ギャーテーギャーテーが音的には一番好み
このごろ、YouTubeで般若心経に浸っている。
浸って何するかというと、筋トレ。
けど間に挟むヨガこそインドとインドでぴったりだと気づく。ヒーリング音楽ではなく、般若心経のヨガ教室があってもいいかもしれない。
今一番のお気に入りは、禅僧であり音楽家の【薬師寺寛邦 キッサコ】さんの。バイオリンと共演している作品は二胡のような音色で、太極拳をしたくなる。したことないけど。
あー美しい。
著作権に触れるといけないので埋め込まないが、まだ聞いたことない方は「キッサコ バイオリン」で検索してみてほしい。
般若心経が好きなのかキッサコさんの音楽が好きなのかわからなくなってきたが、どっちもそれぞれ好きなんだと思う。
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みなさんは般若心経を読んだり書いたりしたことあるだろうか。
うちは長女が仏教(+シュタイナー)の幼稚園だったので、彼女だけは般若心経を読んていた。幼稚園児の母となった今でも読めるのかなあ…。
ご存じの方は、どの字が好きだろうか?
またはどの語句が。
私は…視覚的には「舎」とか「蜜」とか。「蜜」は今避けられているものの、ひそかなかんじがなんとも色っぽい。
「蘊」はうどんの「饂」とまちがって、うっかり好きになりかけたりもした。
意味的には「乃至」が断然好きだ。
「十二因縁を一つずつ並べ立てなくてもあとは同じだから割愛します」ということらしいが、講師としての私は、この塩梅にシビれてしまう。
丁寧に説明しつつも、どの方にもご理解いただけた頃合いでスパッと省く。
ただし「省略します」とは言ってはいけない。残念ながらの気持ちを込めつつも凛とした表情で「割愛します」と告げるのだ。
と大げさに書いてみた(笑)。
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話を戻して、音的に好きなのは
終盤の「ギャーテーギャーテー」のところ。
けど「行きましょう~、行きましょう~」と和やかに声掛けしながらプツンと終わってしまうのは心寂しくもある。
そういえば次女の幼稚園時代の担任の先生。上海にいたころでカナダ人の50代くらいの方だったが、にこやかに話したあとの表情の戻りがあまりにも速かったのを思い出す。せめて2秒は余韻を残してほしい思ったものだ。
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「ムーケーゲー」もかわいいし、やっぱり「あのくたらさんみゃく」も毎回「どの山脈?」って突っ込みたくなる。
心躍る般若心経♪
部屋中を満たしたいけど、お経が音漏れするとご近所さん怖がるよね。
それではこのへんで、余韻もなく終わりまする。