ただ、このまま止まっていればいい……

ついつい、何かしなければいけないと思ってしまう。

このまま、だらだらとソファーに寝そべって、手の届くところにリモコンとお菓子を常備して……。

気がついたときには、日が暮れて窓の外が薄暗くなっていた時の罪悪感。

SNSを見れば目標を決めて、コツコツと頑張っているキラキラした民度の高い人達が、わんさかいる。

もっと、今よりも良くならなければという呪縛……   文字通り呪縛なのだ。

なぜって、私たちは、今この瞬間が最高最善で完璧なのである。

はい、　いま多くのブーイングが聞こえてきましたが、それは想定内。

もし、あなたが、現況に満足していたら、このようなマニアックなnoteは読んでおられないはず。

誰しもが、このままじゃ嫌だ！　もっと幸せになりたい！　もっとこの嫌なことを何とかしたい！　と思っているのでは？

なかには、そこそこ私は満足しているよ。このままでいいよ、と思う方もいるだろう。
ただ、そのそこそこがくせ者である。

そこに一分の隙もなく満足しているなら問題ないだろう。

そこそこ幸せは、本物の幸せではないのである。

ある種、巧妙に諦めと妥協を丸め込んだ幸せっぽいものなのである。

では、なんで私達は本当の幸せを味わうことができないのだろうか？

それは単純過ぎる事なのだが、

「このままじゃいけない！」と言う私たちをせき立てる頭の中の声こそが、私達の幸せを妨げているだけなのだ。

このままでいいのに、だめと言われているだけ。それを信じているだけ。
だけだけなのだ。

さらに言うと、誰かにダメと言われているわけではない。自分が自分にダメと言っているだけなのだ。

神様はあなたが、ハゲだからダメって言っただろうか？

神様はあなたが、怠け者だからダメって言っただろうか？

神様はあなたが、お賽銭少ないからダメって言っただろうか？

神様は誰のこともダメなんて言ったことはない。

言うわけがないのだ。だって神だから。

あなたに、「このままじゃダメ」って言ってるのは、あなたの頭の中の声だけだ。

本当にそれだけ。このまま変わらなくていい。止まっていればいい。

ガンガジも、師であるパパジに言われたではないか、

「止まりなさい」と……。

さぁ！もうそろそろ、その頭の中の声に騙されるのをやめると決めようか！