく。実際もっと若い男性たちは育児に当たり前に参加すると聞いたことがある。わたしたち世代がちょうど昭和父親たちと令和の若者たちの狭間だから、世の旦那さんたちもとても大変なのは重々理解はしている。
うちの旦那に、
「今な、『ママをやめてもいいですか?』っていう映画観てるねん。」
言ったら、、、
「・・・・・・・・観たくない。。。」
と、即拒否。笑
やはりこれがこの世代の旦那たちの現実!!笑
そらそうだ。
怒られる、否定されるって警戒するよね。
どんどん変化してきているのはわかっているけれど、ついてこいと言われても、なかなかついていけないよね。
でもこの映画は、世の旦那さんに観て欲しいとかそういうレベルではなく、現在の日本社会全体の構造の問題がよくわかる映画だったので、日本人のまだ結婚をしていない若者も、おじいちゃんおばあちゃんも全員に観て欲しいと思った。みんな未来につながる子供たちを物理的にほぼ一人で、一生懸命子育てをするお母さんたちに対して、他人事すぎない?って。
『虐待』
『産後鬱』
『育児ノイローゼ』
「そんなの信じられない!お腹を痛めて産んだ子に!」
「最近のお母さんは弱いわね。もっとしっかりしなさい。」
「最近のお母さんはスマホばかり触らせて!」
じゃあ・・・
家に来てくれよ。。。
抱っこしてくれよ。。。
ちょっと見てて、ササッとスーパー行かせてくれよ。。。
トイレのドア閉めてゆっくり座らせてくれよ。。。
毎日抱っこ紐で立ち食いしてんだよ。。。
他人なのはわかってるよ。
でも、他人事すぎない??
本当は二回観て、書き留めたい言葉たちをたくさん残すつもりだったけど、期間が決まっていたので、二回目は観れず。。
これは購入してでも、書き留めておきたいなぁ。
そしてこの映画の内容が、
次世代の人たちが子育てするのときには、
「なにこれ!過酷!令和初期ってこんな子育て環境やったん!?やばい!笑」
と、将来娘と一緒に笑えるくらい社会が変わっていくと思っている。
いや、もうそんな心配しなくても、ちゃんと変わりだしている。
コロナを通じて、この映画に出会えた。
コロナさん、いろいろとワタクシ受け取っています。
次回は二本目に観た映画について。
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