今日(11月11日)からCOP29がはじまるよ
本日11月11日から、第29回気候変動枠組条約締約国会議(COP29)がはじまるということで。
開催場所はアゼルバイジャン。期間は22日までの予定だそう。
アゼルバイジャンがどこなのかはいまいちピンとこないけど。
そもそもこの、COPとは何なのか?ってはなし。
平たく言うと、「1992年に採択された気候変動枠組条約に加盟した国が毎年1回集まり、気候変動について話し合う会議」のこと。年に1回、毎年11月〜12月頃に集まり、地球温暖化への対策などについて国際的な取り決めが話し合われる。
第1日回目は1995年にドイツのベルリンで開催され、それから毎年、どこかしらの国で開催されてる。
COPと聞いて、うっすーら聞き覚えがあるとすれば、学生の頃の歴史の授業などで出てきた気がする、とかだろうか。
おそらくその時取り上げられていたのは、「COP3」「COP21」「パリ協定」「京都議定書」あたりだろう。
それぞれ何を言っているのかというと、
まずはじめに、COP3は1997年に日本の京都で開かれた会議のこと。
特徴的だったのは、先進国に対して、法的拘束力のある温室効果ガス排出量削減目標が課された点。これらをまとめた文書のことを「京都議定書」という。
また、COP21は2015年にフランスのパリで開かれた。
この会議では、2020年以降の温室効果ガス排出に関する国際的な取り組みとして、「世界の平均気温の上昇を産業革命前より2℃より充分低く保ち、1.5℃までに抑える努力をする」ことが決定された。
こんなふうに、国際的に特に目立った取り決めがなされた年のCOPは我々の耳にも少し入ってくるため、ある程度認知されているかと思う。
でもそれ以外の年のCOPの様子について、なかなか知る機会はない。
自分も、「あ、そもそもCOPって毎年やってるんだ」と思ったくらい。
ただ一応、世界各国の代表が地球の温暖化について真面目に議論する会議が毎年開催されているということで、少し注目してみるのも面白いんじゃないかと思う。
ちなみに、前回のCOP28の際は岸田前首相は出席したが、今回石破首相の出席は見送られたそう。
どんな話し合いがなされ、どんな結果が出るのか、これから1、2週間のあいだはニュースを見たりしてみようかなと。
アメリカはトランプがパリ協定を脱退しそうな路線っぽいし。
世界でもトップクラスの温室効果ガス排出量であるアメリカさんが抜けたら、他の国のモチベ差がらない?
アメリカが、温室効果ガスとか知らん、自国の産業の成長優先!とか言い出したら、ならうちもやーめた、っていうテンションの国出てこない?
うーん、わからないけど、今後の動向を興味深く追っていこう。