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エペソ手紙 6:10〜20

人生は闘い

人生は闘いです。とても小さなものから、命の危険を感じるようなものまで、日々、あなたの日常は闘いのまっただ中ではないですか。ある人にとっては、目覚ましが鳴って二度寝しないようにベットから起き上がる闘いもあれば、またある人にとっては、会社での自社製品のプレゼンで契約を勝ち取る闘いもあります。

聖書は、あらゆる闘いの背後には、必ず、霊的な闘いがある、と教えています。天地創造の時代からの敵である悪魔との闘いを、人類は経験してきました。ですから、表面的に目に見える世界だけでなく、霊的な視点で身の回りで起こっている出来事を見分けていく必要があります。主から霊的な洞察が与えられるよう、今、祈りなさい。

火の城壁で取り囲め

あなたは、この霊の闘いについて、軽々しく考えてはいけません。「身を慎み、目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、吼えたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています」(第一ペテロ手紙5・8)。一瞬でも隙を与えてもいけません。常に御言葉と祈りとイエスの血潮の宣言によって、あなたとあなたと家族、あなたの教会を「火の城壁」で取り囲みなさい(ゼカリア2・5)。

あなたが宣教の最前線で、イエス・キリストの福音を宣べ伝えるために、教会を建てあげるために、あらゆる困難や試練と対峙して戦っていると同時に、嘘と誘惑であなたを盗み、殺し、滅ぼそうと狡猾に狙う悪魔とも戦っているのです。あなたの、家庭や学校や職場での神の国と悪魔の王国とのぶつかり合う最前線で、あなたは四六時中、飛んでくる大量の火矢を受けながら戦っています。「霊の戦いはない」と思っている人々は、敵にやられっぱなしで、霊的には瀕死の重症です。

だから、聖書は「あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい」と警戒しならがも、祈り倒すことを命じています(エペソ6・18)。

主の戦いだ

あなたは、「主にあって、大能の力で強められ」ています(エペソ6・10)。十字架で死に復活したイエスは、すでに罪と死と暗闇に勝利しました。あなたがイエスをキリストと信じた時、その勝利の戦利品の分け前をすでに受け取りました。ですから、あなたが自分の力で戦うのではなく、神の大能の力によって勝利します。

恐ることはありません。主が戦ってくださいます。なぜなら、これは主の戦いだからです。あなたが、天の玉座に座すイエスの前にひざまずいて、両手を広げて祈る時に、暗闇の力を征服することができるのです。

そのために、絶えず目を覚まして祈りなさい。あなたを陥れようとする、邪悪な者の誘惑や嘘に直面したときは、イエスの御名を呼びなさい。主の御名を叫ぶのです。試練や苦難の中で、何を祈っていいかわからない状況に陥ったときには、あなたの内に住む聖霊にとりなしていただきなさい。聖霊が言葉にならないうめきをもって、あなたをとりなしてくれます。

四六時中、第三の天で祈れ

祈りはあなたを、主の臨在に引き入れます。イエスの臨在の中に入ると、身の回りで起こっている出来事を、天の御座におられるイエスと共に、第三の天から遥か下に見下ろすことができます。地上では得られない、天の知恵と啓示が与えられます。異言や預言の言葉によって、それは地上に解き放たれます。

絶えず目を覚まして祈りなさい。教会にいるときだけでなく、通勤通学中も、学校や職場にいるときも、お風呂でもトイレでも、あなたの霊に24時間体制で祈らせなさい。寝ている間も、夢の中でも祈る決意をもって、ベットに入るのです。

誰かと過ごすとき、お店や図書館にいるとき、人と話をしているときも、心の中で祈るのです。イエスとの直通の祈りの通路を遮断してはいけません。祈りの言葉が出てこない時は、霊の言葉で祈るです。イエス・キリストの御名を宣言しなさい。イエスの血潮を宣言するのです。口と舌を動かすのをやめてはいけません。

完全な勝利宣言

街を歩く時、車で通る時、目に入る家々のすべてを祝福しなさい。町々をイエスに勝ち取る宣言をするのです。神社仏閣、墓場、偶像崇拝、先祖崇拝、魔術、占いのものを見かけたら、イエスの御名で追い出し、悪霊と交わされたすべての契約をイエスの御名によって解除しなさい。イエスはキリストである、と宣言し、どんな日常会話でも、一人につき最低15秒は福音を宣べ伝えなさい。

あなたは主にあって完全に勝利しています。完全敗北の敵を笑い飛ばしなさい。イエスの前で、無力な悪魔に対して、悪霊どもに対して、笑い飛ばすのです。「わっはっはっは。わっはっはっは。わっはっはっはっは!」さあ、声に出して今、笑い飛ばしなさい。

さあ、「救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。また、私のためにも、私が口を開くときに語るべきことばが与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように」(エペソ6・18ー20)しなさい。

「イエスさま、御言葉通りに従います。わたしの代わりに戦ってください」。

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