結局、わたしはわたしのせいになるのがこわいのかもしれない…
朝、起きたらわたしたちの寝室になにやら貼ってある。
旦那と「なにこれ?」と近づいてみると、
うっひょーーーーーー♡♡♡
朝から旦那と一緒に笑って、カンチョーせずにすんだぁー!イェーイ♡と息子と一緒にめっちゃ喜んだ。なんと幸せな時間。なんなんだこのロックダウンとは思えない平和さは。
ここ3日くらいあらゆるYouTubeを見て息子のお腹を一日何回もマッサージしたり、水もたくさん飲んで、トイレ座らせたり、運動やら食もあれこれできることはして、でもダメで、昨日の夜、あっマヌカハニーだ!と思い出し、寝る前の空腹時にスプーンしっかり一杯飲ませみたのです。もう最後の一手(笑)
というのは、旦那が今日の午後一出張へ行ってしまうのでタイムリミットが今日のお昼だったのです。旦那が出張中にお腹が痛くなったりしても、今病院とかに連れて行けないし。
と、いうことで、マヌカハニーのおかげなのかはわからないけれど、家族みんなでホッ。息子は繊細なので、ロックダウンのストレスとかを抱えて便秘になっているんだろうな。
出たら食べたーい!(あ、食事中の方、すみません。。)と彼がずっと言っていたクロワッサンを食べにスタバへ。(小麦が腸内環境によろしくないのは承知の上で笑)
ずっと閉まっていた近所のスタバもモバイルオーダーのピックアップだけOKで再オープン。
「6フィート(約2メートル)のソーシャルディスタンスをキープしてね!」と。
カリフォルニアでは全米で一番最初に感染者が出た。でも一番にロックダウンをしたからか、一気に広がるのは防げたようでこれから規制を緩めていくと言われている。
そう言われた途端、芝生には一気にみんなシート敷いて、ゴロゴロしたり、イチャつくカップル、犬の散歩する人同士がワイワイし始めている。さすが「自粛」じゃなくて「命令」じゃないと守ることが難しい自由の国… またグッと感染者数が上がり、というのをしばらく繰り返すことになるのかな。
今回は医療崩壊を避けるため、助かるはずの命が助けられないことを避けるため、医療従事者の健康、医療従事者に助ける命の選択をさせるという身も心も削れるような悲しいことをさせないように、リスクが高い高齢者を守るためにロックダウンをしている気持ちで私はいた。
でも、規制が緩くなったり、規制がいつかなくなると最終的にはみんな感染することになるんだろうなとも思っていて、ということはこの1年くらいで家族や親戚、近しいご高齢の方の身にも何かが起こるのかもしれない… という覚悟をしている自分と、やはりそんな簡単には受け入れられるほどの人間としての大きさはわたしはまだ持ち合わせていない… という、なんとも言えない切ない気持ちも抱えている。
人はいつか死ぬ、人間の死亡率は100%、「生」と同じように「死」も尊いもの。
それもとてもよくわかる。
そう思えている自分もいる。
でも
やっぱり
さみしいよ…
大切な人が死んじゃうのはさみしいし、かなしい…
だから今のわたしはいろんなことがグルグルしている。まだ上手く受け止められないことがあるんだよね。
わたしが保菌者で誰かにうつして、その方が亡くなってしまったとしても、それをわたしのせいではないよって言われても「うん、そうだよね」なんてとても私は思えない。
実家へ帰らなかったのも、わたしたちが出入りすることで肺を患っている父にさらにリスクを上げたくないし、すでに怖がっているのにさらに恐怖を与えたくもない。
でもじゃあ、別の人から感染してしまった…
ならいいの…?
結局わたしはわたしのせいになるのがこわいのかもしれない…
自分を守りたいのかもしれない…
そんなことをぐるぐる考えている。もっとシンプルに生きたいけど、でもこれもわたしなんだ。
そのままでいい。