ただの日常を奪わないでよ、わからず屋
戦争って何だろう
どうしたら「勝ち」なんだろう
相手が「もうやめてください、負けを認めます」と言ったらだろうか
もしそうなら、「負けを認める」立場にいる人たちだけを攻撃するべきなんじゃないかしら
国家は戦うために、人々からたくさんの物を奪っていく
時に兵士は、同じ国の人をも殺す
―――食べ物欲しさに
―――避難場所欲しさに
兵士が生き残れば、勝てるのだろうか
人々が皆殺しになったって、兵士の駒がたくさん残っていれば「勝ち」というルールなのだろうか
「普通の人」は、なぜ参加しなければならないのか
せめて、戦いたい人だけが戦えばいいのに
戦争ほど意味のわからないものはないな
他国家への憎しみは、その土地で日常を生きる人々ではなくて、せいぜい政治家とか資本家とか、そういう一部の人へ向けられたものなんじゃないのかしら
もし、どーうしても暴力を振るわないと気が済まないくらい、彼らを憎いと言うのなら
そういう人たちだけで土俵に上がって戦えばいい
人民を殺す、街を滅ぼす、生活を壊す
そういった方法で、国家機能を壊す必要性がわからない。ちっともちっとも、わからない
本当、勝手にやってほしい
そんなに恨みがあるんだったとしても
誰も巻き込まないでほしい