明治安田生命J2リーグ 第21節 ブラウブリッツ秋田戦
MEIJI YASUDA J2 LEAGUE MATCHWEEK 21
WEDNESDAY, 28 JUNE 2023 · KICK-OFF 19:03 JST
in IAI Stadium Nihondaira
1.プレビュー
連戦です。
選手は疲れています。おそらくターンオーバーしてくるでしょう。
サポーターも疲れています。でも、スタジアムに行っちゃうんだな。勝とうが負けようが、やっぱりスタジアムに入る瞬間、目の前にピッチが広がる瞬間はアガります!
ただし、
中2日で試合だと頭ン中の切り替えが難しいですね。時間的余裕もないので、仕事との両立が難しく、対戦相手のことなんてほとんど下調べできてません。TLに流れてくる情報を頼りにすれば、公休の乾が不在でも秋田ならなんとか…ってくらいしか把握してません。
とにかく、カップ戦の敗退が決定、リーグ戦に集中できる状況、なかなか勝ち星がつかめない停滞感を払拭してほしいと切に願い現地に臨みます!
2.試合レビュー
で、結果はご存知の通り…orz
見返してないのでざっくりと印象だけ綴ります
まず前半
ほぼ無風。
なんというか、秋田に対して予備情報がほぼなかったため、戦前の「乾がいなくても秋田戦なら…」っていう根拠が分からなかったので、じっくり秋田の出方を見てたんですけど、まず感じたのが「3ライン整ってるなぁ」でした。
それが何を意味するかと言うと、秋田はラインを崩すほどプレスに行ってないし、逆に清水は秋田のラインが崩れるほど攻めていないってことです。
現地で思ったのが、秋田は慎重にゲームに入っていて仕掛けが少ない印象。それに対して清水は、相手のペースに合わせてノンビリとした展開で、見ていて退屈なサッカーでした。
毎度sporteriaさんから拝借してますが、ゴール期待値をみれば分かりますけど、前半お互いに何もしてなかったという証拠です。
個人的には前半の内容ですでに憤慨してました。
で、後半
実はこのツイート、後半始まってすぐに感じた印象を書こうとしてたら失点してた時のやつです。
秋田はハーフタイムで、清水の仕掛けのヌルさを感じ取って、後半スタートから前線からの猛プレスを指示したんでしょう。
失点してからの出来は言わずもがな。いつものパターンです。申し訳ないけど、先制すること、相手を圧倒することを最も重視し目指す姿とするなら、逆に先制されてからようやく火が着くようなサッカーは秋葉監督が求めている内容とは違うでしょう。
こうやって書くと、監督と選手の意識が乖離しているようにも感じますが、個人的としての落とし所はまた別の場所にあるので後述します。
で、この試合
言うなれば
です。
一番アガったのは、スタメン発表かも。中盤がどんな並びになるかであーだこーだ言ってたタイミングがピークで、その後はずっと下げっぱなし⤵って感じでした。
3.ジレンマ
ここ数試合、なんとなく歯車が合ってないというか、重苦しい雰囲気のネガティブスパイラルにハマっているように感じてます。
冷静に思い返すと、清水エスパルスが躍動していた時期には、やはり若手の台頭が必ずありました。その意味では、現状の主力を控えに押しやる若手が居て然るべき!ですが、昨今の日本市場は若手の青田刈りが横行していて、ウチでいうと唯人原テル大起がそれに該当し、ステップアップを求めて移籍しています。
この現状を嘆いても仕方ないので、ちょっと芽が出始めた若手は巣立つことを前提としたスカッド作りを前提とすべきでしょう。早くこの状況にアジャストして、さらなる若手の活躍、菊地や成岡にはスタメンに絡んできて欲しいです。
次に『THE REAL』を見た印象。「?」だったのがハーフタイムに秋葉監督の言葉。何も出来ていないのに「出来てるから!」が引っかかったんです。
正直できが良かったとは思えませんし、むしろ不満ばかり募る内容。でも、そんな浅はかな言葉を秋葉監督が選手にかけるでしょうか?
おそらく選手の中には連戦の疲労や結果につながらないジレンマを感じていたんでしょう。その停滞感を払拭すべく発破を掛ける意図があったんだろうと、考え方を修正しました。
よくよく考えれば、試合と休息を繰り返すだけの過密日程の中、戦術の落とし込みができるわけも有りません。そんな苦しい状況を言い訳せず、この劣勢な状況を打開して、秋葉監督には清水エスパルスでJ1の舞台に立ってもらいたいと思っています。
あと、試合を通じて感じたのはフィールド上のリーダーの不在
久々に見た竹内選手の存在も大きく影響してるかもしれませんが、肝心な場面で引き締める選手が誰なのか分かりませんでした。
個人的にリーダーになりうる人材は豊富だと思います。また、自発的に会話が各所で起こっていることもポジティブに捉えています。
で、す、が、
発言する人が多くても、まとめる人材がしっかり優先順位付けないと、実際のアクションに迷うことがあります。よくあるでしょ、とある会議の議事録をまとめようとしたら、何一つ決定事項がなかったこと(笑)
つまり、「船頭多くして船山に登る」状態に陥ってやしないか?って思ってます。
4.次節
もう後がないですよ!って気持ちはサポーター以上に選手が感じてるはずです。ただ、見ていて不満なのは、いつも同じパターンでヤラれてる感が半端ないってこと。正直、ボールロストを恐れてチャレンジしない試合運びは勘弁して欲しいです。無難なプレイに終始しては、ディフェンスも予想しやすい。ならば、相手の裏をかくのが定石のはず。そんな良い意味での驚きを期待して次節も参戦します!【了】
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